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こんばんは。
ご無沙汰しております
いぬがみです。
昨日スマートフォンを新しい機種に変えました。じつに3年ぶりでしょうか。
以前使っていたのは富士通製の『アローズ』。ええ、二言目には「アホーズ」とか「情報弱者ケータイ」とかと言われているarrowsです。
まあ、確かに犬神はいわゆる情報弱者の側に立つかと思います。そもそも人間そのものが情報弱者というか脳が弱いというか発達障害というか社会不適合者(ソシオパス)というか。まあ、そんなことはどうでもいいですわな。
一応、言い訳をしておくと、当時の私がarrowsを選択したのはそれが「ミルスペック」をうたい文句にしていたから。これは要するにアメリカ国防総省が軍用調達品として採用する際に目安となる規格のことですね。この世で最も過酷な場所である戦場に兵隊さんが持っていくんだから、これこれこのくらいの状況に耐えられなきゃダメだよ、と。そういうのをわかりやすく示したのがMIL規格、すなわちミルスペックと。
人間、14歳中二のころに何に影響を受けたかでその後の人生が決まるといわれていますが(?)、私の場合は『コンバットマガジン』でした。それ以来ずっとミリオタの要素が心の基本構成要素となっているので、やっぱり『ミルスペック準拠』という言葉には惹かれるわけですよ。
「コンピュータの性能はほどほどで良い。大事なのは、とにかく壊れないこと」
「速いだけが取り柄のひ弱なサラブレッド」ではなく、過酷な戦場での使用に耐える「騎兵の馬(ディーンストプフェルト"Dienstpferd")」を目指してFw190という戦闘機を開発した第二次大戦期のドイツの航空技師クルト・タンクのようなことを言って、それを選択しました。あと、大好きな漫画『ゴルゴ13』の影響もあるかな。正確性よりも信頼性。スペックよりも、どんな状況でもちゃんと動くタフさ。そういうのがいいんですよ。
そんな情報弱者ケータイでも、このたび充電端子に不具合が出てマトモに充電できなくなるトラブルさえ発生しなければ、別に不自由はしませんでした。まあ私の雑すぎる扱い方に、さすがのミルスペックケータイも音を上げてしまったのでしょうね。
ちょうど壊れかけたファミコンと一緒です。カセットの微妙な差し込み具合によってゲームができたりできなかったり。ああいう感じ。そんな微調整を何十分もかけて行って、何とか安定したかと思っても、朝になったら「充電端子に異常を感知して……」とか何とか言って、結局、いつも不完全充電のまま。携帯電話のバッテリーは満充電にならなくても、使用者のメンタル的なストレスは限りなく満充電に近づきます。
実際、しばらく前にもこういう状況があったんですよね。それでドコモショップに行ったら「充電端子がイカレかけてるから、もう新しいのに変えた方がいいですよぉ(はぁと)」と(そういう意味合いのことをとっても丁寧に)受付のお姉さんに言われて、「じゃあ、どうしようもなくなったら、そうします」と精いっぱいの強がりで吐き捨ててその場を後にして。
……今、こうして書きながら思ったのですが、そこからの時間を考えると、すごくよく頑張ってくれたのかなって。そんな気がしてきました。あくまで機械、あくまで消耗品ではありますが、「余命3か月」と言われながらもそれを大幅に上回る時間を生き抜いて、最後のほうはユーザーの無理やり極まりない要求に応え、力尽きていったのですから……。
わかるんです。私もかなりメンタルをやられて、1日に5時間も7時間もずっとスマホを握りしめているような時がありました。そういう時はバッテリーが途中で終わるのが嫌だから、充電しながらやっていました。たぶん無理な負荷がかかっていたんだろうな。それでもなんとか耐えて、ずっと頑張って……それで、ついに限界が来たんだろうな。なんてね。
あれ、今日はこんなセンチメンタルなことを書くつもりじゃなかったんだけれどな。まあいいや、とにかく続けます。
ご無沙汰しております
いぬがみです。
昨日スマートフォンを新しい機種に変えました。じつに3年ぶりでしょうか。
以前使っていたのは富士通製の『アローズ』。ええ、二言目には「アホーズ」とか「情報弱者ケータイ」とかと言われているarrowsです。
まあ、確かに犬神はいわゆる情報弱者の側に立つかと思います。そもそも人間そのものが情報弱者というか脳が弱いというか発達障害というか社会不適合者(ソシオパス)というか。まあ、そんなことはどうでもいいですわな。
一応、言い訳をしておくと、当時の私がarrowsを選択したのはそれが「ミルスペック」をうたい文句にしていたから。これは要するにアメリカ国防総省が軍用調達品として採用する際に目安となる規格のことですね。この世で最も過酷な場所である戦場に兵隊さんが持っていくんだから、これこれこのくらいの状況に耐えられなきゃダメだよ、と。そういうのをわかりやすく示したのがMIL規格、すなわちミルスペックと。
人間、14歳中二のころに何に影響を受けたかでその後の人生が決まるといわれていますが(?)、私の場合は『コンバットマガジン』でした。それ以来ずっとミリオタの要素が心の基本構成要素となっているので、やっぱり『ミルスペック準拠』という言葉には惹かれるわけですよ。
「コンピュータの性能はほどほどで良い。大事なのは、とにかく壊れないこと」
