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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます

 元気でも元気じゃなくても、生きていてください

 いぬがみです(これは私の言葉ではありません)。


 このところ、新しい言葉を覚えました。

 「ドゥームスクローリング」と「キャンセルカルチャー」です。

 それぞれの言葉については、あえてここでは解説しません。それは私が今日もっとも書きたいことではないからです。

 ただ、これは私が陰謀(という名の流言飛語)渦巻く世の中を生きていくために必要な考え方であると認識しました。


 一方で、色々な要因により私の心はひどく落ち込みがちです。何も理由がなくても落ち込みがちです。仕事をしている時は、無理やり自分を駆り立てて走り切りますが、朝起きて出社するまでと退社して部屋に戻って寝るまでの時間が苦痛なのです。

 それで少しでも気持ちを紛らわそうと思ってスマートフォンを繰ってみるものの……結局、ダメなんですよね。事件があって、それをテレビのコメンテーターが批評して、それに対してネットでは云々……と、そんな話ばかり。それだったら、わざわざ読みたくありません。

 とかなんとか言って、最近は心を閉じています。表向きには何とか話を合わせますが、心から笑うということが、徐々に少なくなってきました。昔ある人が「元気があれば何でもできる」と言いましたが、すでに私の心は元気を生み出すことができなくなりつつありました。


 そんな私が最近よく聞くようになったラジオ(エフエム青森)で、さっき書いた言葉を聞いたのです。すなわち、

 「元気でも元気じゃなくてもいいから、生きていてください」

 ということです。一回しか聞かなかったので少し違うかもしれませんが、大きな意味合いは変わらないと思います。


 BiSHというグループは、知っています。アイナ・ジ・エンドという名前も、聞いたことがあります。ただ、素直に好きになるには格好をつけすぎると思いました。

 でも、そのアイナ・ジ・エンドが言ったこの言葉は、私の心に鋭く斬りこんできました。よく「刺さる」とか「衝撃を受けた」いう言い回しがありますが、私にとっては「斬りかかられた」という印象です。もう川中島の戦いで突然斬りこんできた上杉謙信みたいなもんですよ。それに対して私も武田信玄のごとく軍配で受け止めてね。

 スゲーことを言うやつだな、と思いました。そのうえで、

 「そんなに言うんだったら、生きてみるしかないじゃないか」

 死にかけていた私の心が、少しずつ生き返ってきたのです。少しずつ空気を取り込んで、踏みとどまって再び前に進むことができそうになりました。


 7月19日より、私はアイナ・ジ・エンドという人を好きになりました。全力で好きになれるかどうかはわかりませんが、少なくとも、その言葉は、私が前に進むエネルギーになりそうです。「元気じゃなくても、誰かが自分に『生きていてほしい』と思っているのなら、何とか生きていこう」と。そう思って生きられる気がします。

 ただしアイナというと鈴木愛奈がいるので、便宜的に鈴木愛奈の方を「いいほうのアイナ」としアイナ・ジ・エンドの方は「悪いほうのアイナ」とさせていただきます。Uインターかよ! って、このツッコミもマニアックすぎましたねスミマセン。

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