現在ちょうどニキ・ラウダとジェームス・ハントの映画『ラッシュ』が公開されていることもありますし、何の前触れもなく突然ニキ・ラウダについて書きたいと思います。
私の小学生時代はちょうど日本におけるF1ブームと重なります。1988年にはマクラーレン・ホンダが16戦15勝という圧倒的な強さを誇り、その後はバブル景気も重なって大盛り上がり。中嶋悟、鈴木亜久里、片山右京といった日本人ドライバーも参戦しましたし、ツーリングカーレースの方が好きだった犬神も少なからずその熱に当てられました。今の人は亜久里といえば円亜久里なのかもしれませんが、私の世代はなんといっても鈴木亜久里です。電気系がね~。
ただ、実際に速かったのはやはり外国人でしたね。アイルトン・セナは言うまでもなく、同じチームで活躍していたアラン・プロストやゲルハルト・ベルガー、ライバルのウイリアムズで活躍したナイジェル・マンセルなんかでしょうか。あとはタミヤがスポンサーをしていたロータスで運転していたミカ・ハッキネン、ジョニー・ハーバートなんかも好きですね。
今回テーマに持ってきたニキ・ラウダは、私がリアルタイムで見ていた世代の人ではありません。実際にその走りを見ていたわけではないのですが、当時愛読していたコロコロコミックで彼のことを書いた短編漫画を読み、それでずっと心に――ある意味ではもっとも敬愛するF1ドライバーとして、存在し続けるのです。
もう20年以上も前のことなので、正式なタイトルとか作者名とか詳しいストーリィとかは覚えていません。確か主人公が何かの都合でタイムスリップして、70年代に行った話じゃなかったかな。で、そこでまだ少年だった『タミヤの前ちゃん』こと前田靖幸氏と出会った、と。
「ニキ・ラウダに笑われちゃうよ!」
90年代の小学生に70年代の小学生が力強く言い放った言葉は、今も頭に残っています。どういうシチュエーションでそんなことを言ったのかはよく覚えていませんが、いずれにせよ転んで痛い思いをしたからといって泣きべそをかいては、ニキ・ラウダに笑われる! ということだったと思います。
そしてどうして笑われるのかと言えば、もちろん――1976年のF1グランプリで大きな事故に遭い、瀕死の重傷を負ったものの驚異的なペースで回復し、わずか6週間で復帰したという伝説があるからでしょう。その年はシリーズチャンピオンを逃したものの(どうしてそうなったかは、ぜひ映画を見てください)、この復活劇はチャンピオンになること以上の感動があります。
だから私は史上もっとも敬愛するドライバーとして、ニキ・ラウダをあげるのです。セナよりもプロストよりもシューマッハよりも、ニキ・ラウダを尊敬しているのです。
私の小学生時代はちょうど日本におけるF1ブームと重なります。1988年にはマクラーレン・ホンダが16戦15勝という圧倒的な強さを誇り、その後はバブル景気も重なって大盛り上がり。中嶋悟、鈴木亜久里、片山右京といった日本人ドライバーも参戦しましたし、ツーリングカーレースの方が好きだった犬神も少なからずその熱に当てられました。今の人は亜久里といえば円亜久里なのかもしれませんが、私の世代はなんといっても鈴木亜久里です。電気系がね~。
ただ、実際に速かったのはやはり外国人でしたね。アイルトン・セナは言うまでもなく、同じチームで活躍していたアラン・プロストやゲルハルト・ベルガー、ライバルのウイリアムズで活躍したナイジェル・マンセルなんかでしょうか。あとはタミヤがスポンサーをしていたロータスで運転していたミカ・ハッキネン、ジョニー・ハーバートなんかも好きですね。
今回テーマに持ってきたニキ・ラウダは、私がリアルタイムで見ていた世代の人ではありません。実際にその走りを見ていたわけではないのですが、当時愛読していたコロコロコミックで彼のことを書いた短編漫画を読み、それでずっと心に――ある意味ではもっとも敬愛するF1ドライバーとして、存在し続けるのです。
もう20年以上も前のことなので、正式なタイトルとか作者名とか詳しいストーリィとかは覚えていません。確か主人公が何かの都合でタイムスリップして、70年代に行った話じゃなかったかな。で、そこでまだ少年だった『タミヤの前ちゃん』こと前田靖幸氏と出会った、と。
「ニキ・ラウダに笑われちゃうよ!」
90年代の小学生に70年代の小学生が力強く言い放った言葉は、今も頭に残っています。どういうシチュエーションでそんなことを言ったのかはよく覚えていませんが、いずれにせよ転んで痛い思いをしたからといって泣きべそをかいては、ニキ・ラウダに笑われる! ということだったと思います。
そしてどうして笑われるのかと言えば、もちろん――1976年のF1グランプリで大きな事故に遭い、瀕死の重傷を負ったものの驚異的なペースで回復し、わずか6週間で復帰したという伝説があるからでしょう。その年はシリーズチャンピオンを逃したものの(どうしてそうなったかは、ぜひ映画を見てください)、この復活劇はチャンピオンになること以上の感動があります。
だから私は史上もっとも敬愛するドライバーとして、ニキ・ラウダをあげるのです。セナよりもプロストよりもシューマッハよりも、ニキ・ラウダを尊敬しているのです。
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