こんばんは。
『自我と無意識の関係』読了しました
いぬがみです。
大学時代は日々の生活費をかえりみず次々と高価な本を買う貧乏書生気取りな日々を送っていたのですが、このユングの本は久々にそんな感じで買いました。
次はユング自身がフロイトやアドラーの無意識理論を素描し、それらとの違いを説いていった『無意識の心理』とかを読んでみたいのですが、これらは「自我と無意識の関係」の訳者あとがきによれば、まだユングが若かったころに書かれたものだといいます。若かったといっても50代ですから、私からしてみれば十分なベテランだと思うのですが、そうらしいです。
だからというわけではないのですが、私もまた、「〇〇だから××なのだ」と決めつけていくのは慎重に避けなければならないと思いました。フロイト先生だったら透明なテンプレートみたいなものを人の心にたたきつけて、大体のことを「それはセックスしたい抑圧なのだ」と結びつけてしまうのでしょうけどね。
一方アドラー先生はどうでしょう。なんでもいいから一冊、適当に入門書を読んでみればいいじゃないかと言ってブックオフに行ってみたら、確かに「わかりやすい」「コミックで」とかなんとかってキャプションのついたアドラー心理学入門本がズラーーーッと並んでいました。
そして試しに一冊手に取って開いてみたところ、いきなり「ちょっと大人になった、昔少女漫画を読んでいた女性」向けの絵柄とストーリィ展開の中、唐突に男性がアドラー心理学の要旨を語りだし女性の人生が好転するというものでした。
「これはいけないな」
静かに本棚に戻し、そのままブックオフを後にしました。かえって、わからなくなってしまうような気がするからです。余計なイメージがまとわりついてしまうからです。
アドラー心理学も勉強する必要があります。だからこそ、何をもって入門するか。それが難しくもあり、楽しみでもあります。でもユング博士の『無意識と心理』が一番手堅い入門書かな。
『自我と無意識の関係』読了しました
いぬがみです。
大学時代は日々の生活費をかえりみず次々と高価な本を買う貧乏書生気取りな日々を送っていたのですが、このユングの本は久々にそんな感じで買いました。
次はユング自身がフロイトやアドラーの無意識理論を素描し、それらとの違いを説いていった『無意識の心理』とかを読んでみたいのですが、これらは「自我と無意識の関係」の訳者あとがきによれば、まだユングが若かったころに書かれたものだといいます。若かったといっても50代ですから、私からしてみれば十分なベテランだと思うのですが、そうらしいです。
だからというわけではないのですが、私もまた、「〇〇だから××なのだ」と決めつけていくのは慎重に避けなければならないと思いました。フロイト先生だったら透明なテンプレートみたいなものを人の心にたたきつけて、大体のことを「それはセックスしたい抑圧なのだ」と結びつけてしまうのでしょうけどね。
一方アドラー先生はどうでしょう。なんでもいいから一冊、適当に入門書を読んでみればいいじゃないかと言ってブックオフに行ってみたら、確かに「わかりやすい」「コミックで」とかなんとかってキャプションのついたアドラー心理学入門本がズラーーーッと並んでいました。
そして試しに一冊手に取って開いてみたところ、いきなり「ちょっと大人になった、昔少女漫画を読んでいた女性」向けの絵柄とストーリィ展開の中、唐突に男性がアドラー心理学の要旨を語りだし女性の人生が好転するというものでした。
「これはいけないな」
静かに本棚に戻し、そのままブックオフを後にしました。かえって、わからなくなってしまうような気がするからです。余計なイメージがまとわりついてしまうからです。
アドラー心理学も勉強する必要があります。だからこそ、何をもって入門するか。それが難しくもあり、楽しみでもあります。でもユング博士の『無意識と心理』が一番手堅い入門書かな。
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