サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」と「サウンド・オブ・サイレンス」そしてビリー・ジョエルの「オネスティ」が頭の中で混同してしまうことが多い犬神です。どれもこれも全然違う曲じゃねえか! というツッコミはごもっともですし、私自身これらの楽曲が似ているとは少しも思いません。
ただ、たとえばラジオとかで楽曲がかかる前に曲名だけポンと聞くと、「あれ? どの曲だっけ」と一瞬、混乱してしまうのです。どの曲も同じようなイメージ――何をやってもダメダメでゲームオーバー同然の状況だけど、まあ何とか生きていこうよ、ということを訴えかけている――なんですよね。
だからこそ、今の心境にぴったりハマるんですよね。サイモン&ガーファンクルの2曲は今日の「アンディ小山のラブリーメモリー」というIBCのラジオ番組で聞いて、ちょっと泣きそうになりました。
*
最近は寮の近くにある「トロン温泉」というところに行っています。
今から6年前に初めて行った時は「とりあえず、どんなところなのか」くらいの気持ちだったのですが、今では浴槽のない寮に住む私の貴重なお風呂として、何よりも心身ともに疲弊しきった私の心を癒すスポットとして、いける時は行くようにしています。
本来は10日くらい連続して入浴するのが理想的だそうですが、まあ数日に1回でもよろしい。そういった科学的な温浴効果があってもなくても、時間を気にせず思いっきり館内でゆっくりする。お風呂に入り、脱衣場に寝転がって(ちゃんとそういうスペースがある)体温を下げ、それからもう一度入る。水風呂に入る代わりにそうやって繰り返し繰り返し心をほぐし、引き伸ばしていく作業が、とても心地いいのです。
そのかいあって、ここ1〜2週間くらいずっと「飼っていた」風邪が治りつつあります。心の調子はともかく、体の調子は快方に向かっているようです。この調子で、体力が気力を引っ張ってくれればいいなと思います。
*
さる1月17日は、あの阪神大震災からちょうど20年の日ですね。
あの日のことは後の地下鉄サリン事件、そしてアメリカ同時多発テロ事件と同じようにテレビで知りました。朝いつものように起きて、テレビをつけたら、とても現実とは思えないような光景が広がっていた……たぶん東日本大震災の時も、きっと東北以外の人は、こんなふうに思ったんでしょうね。
阪神大震災から20年、東日本大震災から4年。
「あれから4年も経つのに、まだ復興が進まない」そんなふうに思っていたのですが、それどころか20年経っても金銭的・物質的そして精神的に復興が進んでいない状況をテレビやその他のニュースで知りました。
見た目的にはもう完全復興したと思っていたものの、実際はそうでもないんだな……ということを知りました。時間が経てば癒されるものではないんですよね、きっとね。だからきっと、ずっと忘れずに、常に何かをしていかなくちゃいけないんですよね。きっとね。
*
このところ更新できずにたまっていたものを書きながら、今は「マッサン」を見つつ大好きなお酒・ブラックニッカスペシャルを飲んでいます。
今の主流はピート臭を消した「クリアブレンド」なんでしょうが、そんなもんを飲んでいたら「ピートの匂いあってこその、本物のウイスキーじゃ!」と広島弁でマッサンに怒鳴られそうです。私もそう思います。昔ながらのこの「スペシャル」は容易には手に入らないので代替品のクリアブレンドも飲みますけど(そして、これはこれで結構美味しいなって最近は思うようになりましたけど)、やはり私は「スペシャル」が好きです。こうして実家でゆっくりした時間を過ごしている時しか飲めませんが、大事に大事に飲みたいと思います(でも今はもうウイスキーグラスで2杯目。しかもロックで頂いております)
縛り付けた心を解きほぐす「ほぐし酒」。飲むほどに身体に染み渡り、エリーさんのいとおしさに涙する夜更け……。ああ、すみません、週に一度の深酒をお赦しください。
ただ、たとえばラジオとかで楽曲がかかる前に曲名だけポンと聞くと、「あれ? どの曲だっけ」と一瞬、混乱してしまうのです。どの曲も同じようなイメージ――何をやってもダメダメでゲームオーバー同然の状況だけど、まあ何とか生きていこうよ、ということを訴えかけている――なんですよね。
だからこそ、今の心境にぴったりハマるんですよね。サイモン&ガーファンクルの2曲は今日の「アンディ小山のラブリーメモリー」というIBCのラジオ番組で聞いて、ちょっと泣きそうになりました。
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最近は寮の近くにある「トロン温泉」というところに行っています。
今から6年前に初めて行った時は「とりあえず、どんなところなのか」くらいの気持ちだったのですが、今では浴槽のない寮に住む私の貴重なお風呂として、何よりも心身ともに疲弊しきった私の心を癒すスポットとして、いける時は行くようにしています。
本来は10日くらい連続して入浴するのが理想的だそうですが、まあ数日に1回でもよろしい。そういった科学的な温浴効果があってもなくても、時間を気にせず思いっきり館内でゆっくりする。お風呂に入り、脱衣場に寝転がって(ちゃんとそういうスペースがある)体温を下げ、それからもう一度入る。水風呂に入る代わりにそうやって繰り返し繰り返し心をほぐし、引き伸ばしていく作業が、とても心地いいのです。
そのかいあって、ここ1〜2週間くらいずっと「飼っていた」風邪が治りつつあります。心の調子はともかく、体の調子は快方に向かっているようです。この調子で、体力が気力を引っ張ってくれればいいなと思います。
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さる1月17日は、あの阪神大震災からちょうど20年の日ですね。
あの日のことは後の地下鉄サリン事件、そしてアメリカ同時多発テロ事件と同じようにテレビで知りました。朝いつものように起きて、テレビをつけたら、とても現実とは思えないような光景が広がっていた……たぶん東日本大震災の時も、きっと東北以外の人は、こんなふうに思ったんでしょうね。
阪神大震災から20年、東日本大震災から4年。
「あれから4年も経つのに、まだ復興が進まない」そんなふうに思っていたのですが、それどころか20年経っても金銭的・物質的そして精神的に復興が進んでいない状況をテレビやその他のニュースで知りました。
見た目的にはもう完全復興したと思っていたものの、実際はそうでもないんだな……ということを知りました。時間が経てば癒されるものではないんですよね、きっとね。だからきっと、ずっと忘れずに、常に何かをしていかなくちゃいけないんですよね。きっとね。
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このところ更新できずにたまっていたものを書きながら、今は「マッサン」を見つつ大好きなお酒・ブラックニッカスペシャルを飲んでいます。
今の主流はピート臭を消した「クリアブレンド」なんでしょうが、そんなもんを飲んでいたら「ピートの匂いあってこその、本物のウイスキーじゃ!」と広島弁でマッサンに怒鳴られそうです。私もそう思います。昔ながらのこの「スペシャル」は容易には手に入らないので代替品のクリアブレンドも飲みますけど(そして、これはこれで結構美味しいなって最近は思うようになりましたけど)、やはり私は「スペシャル」が好きです。こうして実家でゆっくりした時間を過ごしている時しか飲めませんが、大事に大事に飲みたいと思います(でも今はもうウイスキーグラスで2杯目。しかもロックで頂いております)
縛り付けた心を解きほぐす「ほぐし酒」。飲むほどに身体に染み渡り、エリーさんのいとおしさに涙する夜更け……。ああ、すみません、週に一度の深酒をお赦しください。
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