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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます

 アンドロイドは何かしらの夢を見るのか?

 いぬがみです。


 離婚して、もう誰を好きになろうと何を好きになろうと止めてくれる人がいない私。最近たまたまコンビニの単行本コーナーで見かけた『ぽんこつポン子』というマンガが好きになりました。そのおかげで久々にスピリッツを毎週手に取るようになりました。

 妻に先立たれた一人暮らしの男性のところにやってきたメイドロボット。本来的な業務をまともにこなせないので、これでは北大路欣也氏でなくても「ポンコツだな」と言ってしまうでしょう。これは、ちょっと前の缶コーヒーのCMですね。

 でもこのロボットは、とにかく役に立ちたいと一生懸命に頑張るんですね。そういう様子を見て少しく心を打たれた独居老人も、「まあとりあえず」って感じで同居させるようになった……っていうところでしょうか。

 
 で、その余勢をかって、攻め込む時期をうかがっていた『小林さんちのメイドラゴン』に挑戦することにしました。

 まあ実は、前にアニメを2~3話見たことがあって、その時点で「これなら、いけるかも」と思っていたんですけどね。押しかけメイドが同居する相手が、しっかり成長した良識ある成人女性だから、これなら大丈夫だろう、と。

 何がって、アレですよ。まあ『ぽんこつポン子』もそうなんですが、作中で勝手にどんどん恋愛ごっこを繰り広げるような心配はないだろうってことですよ。その代わり、押しかけメイドたちの方は(片やそのために作られた機械として、片や恩返しとして)愛に満ち溢れ、それを押しかけられた側の人たちが受け入れる骨格で物語が進むのなら、安心してその雰囲気を楽しむことができるのかなって思ったんです。


 さかのぼれば『涼宮ハルヒの憂鬱』か、その前か。とりあえず、その手のシチュエーションが嫌になりはじめたのが、ちょうどそのころだったのですが。「とりえのない男子のところに、とても魅力的な女の子がやってきて、主人公を一方的にサポートしてくれる」「主人公は知識人、常識人ぶって女の子の自由奔放なふるまいをたしなめつつ恋に落ちていく」そういう骨格の物語じゃなくて、いいなって。

 私自身のところに、そういう女の子が来てくれるのなら、それはやぶさかではありませんよ。13歳の時に入ったローカル経営のハンバーガーショップにあった『うる星やつら』を読んで人生最初のときめきを覚え、つまらない通学途中の道のりで空を見上げてラムちゃんが自分のもとにも来てくれないかなあ……なんて妄想をしたことだって、100回や200回じゃありません。でも、それが私以外の人間じゃ嫌なんです。自分が好きになった女の子がほかの男のもとに行くのを、見ているのは、我慢できないのです。

 (まぁこれは主に少年漫画の場合であって、少女漫画の場合、また違ってくるのですが。……アレかな、少女漫画の場合、もう雰囲気が違いすぎて、最初から銀幕の向こう側のお姫様を見ているような気分になるから、素直に「女の子がハッピーエンドにたどり着ければいいなあ」って思うのかな。このあたりはもうちょっと自分の考えを掘り下げてみる必要がありますね)


 まだまだ語りつくせないところではありますが、このまま延々と話し続けても読んでいただく方が大変だと思いますので、今宵はここまでに致しとうござりまする。


まだ生きていることができたら、またブログを更新します。

そうでありたいと願いつつ、今日はこの辺で。

良い一日でありますように。

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