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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
異性が好きだと思った時間よりも、ひょっとすると車が好きだと思った時間のほうが長いかもしれない、犬神です。

「人に好かれたことなんて一度もなかったんだ。女はもちろん、男からもな」(高木サン@ボディの天才)と言う言葉が、このところ妙にしみます。

で、その代わりと言うわけではないのですが、最近は特に車が好きで、好きで、ずっと好きな気持ちが強くなっています。

特に好きなのはやっぱりポルシェです。どれくらい好きかっていうと、そのことを思うと、それまでどんなに破滅的な気持ちだったとしても、そのポルシェの絵とか写真とかを眺めていると、それだけでなんだかいい気持ちになってしまいます。

何せ、これまでずっとそういうお付き合いをしたことがないもんでして。 もちろんレーシングカーも大好きなのですが、最近よく眺めているのはロードカーと、そしてロードカーをちょこっと改造して作られたレースカーです。具体的にはタイプ934と呼ばれるものです。(参考画像)

いわゆる「ポルシェ」というと、このぴょこんと飛び出したライトを想像される方が多いかと思いますが、その普通のポルシェのタイヤの覆いを出っ張らせてボディを膨らませて前のライトの下の空気取り入れ口を大きくしたのが、この車です。

さらにライトを削って下の方に押し込めて、後ろにでかい羽をつけると「935」というものになるのですが、この「934」というのが参加するレースはあんまり派手に改造しちゃだめなルールがあるので、パワーウインドーさえそのままの状態で走っていたのもあったそうです。その話を聞いた時、07年現在なおパワーウインドーのある車を所有したことのない私は、そんな昔からパワーウインドーがあったのか! と変なところでびっくりしてしまいました。

どうしてこんなにかっこいいんだろう。

なんて、車好きな人間らしい、一般人にはとても理解できないセンスを持った人のようなセリフを吐いてみるのですが、うーん……何でだろう。

はっきり結論付けることは無理ですが、ひとつには自動車評論家・城島さんの言葉を借りれば「精密な機械っぽさ」があるかもしれません。私はあいにくと手先が不器用で、細かい機械を自分でいじることは出来ないのですが、その機械をとても高い精度で組み上げたかたちが、なんともいとおしいと思うのです。

加えて、イタリアの真っ赤なスポーツカーを作るメーカーの車と違うのは、アレが「とにかく好きなように作りました。乗れないやつは乗るな」といったようなものなのに対し、ポルシェは「とにかくいいものを作ったから、みんなたくさん乗ってね」みたいな、恐ろしく実用的なところがあるような気がします。って、私がポルシェびいきだから? いやー、でもあれは違うよね。

とにかくポルシェが好きで、ここ2~3週は読み忘れていますが「湾岸ミッドナイト」が好きで、「彼女のカレラ」が好きで、あとはえーと……いずれは、田宮のタムテックも買おうと思っているところです。もう、ポルシェがあるから、ギリギリのところでバランスが取れてるって言うか、こうやって生きていられると言うか。

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