ウス!
ちょっと不思議だけど楽しいことがあって
「まるで夢みたいだ」
そう思った瞬間目が覚めた、犬神です
と、棚橋さんふうに書き出してみましたが、昨日は朝4時半に起床しました。なぜかといえば、修学旅行に行く弟者を駅まで送っていくため。現地集合でその時間がやたらと早いため、そのくらいに起きて準備をしなければならなかったのです。
とりあえず無事に弟者を送り届けたのはいいものの、引き返すには時間が遅いし、会社に行くにも早すぎるし。そんなわけで私が手にした本は角野栄子『魔女の宅急便』。
映画はともかく原作は小学校中学年以上か、そのくらいの年齢向けの本です。いくら読書好きでも30男が読むようなシロモノではありません。それなのにどうして『魔女の宅急便』?
それは最近、魔法少女がブームだから……というのも、ないわけではありませんが……あってもせいぜい2、3パーセント程度のものでしょう。
直接のきっかけは、先日『高村山荘』に行った時に見た仙台文学館の企画展『魔女魔女ワールド』のチラシ。魔女? ほほう、なかなか……(ニヤリ)と下心丸出しで手に取ると、おお、『魔女の宅急便』特集ですか、っていうわけで。
そもそも原作があることさえ知らなかった犬神。1985年に第一巻が刊行されたことにも驚きましたが(もう少し新しいものだと思っていた)、2009年に最終巻が刊行されたことにはもっと驚きました。ごく最近まで続いていたんだ! って。
アリス組(※)構成員だった頃は児童文学には結構親しんでいた私ですからね。面白そうと思えば、小学生向けだろうとなんだろうと躊躇なく手に取ります。
そして小一時間でおよそ3分の2程度を読みましたが、これはこれは……いや、実に面白いです。
十四歳の魔法少女『キキ』がお供の猫『ジジ』とともにひとりで新しい街に行き、そこで生活を始める……と、私ごときがあらすじを書かなくても皆様ご存知ですよね。まあ大変なことは当然いろいろとあるわけですが、それを乗り越えてこそ物語の主人公。私自身も時々ドキドキしながら、いっしょにひとりと一匹の生活そして成長を見守っているのです。
つっても、まあ、映画を作製した監督とかみたいに(?)、キキに恋したり、こういう言葉を使うのは嫌ですが、いわゆる『萌え』たり……そういう気持ちはありませんね。ただただ素直に可愛いと思い、頑張れと思う。そういう気持ちで読み進めていきます。そしてこれを読んだら、当然2冊目3冊目。成長物語を読みたいと今から思っております。
そして、ある程度私自身のキキとジジを作り上げたならば、宮崎駿監督の作り上げたキキとジジに勝負を挑みたいと思います。
(※ 当時、卒業論文で『不思議の国のアリス』を選んでいた人は、そう呼ばれていた。誰が組長で若頭で舎弟頭なのかは不明。現在は英文科そのものが消滅したので解散していると思われる)
ちょっと不思議だけど楽しいことがあって
「まるで夢みたいだ」
そう思った瞬間目が覚めた、犬神です
と、棚橋さんふうに書き出してみましたが、昨日は朝4時半に起床しました。なぜかといえば、修学旅行に行く弟者を駅まで送っていくため。現地集合でその時間がやたらと早いため、そのくらいに起きて準備をしなければならなかったのです。
とりあえず無事に弟者を送り届けたのはいいものの、引き返すには時間が遅いし、会社に行くにも早すぎるし。そんなわけで私が手にした本は角野栄子『魔女の宅急便』。
映画はともかく原作は小学校中学年以上か、そのくらいの年齢向けの本です。いくら読書好きでも30男が読むようなシロモノではありません。それなのにどうして『魔女の宅急便』?
それは最近、魔法少女がブームだから……というのも、ないわけではありませんが……あってもせいぜい2、3パーセント程度のものでしょう。
直接のきっかけは、先日『高村山荘』に行った時に見た仙台文学館の企画展『魔女魔女ワールド』のチラシ。魔女? ほほう、なかなか……(ニヤリ)と下心丸出しで手に取ると、おお、『魔女の宅急便』特集ですか、っていうわけで。
そもそも原作があることさえ知らなかった犬神。1985年に第一巻が刊行されたことにも驚きましたが(もう少し新しいものだと思っていた)、2009年に最終巻が刊行されたことにはもっと驚きました。ごく最近まで続いていたんだ! って。
アリス組(※)構成員だった頃は児童文学には結構親しんでいた私ですからね。面白そうと思えば、小学生向けだろうとなんだろうと躊躇なく手に取ります。
そして小一時間でおよそ3分の2程度を読みましたが、これはこれは……いや、実に面白いです。
十四歳の魔法少女『キキ』がお供の猫『ジジ』とともにひとりで新しい街に行き、そこで生活を始める……と、私ごときがあらすじを書かなくても皆様ご存知ですよね。まあ大変なことは当然いろいろとあるわけですが、それを乗り越えてこそ物語の主人公。私自身も時々ドキドキしながら、いっしょにひとりと一匹の生活そして成長を見守っているのです。
つっても、まあ、映画を作製した監督とかみたいに(?)、キキに恋したり、こういう言葉を使うのは嫌ですが、いわゆる『萌え』たり……そういう気持ちはありませんね。ただただ素直に可愛いと思い、頑張れと思う。そういう気持ちで読み進めていきます。そしてこれを読んだら、当然2冊目3冊目。成長物語を読みたいと今から思っております。
そして、ある程度私自身のキキとジジを作り上げたならば、宮崎駿監督の作り上げたキキとジジに勝負を挑みたいと思います。
(※ 当時、卒業論文で『不思議の国のアリス』を選んでいた人は、そう呼ばれていた。誰が組長で若頭で舎弟頭なのかは不明。現在は英文科そのものが消滅したので解散していると思われる)
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