×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日はちょっとまじめな? 話をしたので、今日はどうでもいい話をします。
最近は前よりもカラオケに行く機会が増えました。相手によって私もある程度自分の歌う曲をチューニングするタイプの人間なので、サザンからボカロまで何でも歌います。結構、歌うの好きです。
そうやって色々な人とカラオケに行くと、やはり音楽というのはその人の性格とか志向とか、そういうのがモロに出てくるものなのかな? という風に思います。
私も今年で34になりました。そのせいか昔と比べると好きな音楽のジャンルというのは結構幅広く、J-POPから海外のエレクトロ系まで本当に節操なく聞いています。
反対に十代の頃は狭く深く、がモットーでした。もはや好きな音楽というか、自分の思想そのものでした。その世界観にどっぷりとはまり、自分を投影して現実世界との壁を作ることで何とか自分を守っていたのです。
モダンチョキチョキズ。筋肉少女帯。人間椅子。戸川純。椎名林檎。マリリン・マンソン。いずれも一風変わった、というか、モダチョキ以外は激しく切りつけるまたは叩きつけるような音楽ばかりです。
ダメでダメでどうしようもない自分を守るためにそういったダークな音楽を聴き、ひそかにこの世を呪い焼き尽くす空想をした日々(もちろん、実際にそんなことをする度胸がないことを十分に認め受け入れつつ)。
そんな音楽を聴きながら澁澤龍彦の本を読み、その流れでサドの小説を読みまくっていた高校時代。そうやって生きてきたので、心のコアな部分は恐ろしくこんがらがってしまったようです。最近は大分ほどけてきましたけど。
一方で感傷的な歌詞に必要以上に感情移入して涙することで気持ちをニュートラルな状態に持って行くこともありました。それが今回書くCoccoという人についてです。
この人は確か高校1年の頃、同じ写真部に所属していた先輩から教えてもらいました。妙に暗くて殺伐としていて、すでに人間椅子などを聞き込みJ-POPのたぐいを軽蔑してやまない状態に陥っていた私の心にストーンと入り込んできました。
その先輩はどちらかというとふくよかな(今風にいえば「ぽっちゃり」)、笑うと目が線になる女性でした。そういう見た目から一緒にはなしていると何となくふんわかしてくる感じで、サカリがついていた高校1年生の犬神君はソッコーで片思いモードに突入していたのですが、一方でそのぽっちゃりな自分の容姿を気にしていたり、結構繊細なところもありました。
自分としてはそんなに気にすることではないと思ったので素直にそのことを伝え、何とか元気を出してもらおうと思ったのですが、夏休みが終わるとその人は部室に来なくなってしまいました。別な先輩に聞いたところ、ひっそりと退部届を出していたのだそうです。
その現実をCoccoの1stアルバムに収録されている「遺書。」という歌に重ね合わせ、叶わぬ思いに涙を流したりしました。
その後、その先輩と会うことはなく、Coccoの方も「強く儚い者たち」(友人曰く不倫の歌)あたりまでは聞いていたものの、それ以来はすっかりご無沙汰です。
なんか無駄に長くなってしまいましたが、そもそもどうしてこういう記事を書こうと思ったのかというと、まあ先述したようにカラオケ云々という話もあるのですが・・・。
どうやら同じ職場で働いている女性スタッフ(22歳)が人間椅子やマリリン・マンソンを聞いているらしい、というのを知ったからなんですね。
で、「自分の方が好きだ」ということを暑く語ってドン引きされないようこの場を借りてガス抜きをしたかった。そういうことなんです。読まされる側としてはたまったものではないでしょうけど、ま、そこはそれとしてご了承ください。
そんなこんなで長々と語ってきた私がいま聞いているのはゲームのサントラだったりします。だから好きな音楽って何ですか? って聞かれると本当に答えに困るんですよね~・・・。
最近は前よりもカラオケに行く機会が増えました。相手によって私もある程度自分の歌う曲をチューニングするタイプの人間なので、サザンからボカロまで何でも歌います。結構、歌うの好きです。
そうやって色々な人とカラオケに行くと、やはり音楽というのはその人の性格とか志向とか、そういうのがモロに出てくるものなのかな? という風に思います。
私も今年で34になりました。そのせいか昔と比べると好きな音楽のジャンルというのは結構幅広く、J-POPから海外のエレクトロ系まで本当に節操なく聞いています。
反対に十代の頃は狭く深く、がモットーでした。もはや好きな音楽というか、自分の思想そのものでした。その世界観にどっぷりとはまり、自分を投影して現実世界との壁を作ることで何とか自分を守っていたのです。
モダンチョキチョキズ。筋肉少女帯。人間椅子。戸川純。椎名林檎。マリリン・マンソン。いずれも一風変わった、というか、モダチョキ以外は激しく切りつけるまたは叩きつけるような音楽ばかりです。
ダメでダメでどうしようもない自分を守るためにそういったダークな音楽を聴き、ひそかにこの世を呪い焼き尽くす空想をした日々(もちろん、実際にそんなことをする度胸がないことを十分に認め受け入れつつ)。
そんな音楽を聴きながら澁澤龍彦の本を読み、その流れでサドの小説を読みまくっていた高校時代。そうやって生きてきたので、心のコアな部分は恐ろしくこんがらがってしまったようです。最近は大分ほどけてきましたけど。
一方で感傷的な歌詞に必要以上に感情移入して涙することで気持ちをニュートラルな状態に持って行くこともありました。それが今回書くCoccoという人についてです。
この人は確か高校1年の頃、同じ写真部に所属していた先輩から教えてもらいました。妙に暗くて殺伐としていて、すでに人間椅子などを聞き込みJ-POPのたぐいを軽蔑してやまない状態に陥っていた私の心にストーンと入り込んできました。
その先輩はどちらかというとふくよかな(今風にいえば「ぽっちゃり」)、笑うと目が線になる女性でした。そういう見た目から一緒にはなしていると何となくふんわかしてくる感じで、サカリがついていた高校1年生の犬神君はソッコーで片思いモードに突入していたのですが、一方でそのぽっちゃりな自分の容姿を気にしていたり、結構繊細なところもありました。
自分としてはそんなに気にすることではないと思ったので素直にそのことを伝え、何とか元気を出してもらおうと思ったのですが、夏休みが終わるとその人は部室に来なくなってしまいました。別な先輩に聞いたところ、ひっそりと退部届を出していたのだそうです。
その現実をCoccoの1stアルバムに収録されている「遺書。」という歌に重ね合わせ、叶わぬ思いに涙を流したりしました。
その後、その先輩と会うことはなく、Coccoの方も「強く儚い者たち」(友人曰く不倫の歌)あたりまでは聞いていたものの、それ以来はすっかりご無沙汰です。
なんか無駄に長くなってしまいましたが、そもそもどうしてこういう記事を書こうと思ったのかというと、まあ先述したようにカラオケ云々という話もあるのですが・・・。
どうやら同じ職場で働いている女性スタッフ(22歳)が人間椅子やマリリン・マンソンを聞いているらしい、というのを知ったからなんですね。
で、「自分の方が好きだ」ということを暑く語ってドン引きされないようこの場を借りてガス抜きをしたかった。そういうことなんです。読まされる側としてはたまったものではないでしょうけど、ま、そこはそれとしてご了承ください。
そんなこんなで長々と語ってきた私がいま聞いているのはゲームのサントラだったりします。だから好きな音楽って何ですか? って聞かれると本当に答えに困るんですよね~・・・。
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック