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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今日はスポーツの話題。

 山形県蔵王で開催されたノルディックスキーのワールドカップ。その中のジャンプ女子種目についてです。

 まあ一般的なニュースとしては15歳の高梨選手がどうしたこうしたということで持ちきりです。やっぱり話題性もあるし、実績もあるし、当然でしょう。オリンピックでメダルも狙える位置にいるわけですし、まあ頑張ってくれればいいと思います。

 それよりも犬神が気にかけているのは、やはり本県出身の小林諭果選手(盛岡中央高2年)。一般ニュースでは特に触れられることもありませんでしたが、やはり地元紙・岩手日報では、ちゃんと取り上げてくれました。


 小林諭果の初挑戦は40位 W杯スキー・ジャンプ

 個人第10戦でビブナンバー「1」を付け、国内初開催の女子W杯で最初のジャンパーとなった小林諭果(盛岡中央高2年)。初出場のW杯は43人中最下位の飛距離に沈んだが「いつもと違う光景に見えた。日本の選手団、スタッフの中で練習も試合もいい状態で臨めた」と世界への一歩を踏み出した。

 開幕を告げるファンファーレの中でW杯初フライト。がたつくアプローチでスピードは出せたが「飛び出しでつま先が下を向いて、空中での『ため』もつくれなかった。課題にしていることが全部出た」と小さく、低い放物線になってしまった。

 71メートル、70・2点で1回目40位。2回目に進む上位30人に入れず「これまで2回目に進めないことなんてなかった。もっともっと飛びたいのに…」と悔しそうにジャンプ台を見上げた。実績に応じて順番が後ろになるジャンプで、ビブナンバー「1」は挑戦者の証し。今は上位選手との差など考えなくていい。初挑戦の次は、自信や手応えにつながる着地点に降り立ちたい。(遠藤)



 事実だけを伝えるのではなく、最後に「今は上位選手との差など考えなくていい」と記者自身の気持ちを織り込んでいるのが、なんとも素敵じゃありませんか遠藤記者。まさにその通りです。これからも岩手日報と犬神は小林諭果選手を応援し続けます!

 関連記事(以前に書いた、スキージャンプ女子についての記事)

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