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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 鉄の意志を発動して5分後に「こっそり買い」をする逸材(新日本プロレス・棚橋弘至選手)。

 それを見て、3日は我慢したけど、ついに「こっそり落札」をする凡材(私)。

 ええ、先日買わない宣言をした『コンピューターオセロ』の話です。


 一応、申し開きをさせていただくと、最初に見つけたものよりもずいぶん安い値段(10分の1)でオークションに出品されていたのを見つけたんです。

 「これだったら、のび太でも貯金せずにお小遣いで買えるだろ」

 と思ったので買いました。もちろん送料が商品代金の3倍以上かかるわけですが、それでもこのコストなら……と考え決断した次第です。


 あとは、そもそも私が欲しいと思うきっかけになった? 「こち亀」に出てきたモデルだったから。

 これは32巻に収録されている話の冒頭で出てきたものです。両さんが派出所で机に向かってピッピッと取り組んでいたのが、どうも今回私が落札したタイプのようなんですね(放り投げて拳銃で破壊してしまったので、多分これだろうという話なんですが)。

 当時のお金で1万2千円もしたといいますから、やはり高価なおもちゃなんです。さすがの両さんも

 「もったいないことをした……まだ2回しか遊んでいなかったのに……」

 と後悔。……その後『保証期間中じゃないか』とバラバラになったゲーム機を買ったお店に持ち込み、拳銃で恫喝して最新ゲームを2台せしめるという(いつもの)展開があり、お話の本編に入っていくわけですが、この何てことないシーンがすごく印象的でした。

 「要するにオセロでしょ?」といわれれば、それはそうです。ファミコンだろうとゲームボーイだろうと……ってどれもこれも古いな……やろうと思えば何でもできます。わざわざこんな古くさい専用機を買わなくたっていいんです。

 でも、これもある意味、電子手帳と同じような理由で欲しくなったのかもしれません。当時手にすることができなかった「大人の機械」への憧れ。それを実際に大人になった今、手にしてみたい。そのくらいの気持ちなのです。きっと。


 ※ 2/9追記 

 この記事を書いた時点では、正確には「入札した」だけでした。残り時間わずかのところで、誰も入札していないし、まあ大丈夫だろうと思っていたのですが……直前でかわされて、残念ながら落札できませんでした。

 たぶん、これが運命なんでしょう。やはりオークションではなく、自分で手にとってレジに持っていくとか、そういうことをしないといけませんわな。

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