おはようございます
台風10号の被害、皆様はございませんでしょうか
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです(当ホテルは被害ゼロっぽい)。
わがホテルのある十和田市焼山付近は土砂災害危険情報・河川氾濫危険情報・道路の土砂崩れ・倒木等々・・・ま、色々ありましたが、それらをかいくぐり、現在は実家のある岩手県滝沢市に来ています。
まあ、そういうわけで私および私の職場に物理的な被害はありませんでしたが、大きな団体予約が次々とキャンセルになり、そういう意味での被害はありました。そこそこ忙しい(私の)休前日のつもりだったのに、うってかわって、少々ヒマなディナー対応となってしまったのです。
とはいえ、逆に言えば、そういうときに来てくれたお客様には張り切ってサービスしちゃいます。自分自身の質を高める意味でも、ヒマな時間を様々な思案の時間に当て、これを実行に移す。そして、いずれは忙しい時でも一定以上のクオリティを発揮できるスタッフになりたい・・・。そう思ってがんばっています。
さて、そんな昨晩のディナー対応でしたが、外国人のお客様が来ました。名前からすると、中国か台湾か、いずれにせよ日本語はあまり上手でない人たちでした。ベースにあるのは中国語。英語ならある程度は話せる。そして日本語はほとんどわからない。おかげでフロントの人は、対応に随分と苦心したみたいです。
それに対しては私はレストランの中だけの担当ですからね。まあアレコレ説明したい気持ちはありますが、とりあえず最低限の言葉と身振り手振りで、何とかやり過ごすことができました。具体的には、
"Show me your room number" (入店時、席に案内するため「お部屋番号を伺います」)
"This is drink menu. Would you like anything drink ?" (「飲み物はどうしますか」)
"May I take your plate ? " (「お皿、下げてもいいですか」)
"Please sign your name" (帰り際、伝票に「サインをお願いします」)
大体こんな感じです。
あとは、今日は休日なのでそうする必要はありませんでしたが、朝食対応時には、
"Good morning" (入店時の挨拶)
"Show me your room number" (ディナーと一緒ですね)
"buffet style" (バイキングでは通じなくても、こう言えば通じます)
"any table (sit down) OK" (手振りを加えながらany tableだけでも通じました)
これだけ話せれば、大体何とかなります。あとは、食べられない素材かなんかがあって、それに対応した料理を出すときに"no beef" とか"no fish"とか言いながら出せばオールオッケーです。まあ、今はここからさらに踏み出して、メニューに書いてある文字くらいは英語で話せるようにしたいなと考えています。
これ、今年に入って出会いに恵まれ、2度も中国に行ったことが、大きな経験になっているのかな。
特に2回目は、いきなりの単独行。現地でウチの奥さんと合流し、一緒に行動はしてくれたものの、奥さんも日本語は翻訳アプリ頼り。奥さんおよびその家族との意思疎通、さらには空港など私一人で切り抜けなければ行けない場所で、頼りになるのは英語しかありません。10年以上心の倉庫にしまいこんで、実際に使えるのかどうかさえわからない、ホコリまみれのポンコツ英語ではありますが、そんなことは言ってられませんやですよ。
正しいか正しくないかではなく、とにかく自分の意志を伝えるために言葉を並べ立てる。そうすると案外、通じるんですよね。わずか数日の体験でありましたが、私の英語も捨てたモンじゃないなと。そして、大切なのは文法ではなく、伝えようとする心なのだということを理解しました。ホコリはかぶっていても、さび付いていたワケではないようです。
そして、さらに深く掘り下げれば、高校~大学と、やや英語偏重の進学ルートをたどってきたことがベースにあるのかなという気がします。
高校受験のときは「定員割れしているから、受ければ確実に入れるだろう」というトンデモ理由で盛岡市内の市立高校(※)の英語科にもぐりこみ、「就職しないで本ばっかり読みたい、不思議の国のアリスの世界で暮らしたい」と思って滝沢市内にある某私立大学(※)の英文科で悠久の時間を過ごし。以来ず~っと英語を話す機会なく暮らしてきましたが、やはり、何でも覚えておいて損はありません。これは「麻雀放浪記」の登場人物である達っつあんこと「女衒の達」のせりふですが、そういうことです。
あまり説教くさい話は好きではありませんが、実際にそうだったのだから言います。学校で勉強したことは、学校を出てすぐには役に立たなくても、5年後10年後いきなり役に立つことがあります。だから勉強って大切だし、働かずに勉強できることは非常に幸せなんだと言うことを知っておいてください。って、学生諸君が私のブログを読んでいるとは考えづらいですが(もしも実際に読んでいる方がいたらコメントください)。
2016年。悲しきかな、わが出身学科である某市立高校の英語科は今年3月をもって消滅。大学の文学科もいつの間にか消滅し、とても寂しい思いをしていましたが・・・私が生きている限り、私がこうして英語を活かし続ける限り、その存在がかすむことはありません。
少々、話が飛びすぎてしまいましたが、そんな感じです。上手じゃなくても、フレーズ丸暗記でもいいです。英語を知っていれば、世界レベルである程度何とかなります。そして、自分が海外に行ったときにそうだと、逆に外国人が日本に来て、英語しか話せなくて困っている人の気持ちがわかります。「ここは日本だ、日本語で話せバカ」なんて、絶対に言えなくなります。
とりあえず、みんなでラジオ番組の「パックンマックンの笑って覚える英会話」を聞きましょう。スピードラーニングよりタメになります。いや私はスピードラーニングをやったことがないので、「より」とは言えませんが、無料で聴けるし楽しいし、いいんじゃないかな。私は大好きです。
台風10号の被害、皆様はございませんでしょうか
