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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
さかのぼると感情的には、やはり中学生の頃になるのかな。犬神です。

 ……久々に、唐突極まりない書き出しで記事を書き始めてみましたが、どういうことなのかというと、音楽の話です。

 本当の原点はといえば、小学生のころに同じ部屋で過ごしていた兄者がよく聴いていたサザンでユーミンでビートルズなんですが、私が自分で好きな音楽というものを模索し始めたのが中学生の頃なんです。といっても、一番強く心惹かれたのは、やはり兄者が聞いていたモダンチョキチョキズであり筋肉少女帯であり人間椅子だったのですが。

 ただ、それでも自分自身で当時出始めの相川七瀬とか川本真琴とか、そういった人たちのCDも買いました。そして近所のCD店で借りてきてカセットテープにダビングし(時代を感じますね)、繰り返し繰り返し聞いていたのが坂本龍一『グルッポ・ムジカーレII』でした。


 今でも大好きなアルバムです。例の『メリークリスマス・ミスターローレンス』が聴きたくて借りたCDでしたが、それ以外にも素敵な曲がたくさん入っています。

 でも、その大好きな理由を奥深く探っていくと、結局のところ中学生の頃の感情がよみがえってくるからなんだろう、と思うのです。いわゆる思春期と呼ばれる時代。楽しいことも恥ずかしいこともいっぱいありました。

 それを中2病とかいう言葉でごまかさず、冷静に見つめなおすと、案外面白いのですね。年齢を重ねて、考えすぎるようになったせいで忘れていたものがあることに気づくから。

 「経験を重ねるとモノはわかる…
 だが余計なコトもわかっていく
 モノゴトが直感で判断できなくなっていくんだ」

 そんな言葉もあるようです。ただし、これはそういう言葉を聞いたから思ったのではなく、自分が体験的に温めていたことが湾岸ミッドナイトの中でも語られていた。そういうことです。


 ま、そんな感じで、このところは色々と難しく考えることが多い日々を過ごしています。会社には『仲間』はいませんし、今の職場では「そういうの、いらないかな」と思っています。その代わり、自分を磨き、高めていくよう努力して行きたいと思います。

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