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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは。

最近はよく尾崎豊の「レガリテート」を聞いています

「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです。


なんでなんでしょうね。やっぱり、自分の最も感情的だった14の夜によく聞いていたからなのかな。歌詞の内容とか、尾崎豊というアーティストの生き様とか、まあ好きな人はどこまでも好きだしその逆もしかりだとは思うのですが、今の私は素直に好きです。批判共感深読み糾弾、すべて自由です。そのうえであえて言います。というか何度も言っていたことですが、私はこの「大人の」尾崎豊が好きです。

特にDisc2の方が好きですね。Disc1もいいんですが、1曲目の「FIRE」から2曲目の「レガリテート」の流れが…当時CDショップで借りてTDKのメタルテープ「MA」にダビングし、お年玉をすべてつぎ込んで買ったコンポ(中古)で聞いていた思い出がよみがえります。当時でもメタルテープはとても高価だったので、本当に特別に好きなアーティストのアルバムだけ録音していましたね。ほかには坂本龍一教授の「グルッポ・ムジカーレ2」とか、セガサターンのゲームのCD-DAとか。


と、まあそんなことを思い起こしているうちに、少しずつ当時身の回りではやっていた音楽を思い出しました。

当時私は文化系パンクというか、今のように明るくない時代のオタクだったのでね。いわゆる流行の音楽というのは聞くに足らないものと断罪していました。そして筋肉少女帯・戸川純(ヤプーズ)・人間椅子というドグラでマグラな音楽を聴きこんで、

「この世のすべてを焼き尽くしたいと思いつつ自分が紙くず1枚焦がすことのできないダメダメ中学生であることを認識しシニカルに笑う」

……と、込み入りすぎて何が何だかわからない日々を送っていました。要するに「新興宗教オモイデ教」の主人公と自分をぴったり重ね合わせていたのです。

だから、今になって、「ああ、なんかいいなあ」と思うのです。コレとか。



小室さんは、30過ぎてから好きになりましたね。TMネットワークの「SELF CONTROL」を聞いてから。

確かこの楽曲を聞いたのは、震災関連のラジオ番組だったかな。福島第一原発が地震で誰もコントロールできなくなったことに対する戒めとして、この曲を誰かがリクエストしたような気がします。それで妙にクールな音楽に感動し、TMのベストアルバムを借りて聞き、そして……。

今にして思えば、私もglobeとか、割とフツーに好きだったかな。DEPARTURESとかは、結構いい曲ですよね。実際思いっきりはやったし。いくら反社会的中学生だったとしても、数パーセントくらいは、やっぱり持っていたんでしょうね。そういうものに感じ入る心をね。


最近は、そのころに覆い隠そうとした心を大切にしようと思っています。あのころ、ずっと求めていながら手に入れることができず、もう20年以上ごまかしてきた夢を、あと少しで手に入れられそうなところまで、来ているから。

I wanna marry you あきらめないから
I wanna marry you 傷んだ心に 君が泣かぬように

……いや、これはアルバム「誕生」のDisc2を再生しながらブログを書いていて、ちょうどこの曲が流れたから、歌詞をそのまま打ち込んだだけですから。別に特定の誰かに私がメッセージを送っているわけではありませんから。いや、本当に……。

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