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです(当ホテルは被害ゼロっぽい)。
わがホテルのある十和田市焼山付近は土砂災害危険情報・河川氾濫危険情報・道路の土砂崩れ・倒木等々・・・ま、色々ありましたが、それらをかいくぐり、現在は実家のある岩手県滝沢市に来ています。
まあ、そういうわけで私および私の職場に物理的な被害はありませんでしたが、大きな団体予約が次々とキャンセルになり、そういう意味での被害はありました。そこそこ忙しい(私の)休前日のつもりだったのに、うってかわって、少々ヒマなディナー対応となってしまったのです。
とはいえ、逆に言えば、そういうときに来てくれたお客様には張り切ってサービスしちゃいます。自分自身の質を高める意味でも、ヒマな時間を様々な思案の時間に当て、これを実行に移す。そして、いずれは忙しい時でも一定以上のクオリティを発揮できるスタッフになりたい・・・。そう思ってがんばっています。
さて、そんな昨晩のディナー対応でしたが、外国人のお客様が来ました。名前からすると、中国か台湾か、いずれにせよ日本語はあまり上手でない人たちでした。ベースにあるのは中国語。英語ならある程度は話せる。そして日本語はほとんどわからない。おかげでフロントの人は、対応に随分と苦心したみたいです。
それに対しては私はレストランの中だけの担当ですからね。まあアレコレ説明したい気持ちはありますが、とりあえず最低限の言葉と身振り手振りで、何とかやり過ごすことができました。具体的には、
"Show me your room number" (入店時、席に案内するため「お部屋番号を伺います」)
"This is drink menu. Would you like anything drink ?" (「飲み物はどうしますか」)
"May I take your plate ? " (「お皿、下げてもいいですか」)
"Please sign your name" (帰り際、伝票に「サインをお願いします」)
大体こんな感じです。
あとは、今日は休日なのでそうする必要はありませんでしたが、朝食対応時には、
"Good morning" (入店時の挨拶)
"Show me your room number" (ディナーと一緒ですね)
"buffet style" (バイキングでは通じなくても、こう言えば通じます)
"any table (sit down) OK" (手振りを加えながらany tableだけでも通じました)
これだけ話せれば、大体何とかなります。あとは、食べられない素材かなんかがあって、それに対応した料理を出すときに"no beef" とか"no fish"とか言いながら出せばオールオッケーです。まあ、今はここからさらに踏み出して、メニューに書いてある文字くらいは英語で話せるようにしたいなと考えています。
これ、今年に入って出会いに恵まれ、2度も中国に行ったことが、大きな経験になっているのかな。
特に2回目は、いきなりの単独行。現地でウチの奥さんと合流し、一緒に行動はしてくれたものの、奥さんも日本語は翻訳アプリ頼り。奥さんおよびその家族との意思疎通、さらには空港など私一人で切り抜けなければ行けない場所で、頼りになるのは英語しかありません。10年以上心の倉庫にしまいこんで、実際に使えるのかどうかさえわからない、ホコリまみれのポンコツ英語ではありますが、そんなことは言ってられませんやですよ。
正しいか正しくないかではなく、とにかく自分の意志を伝えるために言葉を並べ立てる。そうすると案外、通じるんですよね。わずか数日の体験でありましたが、私の英語も捨てたモンじゃないなと。そして、大切なのは文法ではなく、伝えようとする心なのだということを理解しました。ホコリはかぶっていても、さび付いていたワケではないようです。
そして、さらに深く掘り下げれば、高校~大学と、やや英語偏重の進学ルートをたどってきたことがベースにあるのかなという気がします。
高校受験のときは「定員割れしているから、受ければ確実に入れるだろう」というトンデモ理由で盛岡市内の市立高校(※)の英語科にもぐりこみ、「就職しないで本ばっかり読みたい、不思議の国のアリスの世界で暮らしたい」と思って滝沢市内にある某私立大学(※)の英文科で悠久の時間を過ごし。以来ず~っと英語を話す機会なく暮らしてきましたが、やはり、何でも覚えておいて損はありません。これは「麻雀放浪記」の登場人物である達っつあんこと「女衒の達」のせりふですが、そういうことです。
あまり説教くさい話は好きではありませんが、実際にそうだったのだから言います。学校で勉強したことは、学校を出てすぐには役に立たなくても、5年後10年後いきなり役に立つことがあります。だから勉強って大切だし、働かずに勉強できることは非常に幸せなんだと言うことを知っておいてください。って、学生諸君が私のブログを読んでいるとは考えづらいですが(もしも実際に読んでいる方がいたらコメントください)。
2016年。悲しきかな、わが出身学科である某市立高校の英語科は今年3月をもって消滅。大学の文学科もいつの間にか消滅し、とても寂しい思いをしていましたが・・・私が生きている限り、私がこうして英語を活かし続ける限り、その存在がかすむことはありません。
少々、話が飛びすぎてしまいましたが、そんな感じです。上手じゃなくても、フレーズ丸暗記でもいいです。英語を知っていれば、世界レベルである程度何とかなります。そして、自分が海外に行ったときにそうだと、逆に外国人が日本に来て、英語しか話せなくて困っている人の気持ちがわかります。「ここは日本だ、日本語で話せバカ」なんて、絶対に言えなくなります。
とりあえず、みんなでラジオ番組の「パックンマックンの笑って覚える英会話」を聞きましょう。スピードラーニングよりタメになります。いや私はスピードラーニングをやったことがないので、「より」とは言えませんが、無料で聴けるし楽しいし、いいんじゃないかな。私は大好きです。
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック