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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
なんだか連載コラムのようになってきた趣のあるこのエコロジー時代の貧乏ドライバーズ与太話ですが、今日はヒーターについて。

ことチューニングカーに乗っている連中というのは「走らせる」「触る」はいいものの「知る」ということをしようとせず、身の回りの先輩の与太話とかばかりで本を読んだりすることがないと城島先生が言っていましたが、まあ私も似たようなものでした。

具体的にはずっと前に「冬になると車の暖房をつける」という話をした時にたまたま同じ会社にいた先輩(というか1.5倍くらい年上の「お姉さん」)に「暖房つけると燃費悪くなるよねー」といわれ、実際的なデータを取ることも調べることもせずにず~っとそう考えていたのですが、どうもそうでもないようですね。

とりあえず、そもそもヒーターというのはどうしてあったかいのか。そう行ったことを調べてみると、なるほど、車の中で一番熱くなるエンジンの余った熱を扇風機を使って車内に送り込むからあったかいんですね。

とするとせいぜい扇風機を回す電力を使うから燃費が悪くなる……とはいったものの、電力はバッテリーから取るだろうし、そのバッテリーへの充電はオルタネータとかいう機械でいつもいつでもやってるから、あんまり影響ないんじゃない?――少なくとも、寒い中かじかんだ手と震える身体を我慢するぐらいの価値はないんじゃない?

以来私は毎日、エンジンがある程度あったまったらヒーターをボウボウつけています。いやー、あったかいところって最高。


ところで今日、会社の近くですごく古くて珍しい車を見ました。1000とかデラックスとかPで始まるエンブレムとかあったから、たぶんこれだと思いますが、違うかもしれません。

印象的だったのは、やはり空冷エンジンのバタバタしたというか、パタパタしたというか、なんかこう乾いた音ですね。空冷の車ってのはこんな音がするんだと、水冷の車しか乗ったことしかない私は軽く衝撃を受けました。

こういった空冷の車というのはエンジンがシンプルな分、冷却装置がないから熱対策が最大のネックだといわれていますが、オーバーヒートしそうな時にヒーターをつけて熱放出を助けるという古来からの伝統的な対策があるそうですね。私の車は水冷だから、以前のように山道でラジエーターの水が空っぽになる、などの特異な現象がなければそんなことにはならないと思うのですが、水冷でも、まあ何もしないよりはいいのかな。

まあ、それはともかく、初めて「空冷じゃなくちゃダメ」というエンスーな人たちのこだわりの一端を理解できたような気がしました。出来ればもう一度、あの空冷のエンジン音を聞きたい……こころに響く音、っていうのかな……。


あ、そうそう。私の車は水冷だけどキャブレター仕様なんですよ。だから今の車みたいに静かじゃなくて、キャブが空気を吸い込む音が車内にも遠慮なく入ってきて……え、お前のはただやかましいだけだって?……ふん。

それではまた次回。グッバーイ (ケチケチ)ドライブゴーゴー。

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