忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今日はようやく休みの日。一日だけですけどね。

 あまり忙しいとか、そういうことは言いたくないのですが、実績として5日間で6日分働いた犬神。ただでさえ仕事量が多いのにその内容もやや面倒くさいものが積み重なって、かなり気持ちがウンザリしてしまいました。

 しかしながら、そんなグダグダな私の気持ちに私自身で活を入れ(「喝!」じゃないですよ)、4日目5日目(昨日)は何とかいつも以上のクオリティで仕事をした気がします。

 一言で言えば「何をこの」という気持ちです。面倒くさい、やめたい、ほっぽり出したい。そんな気持ちに流れそうな時に、「何をこの」という気持ちでぐっと踏ん張り、それで乗り越える。そういうことなのです。


  *


 『湾岸MIDNIGHT』の37巻、38巻を読んでいる時、「0から起こした1」という話を読みました。本当はそういうブログではないのですが、上手にエッセンスを抽出することが出来ないので、とりあえず原文をほぼそのまま書き出します。楠先生ゴメンナサイ。


 「0から1と1から2は違う

  それが平凡で当たり前のことでも

  自分で見つけた1は特別なんだ」


 「適当になぞり それらしくあわせれば

  割と人生は面倒くさく流れていく

  でも なぞるような人の言葉じゃすまないときがある

  その時 自分の1を持っているやつは強い」


 「模倣じたいは悪くない とりあえずまねることで人は考える

  問題はそこから先だ

  人の1を見て お前はどうするか だ」


 この言葉、ヤンマガの連載を読んでいた頃は、あんまりよくわかっていなかったような気がします。そのころは、「それらしくあわせ」て生きていたから。

 でも、仕事が複雑化してくるにつれて、それらしく、じゃダメになってきたんですよね。それまでのようなあいまいなやり方じゃ通用しなくて、何度も痛い目を見て。自分の仕事振りがまったく信頼できなくなってしまいました。

 でも、そうやって自分を否定したり自分を嫌いになったりしても、みんな自分のことで忙しくて、誰もフォローしてくれないですからね。だったらダメなところを何とか修正して、自信を取り戻すしかない。

 そこでようやく、私の1を……先述した「何をこの」という強さを見つけられたような気がします。これは誰かの言葉じゃなく、私自身がしんどい思いをして、その中で見つけたオリジナル。上記の言葉はあくまでも後付けと言うか、「ああ、そういうことなのかな」と確認した。それが今までとちょっと違うところです。

 客観的に見ればたいしたことないかもしれませんが、そう思ってグイッと前に進めたことは、非常に大きなことである、と思うのです。ただし、ここまでくるのに30年もかかったことは、ちょっとアレですけど……。


 と、まあ、久々に長い文章を書いてしまいました。

 こんなことを書いておいてなんですが、やっぱり休みの日はラックリしたいですよ。いやそれは長州力だ、ユックリしたいですよ。休みは1日だけですけど、ちゃんと休息して、また次につなげていきたいと思います。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック