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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
暇つぶしから雑学知識収集まで、気に入らない部分もあるものの実になる部分も多いマルチメディア百科事典「Wikipedia」にて、「1986年」を調べていました。なぜかはよくわかりません。

で、1986年といえばいろいろありますよね。チェルノブイリ? チャレンジャー爆発事故? ビートたけしがフライデー襲撃?……彗星ですよハレー彗星。76年くらいに一度やってくる世界一有名な彗星。もっとも86年には、あんまりはっきり見えなかったそうですが……そして私は一応、生きていたことは確かなんですが、そういうわけで見た記憶がありません。

そういうわけでドラえもん「ハリーのしっぽ」のことをいつも思い出します。ハリーのしっぽに毒があって、空気がなくなるから自転車のチューブに空気をためておいて生き延びようと思っていたら「あいにくだったね、チューブはみんな買い占めたよ」……しかしながら、未来からやってきた子孫ともっと未来からやってきたロボットの持ち込んだ浮き袋によって生き延びた……いい話です。

「当時は科学が今ほど発展してなかったから」――青猫ロボットさんはそんな風に1986年の野比家のせがれに諭していますが、それではどうしてそんな話が出たのか?――その部分について、少し気になっていました。そうしたところwikipediaにそのあたりのことが書いていたんですね。

……なるほど、どうやら彗星のしっぽにシアン化合物なる毒が入っていたのは事実で、それはよく知られていたそうですが、天文学者の人たちは「何もない」とわかっていたんですね。それを一般のメディアがことさらに騒ぎ立てたと……。

つくづく情報を、鵜呑みにするのは危ないことですね。当然このwikiに書かれていることをそのまま信じ込むのも危険なわけですが、少なくとも当時でも、天文学者の間そのあたりのことが知られていたのは本当でしょうね。


ともあれ次にハレー彗星がやってくるのは2061年。もしそのころまで生きていれば、私は80代になっています。今度は1910年の時と同じくらい、綺麗に見ることができればいいのですが……。

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