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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今年達成した大きなことは、昨日書いた「長い距離を走ること」のほかに、もうひとつあります。

 それは……「ジグソーパズル」。

 私一人の力ではありませんが、500ピースのパズルを作り上げることができたのです。

 これもまた、個人的な「大きなこと」です。好きな人なら1000ピース2000ピースはたまた1万ピース(?)くらい余裕でくみ上げることでしょう。そんなことで? と思われることでしょう。なんとも言わば言えって感じです。私にとっては500ピースのパズルをくみ上げると言うのは、15年以上前から抱えてきたコンプレックスと向き合い、これを乗り越えると言う大事業だったんです。


 正確な時代はよく覚えていないのですが、当時ジェームス・ディーンのパズルを買ったことがありました。それが500ピースだったんです。

 それまでろくにパズルを作ったことがないようなジャリボーイが、いきなり500ピース……しかもセピア色の写真をもとに作られているので、「大体このあたりかな」という目星をつけるのが非常に難しいんです。

 500ピースのうち、私が組んだのは、多くて27ピースくらいだったんじゃないでしょうか。あとの473ピースは兄者(その昔1000ピースのパズルをひとりで組み上げた)と母親(実績はわからないけどパズル好き)が作ってくれました。惨敗です。

 その後、食玩(パズルガム)のレイアースのパズルを4種類組み上げたので、ある程度はパズル慣れしたものの……やはり「今後、パズルに関わるのはやめよう」と思っていたのです。


 しかしながら、それから時が経ち。大体同じ時期に発生した長距離走に関するコンプレックスは努力によって払拭することができたのだし、パズルも「今やってみれば何とかなるんじゃないの」と思い、実際にやってみました。

 今回もまた、私一人の力ではなく弟者らに手伝ってもらったのですが、これは私が「ヘルプして!」と天山選手ばりに求めたのではなく、それぞれが「自分もやりたい!」と言って参加してくれたのです。

 そういうわけで、完全に自分だけの力で作り上げたわけではありませんが、でも、今度はちゃんと最後までやりきりました。とりあえず、ギリギリ合格と言ったところでしょう。

 でもって、まあ、何とかなるんだって。歩みは遅くても、指一本動く限り、何とかなるんだって。そういうことを文化的な意味でも実感することができたのでした。


 ちなみに私が組んだパズルはこれです。

 

 これ、一応500ピースなんですが、ひとつひとつのピースが大きいために仕上がりは1000ピース相当のサイズになったんですよね。もちろん額に入れて、飾っています。

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