「速いだけが取り柄のひ弱なサラブレッド」ではなく、過酷な戦場での使用に耐える「騎兵の馬(ディーンストプフェルト"Dienstpferd")」を目指してFw190という戦闘機を開発した第二次大戦期のドイツの航空技師クルト・タンクのようなことを言って、それを選択しました。あと、大好きな漫画『ゴルゴ13』の影響もあるかな。正確性よりも信頼性。スペックよりも、どんな状況でもちゃんと動くタフさ。そういうのがいいんですよ。
そんな情報弱者ケータイでも、このたび充電端子に不具合が出てマトモに充電できなくなるトラブルさえ発生しなければ、別に不自由はしませんでした。まあ私の雑すぎる扱い方に、さすがのミルスペックケータイも音を上げてしまったのでしょうね。
ちょうど壊れかけたファミコンと一緒です。カセットの微妙な差し込み具合によってゲームができたりできなかったり。ああいう感じ。そんな微調整を何十分もかけて行って、何とか安定したかと思っても、朝になったら「充電端子に異常を感知して……」とか何とか言って、結局、いつも不完全充電のまま。携帯電話のバッテリーは満充電にならなくても、使用者のメンタル的なストレスは限りなく満充電に近づきます。
実際、しばらく前にもこういう状況があったんですよね。それでドコモショップに行ったら「充電端子がイカレかけてるから、もう新しいのに変えた方がいいですよぉ(はぁと)」と(そういう意味合いのことをとっても丁寧に)受付のお姉さんに言われて、「じゃあ、どうしようもなくなったら、そうします」と精いっぱいの強がりで吐き捨ててその場を後にして。
……今、こうして書きながら思ったのですが、そこからの時間を考えると、すごくよく頑張ってくれたのかなって。そんな気がしてきました。あくまで機械、あくまで消耗品ではありますが、「余命3か月」と言われながらもそれを大幅に上回る時間を生き抜いて、最後のほうはユーザーの無理やり極まりない要求に応え、力尽きていったのですから……。
わかるんです。私もかなりメンタルをやられて、1日に5時間も7時間もずっとスマホを握りしめているような時がありました。そういう時はバッテリーが途中で終わるのが嫌だから、充電しながらやっていました。たぶん無理な負荷がかかっていたんだろうな。それでもなんとか耐えて、ずっと頑張って……それで、ついに限界が来たんだろうな。なんてね。
あれ、今日はこんなセンチメンタルなことを書くつもりじゃなかったんだけれどな。まあいいや、とにかく続けます。
新しいのは富士通からシャープへ。自分は古い人間なのでシャープというと早川電機、X1からx68000「夢の続きを語ろうよ」から「目の付け所がシャープでしょ」って、どんだけ昭和なんだよ。ああ、そうですよ、来年40歳ですよ。いや、それは関係ない。
今回シャープ製の端末を選んだのは弟者からのすすめです。まぁ、そうじゃなくてもね。私は決して国粋主義を掲げるわけではないのですが三星(galaxy)とかLG(ラッキー金星)とかよりもソニーとか富士通とかシャープとかを選びたくなるじゃないですか。やっぱり(犬神自身が知った時間が早いという意味で)歴史が違うんですよ。
富士通と言えばFM-7(そこまでさかのぼるの!?→詳細はかなりパーソナルな話になるので割愛)。シャープと言えばXなんとか(既述のため割愛)。ソニーと言えばPlaystation違う違う人々のHitBitですよ。……うわぁかなり酔ってるなあ。そして、年齢がわかるなあ。わからない人は「MSX」という単語をgoogleとやらで検索してみてください。それが20世紀という歴史の中で、だいたいどの時代にもてはやされた言葉なのかを知る時、このあたりの文章のニュアンスが分かると思います。……いや、わかんねえかなあ。わかんねえだろうな~(書いている本人さえちょっと不安になるような昭和極まりないオチ。
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新しいのは富士通からシャープへ。自分は古い人間なのでシャープというと早川電機、X1からx68000「夢の続きを語ろうよ」から「目の付け所がシャープでしょ」って、どんだけ昭和なんだよ。ああ、そうですよ、来年40歳ですよ。いや、それは関係ない。
今回シャープ製の端末を選んだのは弟者からのすすめです。まぁ、そうじゃなくてもね。私は決して国粋主義を掲げるわけではないのですが三星(galaxy)とかLG(ラッキー金星)とかよりもソニーとか富士通とかシャープとかを選びたくなるじゃないですか。やっぱり(犬神自身が知った時間が早いという意味で)歴史が違うんですよ。
富士通と言えばFM-7(そこまでさかのぼるの!?→詳細はかなりパーソナルな話になるので割愛)。シャープと言えばXなんとか(既述のため割愛)。ソニーと言えばPlaystation違う違う人々のHitBitですよ。……うわぁかなり酔ってるなあ。そして、年齢がわかるなあ。わからない人は「MSX」という単語をgoogleとやらで検索してみてください。それが20世紀という歴史の中で、だいたいどの時代にもてはやされた言葉なのかを知る時、このあたりの文章のニュアンスが分かると思います。……いや、わかんねえかなあ。わかんねえだろうな~(書いている本人さえちょっと不安になるような昭和極まりないオチ。
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