角野栄子『魔女の宅急便』読了しました。
『餓狼伝』とかで男たちが血みどろの戦いを繰り広げる模様を読み込んでいる傍らで『魔女の宅急便』ですからね。かなりムチャクチャと言うか、ともすれば食べ合わせが悪くて食あたりを起こしそうですが、私はなかなか悪食なので、こういった組み合わせもおいしくいただいてしまうのです。
大まかな魅力とかは前回のブログで触れてしまったので、今回は結末くらいしか書くことがないんですが……いくら四半世紀以上前に刊行された本だとはいえ、それはちょっとなんですからね。結末については触れませんが、どうも映画とは大分違うようですね。
まあ、結末だけではなくて、途中の展開も大幅に違うみたいなんですけどね。「とんぼ」が人力飛行機ではなく魔法で空を飛ぼうとしていたり。このあたりは何かの機会にチラッチラッと見たダイジェスト映像とWikipediaを参考にしたものなので、具体的にどこがどう違うのかは、映画を見たあとに書きたいと思います。
それにしても、最後のページをめくった瞬間から、
「もっと読みたい」
そんな風に思ってやみませんでした。『ライオン仮面』みたいに、いいところで終わっちゃうから続きが読みたい、というのではなくて、まだまだキキとジジがいるこの世界にいたい。そう思ったのです。
まあ、私は大人ですからね。気持ちをカチッと切り替えて、再び現実の生活をしなければなりませんし、実際ちゃんとそうしています。……そうしているのですが、心の奥底で息づく『魔女の世界』への憧憬。その思いの強さは、ここ最近では一番強いものである、ということは、偽らざる事実なのであります。
ありがたいことに、あと5冊、続刊があります。第6巻を持って完結だそうですが、物語の方で完結させてくれれば私の気持ちにも区切りがつくことでしょう。『守り人』『獣の奏者』に比べれば、大分やさしい文章ではありますが、読んで得られる感動は同じ。古本を探すなり図書館に行くなりして、再びひとりと一匹……またはふたりの世界に行ってみたいと思います。
『餓狼伝』とかで男たちが血みどろの戦いを繰り広げる模様を読み込んでいる傍らで『魔女の宅急便』ですからね。かなりムチャクチャと言うか、ともすれば食べ合わせが悪くて食あたりを起こしそうですが、私はなかなか悪食なので、こういった組み合わせもおいしくいただいてしまうのです。
大まかな魅力とかは前回のブログで触れてしまったので、今回は結末くらいしか書くことがないんですが……いくら四半世紀以上前に刊行された本だとはいえ、それはちょっとなんですからね。結末については触れませんが、どうも映画とは大分違うようですね。
まあ、結末だけではなくて、途中の展開も大幅に違うみたいなんですけどね。「とんぼ」が人力飛行機ではなく魔法で空を飛ぼうとしていたり。このあたりは何かの機会にチラッチラッと見たダイジェスト映像とWikipediaを参考にしたものなので、具体的にどこがどう違うのかは、映画を見たあとに書きたいと思います。
それにしても、最後のページをめくった瞬間から、
「もっと読みたい」
そんな風に思ってやみませんでした。『ライオン仮面』みたいに、いいところで終わっちゃうから続きが読みたい、というのではなくて、まだまだキキとジジがいるこの世界にいたい。そう思ったのです。
まあ、私は大人ですからね。気持ちをカチッと切り替えて、再び現実の生活をしなければなりませんし、実際ちゃんとそうしています。……そうしているのですが、心の奥底で息づく『魔女の世界』への憧憬。その思いの強さは、ここ最近では一番強いものである、ということは、偽らざる事実なのであります。
ありがたいことに、あと5冊、続刊があります。第6巻を持って完結だそうですが、物語の方で完結させてくれれば私の気持ちにも区切りがつくことでしょう。『守り人』『獣の奏者』に比べれば、大分やさしい文章ではありますが、読んで得られる感動は同じ。古本を探すなり図書館に行くなりして、再びひとりと一匹……またはふたりの世界に行ってみたいと思います。
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