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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは

 「もう少し、生きてみてもいいかな」と思った

 いぬがみです。


 太宰治はもうダメだもう死のうと思っていた矢先に着物をもらって、どうやらそれが夏向きのものだったために、「とりあえず夏までは生きてみよう」と思って自殺を延期したことがあるそうですが、私もまたそんな感じでした。


 このところ偏食による栄養失調とスマホの見過ぎで心身の衰弱が急速に進み、「目を開けているだけでめまいがして吐きそうになる」という最悪な状態に。仕方がないので眠いわけでは無いけれど、とりあえず布団に入って目を閉じて。そんなことが午前10時から午後6時までありました。

 この状況を打破するためには、たとい今月の給料が、すでにクレジットカード生命保険自動車保険等々の予定された支払金額を下回る絶望的な状況であるとはいえ、「少し栄養のあるものを食べて元気をつけなくちゃいけない」と判断した私。車を飛ばして幸楽苑でラーメンと餃子3個セットを注文しました(……これでも、かなり頑張りました)。

 そうしたところ、餃子とご飯を持ってきた店員がボソリと一言。

 「ちょっと多く焼いちゃったんで、よかったらどうぞ」

 ……僥倖……なんという僥倖……!

 どちらかというと「最強伝説 黒沢」に近い感じもしますが、とにかく嬉しかったです。このところ、あんまり、いいことなかったから。

 その後、気晴らしに調整が終わって再稼働した『ストリートファイターII(初代)』をゲーセンでプレイ。こないだ負けたガイルには勝ったけど、ブランカに負けてしまいました。

 そして、反省と特訓および弱り切った体に刺激を与えるべくスーパー銭湯「十和田温泉」に行き、浴室の隅っこにあった「でんき風呂」に果敢にトライしたのでした。


 電気風呂……というのは、ちょっと古びたスーパー銭湯、あるいはまだそんな言葉がなくて「健康ランド」という名前の施設にもあるので、歴史的には割と古いんでしょうね。というか、この十和田温泉というところはぱっと見新しい雰囲気だったので、「あれ、ここにもあるんだ」って感じでしたが……。

 どんなところかは、まあ、わかりますよね。浴槽の壁に電極版があって、そこから常に弱電が発生していて、それによって体の内部にビビビッと刺激を与えるっていう。

 ところが最近はこの電気風呂も進化しているんですね。常に一定量の電気を発生させているわけじゃなく、適度にインターバルを置きながら私を感電させるじゃありませんか。これがなかなか地味に効くんですよね。

 実際のところ常に同じレベルで感電していると、最初はちょっぴり痛いんですが、次第に慣れてくるんですよね。それが気持ちいいんですが……

 (ビッ)_(ビッ)_(ビッ)_(ビッ)……と1秒おきぐらいにやられると、慣れる暇も息つく暇もありません。そのうち電極に接していない部位が自分の意志と関係なくガクガクと小刻みに震えてきてしまって、「こ、これは……!」と、少しく危険を感じるほどに刺激を味わえます。

 いつもの連続的な感電システムが、ブランカの必殺技「エレクトリックサンダー」あるいはラムちゃんの「ダーリンおしおきだっちゃ」的なものだとすれば、今日のこれは「メタルギアソリッド」の中に出てきたオセロットの拷問に近いですね。あまり長く入っていると、本当に大塚明夫さんばりの悲鳴を上げてしまいかねないと思ったので、故・戸谷公次さんの物まねで、

 「よし、今日はこのぐらいにしておこう」

 と言って浴槽を出ました。ああ、これは「MGS1」でのシーンですから。


 で、まあ部屋に戻ってきて、ちょっと体調を見ながら、これからチューダー(※)を飲むかどうか考えているところです。飲むにしても、まあ、少しだけにしようかな。


 まだ生きていることができたら、またブログを更新します。

 そうでありたいと願いつつ、今日はこの辺で。

 良い夢を。おやすみなさい。


 ※ 「焼酎のサイダー割」のこと。テラさんのオリジナルカクテル。メンチカツサンド(フランスパンを使用)、キャベツ料理と並ぶ「ンマーイ!」的な料理のひとつ。

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