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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます。

 「無意識の心理」を読了しました

 いぬがみです(やっと終わった……)。


 先に読んだ『自我と無意識の関係』もユング心理学格好の入門書とうたわれており、これもそうなんですが、まあ難しいですね。何とか最後まで読まなくちゃと思って頑張り続けた結果、軽い神経症的な様相になってしまいました(「軽い」ので、今はもう回復傾向)。まあ古い翻訳だからっていうのもあるのかな。とにかく久々に、ちょっとしんどい読書の時間でした。

 でも、いいんです。もとより一冊か二冊の書物をサラッと読んで、すべてを理解できるはずはないのですから(漫画がたくさん入ってたり、1ページ当たりの文字数が極端に少なかったりして、じっくり読もうったってすぐに読み終わっちゃうような流行本もたくさんありますが)。

 とにかくこれで私も「入門」はできたんじゃないかな。そこからどれほど突き詰めていけるのか、あるいは「破門」されるのか。それはまだわかりません。

 でも、それは若いころのような「経験がなさ過ぎて考えられない」という意味ではなくて、「その時の思想も後になって新しいことに気づいて、変わる可能性もある」という意味です。そういう可能性があることを受け入れて、自分が経験したこと、考えたことを安易に捨てず、手元に置いといてなで回す――そういうものだと思うのです。

 一般的には「●●だから××である」と結論付けてくれた方が、たぶん楽だと思うんですけどね。フロイトにせよアードラーにせよ、そういう感じですから。性欲とか権力とか。……でも、ユングも二人の理論をまったく否定しているわけではありませんしね。とりあえず私もこの後アドラー心理学の本を読んでみます。ただし専門書ではなく、漫画が入ったやつをかる~くね。

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