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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
久々に中古雑貨店『萬屋』に行ったところ、1Fに巨大な『ミニ四駆』のコースができていました。

今は……ええと、第3次ミニ四駆ブームってことで、いいんでしょうか。時代の流れもあるのか、随分と凝ったメカニズムになり、それに伴いキットの単価も値上がりしていますね。って、そういう話をするのはオッサンになった証拠かしらん?

私は第一次ブーム直撃世代。1988年には初の全国イベント『ジャパンカップ』が開催され、大・大爆発ブームに酔いしれました。次々とニューモデル、さらに『グレードアップパーツ』も発売。私もあれやこれやと模型店に走ったのですが、どんどん先鋭化するミニ四駆の世界に金銭的/技術的に追いつけなくなり、流れから降りてしまいました。

あとは、やはり初期のキットがカタログから消えたことが大きかったですね。私にとってレーサーミニ四駆は実車(この場合、1/10RCカーのこと)が高くて買えないから、その弟分であるミニ四駆で雰囲気を味わいたい、というのがありましたから。確かにコース競技には向いていないと思うんですが、やっぱり実車らしさを感じられるモデルじゃないと気持ちを乗せられませんよ。


第二次ブームの頃は、私は傍観者でした。

当時私の中学でも、休み時間になるとベランダでミニ四駆を走らせている連中はいました。傍らで話を聞いていると、みんな非純正モーターを使って、とにかくスピードを追求していたようです。……具体的にどういうものだったのかを知ったのはずっとずっと後のことだったんですが、当時からそういうのは、あまり好きではありませんでした。モーターだけ強化したら、駆動系やその他のパーツに大きな負担がかかるような気がしたからです。

それでなくても、漫画がベースのミニ四駆にはそれほど興味を持てませんでした。「ダッシュ四駆郎」は大好きだったのですが、「レッツアンドゴー」世代ではないのです。


それからずっと時間が経った21世紀、弟者がガンプラを見に行くというので一緒についていき、ぼんやり眺めていると『サンダーショットMk2」「アバンテMk2」「ネオファルコン」といった、往年の名車の名前を冠したモデルが発売されているのを発見。さらに『ミニ四駆レーサーカケル』というストーリー漫画があることも知った私は、ノスタルジー半分・カムバック半分で久々にキットを購入しました。『アバンテMk3 アズール』というやつでした。

今では当時のキットを現代のシャーシに乗せたモデルがあったり、まるごと当時のキットを復刻させたものがあったり。それでなくても『グラスホッパー』『ホーネット』などのRC復刻モデルを次々と発売しオッサンたちをとり込もうとしているタミヤの戦略に乗っかっている私ですが、まあいいでしょう。どんな形であれ現役モデルとしてリリースされているなら、これ以上嬉しいことはありません。


……あれ? 何でこんなにミニ四駆の話をしているんだろう。

ああ、そうそう。『萬屋』という中古雑貨店に行ったらミニ四駆のコースがあったっていうところから、話が始まったんですよね。

当然ながらキットもあったんですが、当時600円だったキットに3800円のプライスタグがつけられているのに驚愕しました。限定発売されたモデルはさらなるプレミア価格がついています。オイオイ、たしかに当時のキットは貴重かもしれないけど……。

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