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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんにちは。

現実(ニッポン)対台風(10号)

「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(青森県は絶賛大荒れ中)


こんなさなかではありますが、昨日レイトショーで「シン・ゴジラ」見てきました。

しかし、ここで私が内容やら感想やらを書き連ねても仕方がないので、それは最小限とします。すなわち、暗がりで私一人単独行だったこともあり、感情の赴くまま泣いてしまいました。それと、さすがSFオタクの監督だけあって、とても高いレベルでまとまった作品だったなと。そういうことです。ただ、私が泣いたのは、いわゆるクライマックスではありませんでした。そのもう少し前の、その。

…まあ、これはネタバレになるかならないかわかりませんが、もう1か月以上経ってるし、いいか。

 私は人類が力を合わせて巨大な怪獣に立ち向かうことに感動したのではなく、巨大な怪獣の圧倒的な破壊力に感動してしまったのです。船も車も電車も木の葉のように吹っ飛び、高層ビルが発泡スチロールのようにもろく崩れ去っていく光景を見て、感情を激しく揺さぶられてしまったのでした。


さて、感想はこのくらいにしましょう。

私が今回書きたかったのは、映画が終わってエンドロールを見ている時に、

「あれ? この人、どこに出てきたっけ!?」

と思ったので、それを書きます。

公式サイトのキャストのところを見てもらえばわかるように、主役の3人およびトメ(一番最後に)の野村萬斎さん以外は、とっても細かく書かれています。確かに多くの人が映画の中に出てきましたが、劇団ひまわりとか、そういう一くくりなカテゴリではなく、名前のある役者さんがこんなにいたことに、驚いてしまったのです。

そして、その中でも私が「えっ!?」と声をあげそうになったのが、以下の方々です。

「嶋田久作」

……ええ、加藤保憲です。帝都物語です。もし事前に嶋田さんが出るとわかっていたら、ゴジラに式神で対抗したり、護法童子の時の車輪でゴジラの動きを止めたりするシーンを期待していたかもしれません。いや「帝都大戦」バージョンだったら念力で電車をゴジラにぶつけて…って、なんかどちらかというと「AKIRA」みたいになりそうだな。

「ピエール瀧」

この人は、色々なところに出るなあ。なんか「あれ? 瀧さんじゃない?」というシーンがあったような気がするので、これは答え合わせで確認して「ああ、やっぱりね」という感じですね。

「橋本じゅん」

この人はどちらかというと声優のイメージなんですけどね。90年代の格闘ゲーム「餓狼伝説」のアンディ・ボガード役。だから、本当クレジットを見て「ああ、そうだったんだ…」という感想を抱いたわけですが。


本当は、好きな俳優さんならパッと見た瞬間にわからなければいけないんでしょうが…いや、でもアレか。逆にいうと、「ああ、これは○○っていう俳優さんだよね」というのではなく、いきなり物語の登場人物として捉えられたから、それはそれでいいのかな。それだけ映画の世界に入り込めたってことだし。

そんなわけで「シン・ゴジラ」を見てきた話でした。

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