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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
かつて「ビジネス書のたぐいはまったく読もうと思いません」と宣言した私ですが、最近はとにかく手当たりしだいに読みまくっています。そうじゃないとプレッシャーばかり重くのしかかって、夢のなかでも仕事をするような状況になってしまったからです。

お客さんと向き合い、ハイハイと返事をし、バタバタと走り回る。そして疲れたなと一息つくと目が覚める。0時過ぎに寝たのに6時半には目が覚めてしまいました。しかも全然、リラックスできていないし。

おまけに今日は爆弾低気圧の影響で超・大荒れの天候という予測があるそうですね。じゃあ自宅に引きこもっていたらいいのかと言うと、それもなんかもったいないし……。

ま、これについては私があれほど嫌っていたビジネス書から解決のヒントをいただきました。ANAのCAさんで、同じように「夢のなかでも仕事している」「休みの日も仕事のことが頭から離れず、今ひとつリラックスできない」と悩んでいる人がいたんですが、その人は温泉に泊りがけで旅行に出かけて思いっきり遊びまくり、このスパイラルから抜けだしたそうです。

やっぱり疲れた時は疲れたと宣言したほうがいいのかな。私は100年に1人の逸材ではなく100年に2人以上いる凡材だしなあ。


  *


気持ちの切り替えが上手にできない私は、まるで古くなったテレビのようだな、と思いました(ここから昭和感爆発な話をします)。

かつて「こち亀」で両さんも語っていましたが、大昔のテレビはチャンネルをダイヤルで切り替える方式でした。私が小学生に入るか入らないかの頃にはボタン式の、そしてリモコン式のテレビが主流ではありましたが、それでもまだまだダイヤル式のテレビは身近なものでした。

ガチガチガチッとチャンネルを切り替えて見るのですが、このチャンネルスイッチが摩耗によって徐々にゆるゆるになり、なんだか中途半端で奇妙なポジションじゃないと映らなくなっちゃうんですね。そして私の心が、そういう、ぶっ壊れかけたテレビみたいになってきたな、と思った……そういう話をするためにここまで延々とレトロな話をしてしまいました。

そして今、私の脳裏には、「壊れて映らなくなったあげくゴミ箱に打ち捨てられた」シーンが思い浮かび、自分もやがてこうなってしまうのか……というところまで進んでしまいました。アワワ、ちょっと待って! ポイしないでください!(古い言い回し)


  *


そういえば、ここのブログのタイトルは「お休み処いぬがみ亭」でした。疲れた人が立ち寄って、ほんのちょっと休憩する場所なんだから、あまり無理をしちゃいけませんよね。うん、そうだ。

普段はとにかく、しんどい思いをしながらも生きています。肉体的にも精神的にもキツいです。

でも、「もう少しだけ」やってみようと思って、何とかやっています。

その代わり、今日みたいな休みの日は、めいっぱい何かを楽しむために。→今日はスーパー悪天候ですけどね。



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