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こんばんは。
誰も責めてはいけない
いぬがみです。
NHKの8時45分から始まったニュースで、函館沖で戦時中に沈められた青函連絡船が発見されたというニュースを見ました。
おりしも今日は戦争終結からウン年と2日。いや75年ですよ。終戦は1945年、今年は2020年。だから計算すればそれはすぐにわかりますが、何十年だろうと何百年だろうと変わらない思い、そして、それに対する理屈。それを今日は書き留めます。
要するに「戦争というもの」が、いけないんですよ。
直感的に言えば「大砲も何も積んでいないのに、一方的に爆弾をボカボカ落として沈められた」ということに関する怒りのような感情が起こる一方で、当時のアメリカ軍の兵隊さんにしてみれば、「自分たちの家族を殺された」あるいは「今ここで敵国の戦力を削がなければ自分や自分の家族が殺されるかもしれない(=そうならないようにするためなら何でもする)」という思いがあったでしょう。
多分それは前線の兵隊さんだけでなく、指揮官の人たちもそうだったんじゃないかなと想像します。まぁ1981年生まれの私は、戦争終結から50年以上が経った後にゲーム『ワールドアドバンスド大戦略』で仮想体験したにすぎませんが。
それでも、とりあえずゲームをやっている間は、そう考えていたんです。「自分たちの操作している陣営が勝利するためなら、相手が輸送船だろうと何だろうと潰さなくちゃいけない」とか「まったく反撃してこない都市を一方的に爆撃して壊滅状態にさせ、相手の戦略的戦力を削がなければいけない」とかってね。ひいては「最終的にこのマップで勝利するためには、捨て駒になってもらうしかない」とかって。
終戦50周年の年にあって、私は中学2年生でした。ちょうどそのころは戦時中の日本でどのような兵器が使われていたのか? とか、実際の軍隊の生活というのはどうだったのか? という書籍がたくさん出ていました。それぞれ中2の私にとっては決して安くありませんでしたが、セガサターンを無理して購入しWA大戦略の洗礼を受けたこともあって、何冊か買いました。そして、その影響は今もなお引き継いでいます。
もうずいぶんと酔っぱらってしまったので、あまり難しいことを言う前に結論します。
戦争というのは「どっちも正しいと思って」起こります(byドラえもん)。その結果として敗者と勝利者が生まれますが、少なくとも今の私にとっては、その悪いことばかりが目につきます。
しなくてもいいなら、しない方がいいんです。
「しなくちゃいけない」とか「それしか道はない」という人もいますが、その言葉をきっと私は最後まで信じることができないでしょう。
「この悲劇が二度と繰り返されることがないことを願って」
セガサターンの「ワールドアドバンスド大戦略」のオープニングムービーの前に出てくるセリフです。
きっと、そういう思いをもとに、こういうゲームを作ったんだろうと私は受け止めています。
誰も責めてはいけない
いぬがみです。
NHKの8時45分から始まったニュースで、函館沖で戦時中に沈められた青函連絡船が発見されたというニュースを見ました。
おりしも今日は戦争終結からウン年と2日。いや75年ですよ。終戦は1945年、今年は2020年。だから計算すればそれはすぐにわかりますが、何十年だろうと何百年だろうと変わらない思い、そして、それに対する理屈。それを今日は書き留めます。
要するに「戦争というもの」が、いけないんですよ。
直感的に言えば「大砲も何も積んでいないのに、一方的に爆弾をボカボカ落として沈められた」ということに関する怒りのような感情が起こる一方で、当時のアメリカ軍の兵隊さんにしてみれば、「自分たちの家族を殺された」あるいは「今ここで敵国の戦力を削がなければ自分や自分の家族が殺されるかもしれない(=そうならないようにするためなら何でもする)」という思いがあったでしょう。
多分それは前線の兵隊さんだけでなく、指揮官の人たちもそうだったんじゃないかなと想像します。まぁ1981年生まれの私は、戦争終結から50年以上が経った後にゲーム『ワールドアドバンスド大戦略』で仮想体験したにすぎませんが。
それでも、とりあえずゲームをやっている間は、そう考えていたんです。「自分たちの操作している陣営が勝利するためなら、相手が輸送船だろうと何だろうと潰さなくちゃいけない」とか「まったく反撃してこない都市を一方的に爆撃して壊滅状態にさせ、相手の戦略的戦力を削がなければいけない」とかってね。ひいては「最終的にこのマップで勝利するためには、捨て駒になってもらうしかない」とかって。
終戦50周年の年にあって、私は中学2年生でした。ちょうどそのころは戦時中の日本でどのような兵器が使われていたのか? とか、実際の軍隊の生活というのはどうだったのか? という書籍がたくさん出ていました。それぞれ中2の私にとっては決して安くありませんでしたが、セガサターンを無理して購入しWA大戦略の洗礼を受けたこともあって、何冊か買いました。そして、その影響は今もなお引き継いでいます。
もうずいぶんと酔っぱらってしまったので、あまり難しいことを言う前に結論します。
戦争というのは「どっちも正しいと思って」起こります(byドラえもん)。その結果として敗者と勝利者が生まれますが、少なくとも今の私にとっては、その悪いことばかりが目につきます。
しなくてもいいなら、しない方がいいんです。
「しなくちゃいけない」とか「それしか道はない」という人もいますが、その言葉をきっと私は最後まで信じることができないでしょう。
「この悲劇が二度と繰り返されることがないことを願って」
セガサターンの「ワールドアドバンスド大戦略」のオープニングムービーの前に出てくるセリフです。
きっと、そういう思いをもとに、こういうゲームを作ったんだろうと私は受け止めています。
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