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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 我が県の民放テレビ局(日本テレビ系)であるテレビ岩手では、なぜか平日の夕方4時台に『笑点』を放送しています。先日たまたまその時間帯からの休憩だったので、ついつい見てしまいました。

 テレビをつけた時はちょうど大喜利のコーナーが始まる時。例のテーマ曲に合わせておなじみの噺家の面々がゾロゾロと登場……したのはいいんですが、実はあんまりなじんでいないんですよね。

 まあ別に大喜利フリークだったと言うわけではないのですが、「日曜の夕方」の流れとして何となく居間で眺めていたのは5代目円楽の時代。ということは歌丸が楽太郎
(現・6代目円楽)と喜久三(現・喜久扇)の間に挟まれ、楽太郎の隣は林家「チャラーン」こん平という並びです。

 当時は誰が好きだったかというと、他の人がしょーもないネタばかり繰り出す中で知的にひねったネタを繰り出す楽太郎でした。そして最初の挨拶で時事問題とかに触れた後、「あたくしにゃ、そういう難しいことはわかりませんが……」とか、「チャラーン」とかって声をあげて雰囲気をぶち壊す林家こん平が一番嫌いでした。

 ただ、最近は私自身がむしろこん平化しているというか、その「そういう難しいことは……」のくだりを、かなり利用しているんですよね。色々と問題が複雑化して、煮詰まってきた時とかに、その流れを切り替える便利な言葉として。

 そして6代目円楽の、あまりにブラックなネタに素直に笑えないという逆転現象。要するに結構エゲツナイように聞こえるネタが多いように感じました。5代目円楽のモノマネは面白かったですが。

 あとは、「ただモノマネやってるだけじゃないの!」と突っ込まれている人もいたり、本当にしょーもないダジャレで先にオチを言われてしまうような人もいたり、なんだかなぁ……な感じに見えました。こうなると、割と正統派のネタで勝負する好楽のアイデンティティというか、ホッとするために必要な存在なんだなと思いました。以前ふかわりょうのネタとして使われていましたが……。


 ま、そんな感じで、色々と思うところのある、久々の大喜利でした。(敬称略)

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