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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
「おれはひとりの修羅なのだ」といえば宮沢賢治ですが、私もまた修羅というか、畜生というか、流行の言葉で言えば『下衆の極み』みたいなもんだなあ、と思いつつ日々を過ごしています。

 だからこそ多くの本を読み、心を少しでも綺麗に磨いてやりたいと日々努力しているところですが、村山早紀先生の『コンビニたそがれ堂』なんかは、そんな私には少々まぶしすぎる作品でした。心があらわれるというか。

 そこに余計な感情や思考を差し込んで台無しにしてはいけないと思い、慎重に――そして一気に読みきってしまいました。

 それは確かに、誰でもが体験できることではないでしょう。そのコンビニでは、探し物がある人は必ず見つけられるというものの、ほとんどの人はまずコンビニを見つけることができないわけですからね。

 でも、そうかといって「そんなこと、ありえない」って否定するわけにはいきません。その小説の中の人たちにとっては、実際にあったことなんですから。

 それを否定しようとする感情を強い力で抑え付け、目の前で起こる奇跡を素直に認める。そうすることで死に掛けていた感情がむくむくとよみがえる気がするのです。


 全然、ブックレビューでも何でもありませんが、とにかくそれを読んだということを書きたくて、今日は書きました。上手にいえませんが、とにかく最高によかったです。

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