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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます。

 新しいカメラが欲しい

 いぬがみです。


 といって現在利用しているペンタックスSPに飽きたとかってわけではありません。ただ、時々ミラーアップしたまま戻らなくなったり、巻き上げレバーが動かなくなったりと、機械的トラブルが生じるたびに、
 「今度壊れたら、どうしよう」
 そういう思いが起こるのも事実。もちろん、またオーバーホールに出せばよい話なのですが、その一方で新しい機種を使うというのもアリかな……と思いまして。いっそのことデジタル一眼に移行するのもどうだろう、と思い最新機種のカタログをもらってきました。



 世の中、キヤノンやニコンといった極・大メーカーからソニーのような新規メーカー(源流はミノルタですが)、さらに小型軽量というコンセプトを推し進めた独立独歩、唯一無二の存在感を放つオリンパス……やらなにやら。まあ一言で言えば目移りしてしまいます。

 そんな時、何をもって長い相棒となる一機を選ぶのか? というのは、私にとっては非常に大事かつ慎重に決めなければならないことです。それは性能とか用途とかに加えて、

 「自分はこういうわけで、このカメラを使っています」

 そういう風に迷いなく全世界にアピールできるようなものに、しなくちゃいけないと思っているからです。

 だって、単純にそこそこきれいな写真が撮りたいのならスマフォンのカメラで十分事足りますし。さらにいえばうちの嫁からもらったソニーのコンデジもあるからx倍ズームで遠い距離もまずまず対応できます。それなのにもう一台のカメラを、しかも完全アマチュア野郎の私が使おうっていうのであれば、ちょっとやそっとの理由づけじゃうちの嫁の稟議がおりません。あ! いや……ここだけの話ってことで……。


 現在使っているペンタックスSPは(露出計以外は)機械制御のアナログフィルムカメラという趣味性の強いカメラです。測光もアナログだし、フィルムの感度とその時の空気によって、どんな写りになるのかわかりません(少なくともデジタル的な写真ほど)。フィルム代も現像代も、コストも高いですから、一枚一枚に気持ちが入り込みます。

 そういうことを考えると、やはり次もメカニカル機であろう、と考えている私。デジタル一眼に関しては(「OM-D」を除いて)やはり興味がわきません。そこまで超絶ハイスペックな性能は必要ありませんし。大体、覚えることが多すぎて途中で嫌になっちゃう気がするんですよね。それこそ趣味として楽しみ続けることができなくなってしまう気がするのです。

 それなら最初から、そんな面倒くさい機能がついていないカメラがよろしい。露出計くらいはあった方がいいけど、ペンタックスの露出計が故障したときはスマフォンアプリの露出計を使って何とかしたし、絶対にそれがなくちゃダメってわけでもない。手動で露光調整して手動でピント合わせて手動でフィルム巻き上げてカシャン! それがいいんです。

 ニコンやキャノンのロゴが入ったストラップで最新デジタル一眼(レフだかミラーレスだか)を首から下げて、渡部陽一さんみたいな服を着て、超望遠ズームつきレンズをまるでショットガンでも構えるように両手で抱えて振り回すハイアマチュア気取りの人たち……いや実際ハイアマチュア級の技術のある人たちなんでしょうけど……そういった人たちに対して変にコンプレックスを感じなくていいんです。ちゃんとしたポリシーをもって、こだわりの一台をもっていれば。


 話が長くなったので、今はニコン「FM2」「FM10」あたりを考えていることを書いて、文章を締めくくることにしましょう。あとデジタルカメラに関しては「OM-D」でしょうかね。それらに関する考えはまた次回以降ということで。

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