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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 数日前、弟者が『聖闘士星矢』の単行本を探すために、私の部屋の本棚をひっくり返してカオス極まる状態にし、そのまんまになっています。

 それを糾弾……することもせず、まあせっかくだから、つって、あまり読まない本や、そもそも読む以前にそこにあるだけでいい本(兄者が買った澁澤龍彦の初版本など)を奥深くに押し込み、読みたい本や読まないので古本屋に売ってしまえもしくは捨ててしまえと思うような本・雑誌などを手前に持ってくるという、新旧入れ替え戦を行いました。

 そんな中出てきた数冊のファイルと大学ノート。こういうのってたいてい、当時の色々なことが書いてあるんだよねー。そう思って開いてみると、ありましたよ。一時的にPCが故障していたために、ノートに直接書いていた日記が。

 数日後にはまたPCでつける日記に戻ったので、終わっていますが、なかなかプライベートなことが書かれていました。まあ本来、そういうものだとは思うのですが、ちょっとここでも詳細に書くことは出来ません。『ターと老婆を抜く』(*)みたいに、私にしか理解できない要素がたくさんあるからです。

 ただ、それでもひとつだけいえることは、当時椎名林檎さんのことが大好きだったのが、何かあって嫌いになった。これからはもうロック音楽と言うのはずっと理解できないだろう。そんなことを書いていました。その後に発売された『勝訴ストリップ』なんかは100回くらい聞き込んだのですが。


 あと、ファイルの方は当時の講義で書き溜めたノートと、新聞の切抜きがありました。当時岩手にきていた『キグレサーカス』に関する記事のようです。

 当時は筋肉少女帯が大好きだった(今も割と好きですけど)こともあり、サーカス団体に必要以上の幻想を持っていました。実際に我が高校にサーカス団の照明係の求人票が来た時は、本気で就職を考えたくらい。

 実際に見に行くことが出来ればよかったのですが、あいにくと色々あってそういうわけにもいかなかった当時の私。それならせめて、ということで新聞の切抜きをスクラップしていた……と、聞くも涙の話です(そうでもない)。


 そんな感じで、やっぱり日記って面白い。もうちょっと読みやすい文章にしてもらえればいいのに、と思ったものの、まあ心情をダイレクトに書き綴るのが日記だから、これが本来なのかもしれませんけどね。

 Web上で日記を公開し始めて、今年の秋で11年になります。ブログも6年目になるのかな。随分と書いたものです。もちろんこれからも、書きつづけるつもりですが。


 (* ドラえもん36巻『大予言・地球の滅びる日』に出てきた、ドラの暗号日記。暗号を字義通り解釈してどんどん興奮するスネ夫とそれに呑まれるのび太の狂気、それに冷静な出木杉くんのギャップが面白い傑作。「黄砂だよ」)

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