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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
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こんばんは

 謹んで新年のご挨拶を

 いぬがみです(賀詞なし挨拶)。


 多くの人にとってお正月、特にも1月1日2日3日あたりまでは、特別に楽しい時期でしょう。私だって、そう思う人たちのおかげで今日のバーリアルとかXフライドポテト1.5倍増量中とかをがっつくことができるんですから(ええ、さっきミニストップで買い物をしてきました)。

ただ私自身、ごくプライベートなことを言えば、何年も前から「正月って何なんだろう」という疑問を持ってきました。

 もちろん私だってお正月の浮かれた雰囲気は、嫌いじゃありません。特別編成の番組をテレビで見て、おせちを食べて、お雑煮に入れるモチを何個にするか考えたり初売りのお店に行ってアレコレと目移りしたり……。いわゆるお年玉というやつがもらえる年齢までさかのぼれば、そのワクワクは二倍三倍に膨れ上がります。

 そういった気持ちが薄らぎ薄らぎ、すれっからしのボロボロ雑巾のような心になってしまったのは、決してここ15年くらい土日祝日年末年始関係なしの完全シフト勤務の会社に勤めているから……というわけではありません。そして、このあたりの原因をこれ以上追及しても、あんまり私自身が面白くないので中断します。


 いいんですよ、日本という国は。正月だろうとクリスマスだろうと、楽しそうなこと(そして企業とかにしてみれば、カネになりそうなこと)であれば古今東西和魂洋才、なんでもかんでも取り込んで盛り上がってワイワイやる国なんですから。「ええじゃないか、ええじゃないか」ですよ。「まあじゆうにやろうや」ですよ。ワインを飲んで爆笑のちに爆睡ですよ(「水曜どうでしょう 十勝二十番勝負」を参照)。


 そんな現在は電気グルーヴのアルバム「Vitamin」を聞きながら書いています。

 久しぶりに聞きましたが、やっぱり心躍りますね。高校の文化祭のフリマで「テクノミュージックが好きです」と、エイフェックス・ツインとかスクエアプッシャーとか、日本人ならケン・イシイとかを意識しして話していたら薦められ、断り切れず買ったCD。ごく最初、ほんのちょっぴりだけ拒否反応が出かけたものの、「ニセモノ・フーリガン」そして「富士山」あたりで、完全にやられました。今でこそ色々と語ることをはばかられるかもしれませんが、あえて言います。ピエール瀧さんにやられました。高いぞ高いぞ富士山!


 これから度数の高いチューハイを飲むので、その前に今日の記事を締めくくります。そしてネットにはつながず、オフラインで飲みます。そうじゃないと、こないだみたいに事故が起きますから。


 自分でもちょっぴり意外だったんですが、今の不安定なメンタリティに対して、1998年(高校2年生)のころにハマった電気グルーヴの曲が、すごく効くんですよね。最近はいわゆるアニソン、特にいえばスクールアイドルの楽曲ばかり聞いていたのですが、やっぱり自分がリアル17歳だったころに聞いていた曲にはかないません。

 うちの弟者は26歳(1994年生まれ)なので、過去のことが嫌で嫌でたまらない時期のようです。わかります。オレにもそう思っていた時期がありました(範馬刃牙ふうに)。それは否定しません。

 でも、ね。今年の7月でいよいよ40歳の大台に達する犬神は、そんなこと、言っていられないんです。

 っていうか40歳ですよ。2021年、犬神、40歳。

 ……まだビールしか飲んでいませんから、ちゃんと意識がある。その前提で言いますが……

 この10年は、どこか、時間が止まったような感じがしていました。

 だって、10年前と言えば、2011年。

 3月11日。

 …………


 そっか、あれからもう10年か。

 おれは、あの日から、どう生きてきただろう。

 
 書きながら、ちょっとシビアに、そんなことを思いました。

 今日から、少し振り返って考えてみたいと思います。

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