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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 KENSOというプロレスラーがいます。


 いわく、「お前は違う」(秋山準選手)

 いわく、「公害のような男」(武藤敬司選手)

 いわく、「KENSOという新しい競技」(船木政勝選手)


 空気を読まずにどんな場所でもとんでもないパフォーマンスを繰り広げ、時として味方からもあきれられ試合中に袋叩きにされてしまうこともある、そんな「ワケのわからない」人なのですが、今の犬神にはそのくらいのパワーが必要なのかもしれない……と、そう思ったのでした。

 というのは、東スポWebで好評連載中の「Mrs.KENSOのビチッと!」を読んでいて思ったことなのですが。

 これはその名の通り、KENSO夫人の鈴木浩子さんが連載しているエッセーなのですが、これで読むリング外でのKENSOが、非常に人間的で魅力のある描かれ方をしているのですね。

 特に感銘を受けたのが、現在のシリーズである「なるようになる」。

 今でこそ、どんな状況もどんな物事もポジティブな(自分に極端に都合のいい)受け止め方をして切り抜けていますが、かつては結構慎重派というか、色々とネガティブな考え方の持ち主であったといいます。「できない理由」を探す人だったのです。

 それに対して浩子夫人は、どんな状況でも「できる方法」を探していた、というわけで。それを考えると今のKENSOのキャラクタは浩子夫人の影響が大きいような気がします。


 「なせばなる」という言葉があります。どんなことでもやればできる、という使われ方をされているような気がします。

 ただ実際には、なかなか思い通りにならないこともありますよね。……そんな時には、「なるようになる」と頭を切り替えることにしました。あれこれ心配しても悩んでも悔やんでも、あんまり状況ってよくならないから、それを素直に受け止めて、その上で今どうすればいいのかを考えて、行動する。

 そういうのがいいんだ、というのは思っていましたが、浩子さんの言葉を読んで、「やっぱりそれでいいんだ!」と確信。すなわち私も「ビチッと!」気合を入れて、日々を乗り切っていかなければならないのです。


 すごく、久しぶりにプロレスの話題を取り上げました。

 毎日スポーツナビは見ますし、カクトウログさんとかも見ていますが、以前ほどの熱を持つことはできませんでした。こないだの岩手大会も、会場に入れず断念してしまったし。

 でも、やっぱり私にはプロレスが必要です。KENSOという存在が必要なのかどうかは……もし必要だったとしても、それを堂々と公言するのがいいのかどうかわかりませんが、まあいいです。やはり私にとってはKENSOという存在にすごく感銘を受けました。だから大好きです。ビチッと!

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