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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。


 カメラはいつも車に積んでいて、ちょうど紅葉が綺麗なところに行ったのでこれを写真に収めよう……と思ったら、フィルムを忘れてしまいました。

 それじゃあ、ということで、いったん家に帰ってフィルムを持って再び外出。久々にフィルムを入れたら……今度は電池切れでした。

 さらに昨日はあいにくの天気。一体どこまで悪条件+ズンドコな段取りの悪さなのか。出川哲朗でなくても「つくづくだよ!」と言わざるを得ません。ちなみに私はこの(よくわからない)用法がとても好きです。


 昨日行って来たのは、八幡平市の中にある旧安代町の『不動の滝』。これは近くに不動明王をまつる神社があることに由来する景勝地で、結構離れていても水しぶきが飛んできます。そのくらい落差のある大きな滝であり、近くで見られる、ということでもあるのです。

 着いたのが平日の午後3時過ぎ、しかも天候は雨模様とくれば、来るのは私のような特殊な人間だけ。ややもすると(色々な意味で)肌寒さを感じつつ、紅葉を満喫するため遊歩道へゴー。
 
 ……ええ、通行止めでしたよ。

 原因は、どうやら昨年末から年始にかけて降りまくった豪雪による倒木。確かに見てみると、かなり大きな木が根っこから倒れ、道をふさいでいました。どうしてこうもトラブル続きなのか。

 しかしながら、様々な悪条件を努力と根性で乗り越えるのが私。通行止めのロープをものともせずに遊歩道へ……行くなんてことはしませんでしたよ。危ないから通行止めにしているんですからね。
 
 最大の目玉である『不動の滝』へは迂回ルートをたどることによって、ちゃんと行き着くことが出来るようになっていました。倒木による通行止めは、あくまでも遊歩道の一部の区間にとどまっていたのです。よかった、よかった。


 紅葉に関しては、すでに落葉になりつつあったので、それほどでもありませんでしたが、その代わり神社とか、そういったものを色々と眺めてきました。

不動明王のほかに、龍神様(蛇、巳)の社とか、謎の洞窟とその下にある祭壇とか、色々な想像を膨らませるオブジェがたくさんありました。気分は『忍者龍剣伝』のジョウ・ハヤブサとスミス博士です。もちろん、これも人気がまったくないからこそ味わえたのですが。


 神社を後にしたときは、すでに夕方。延々と国道を走っていると、あまり見たことのない光景がありました。

 道路をはさんで片方はまだ明るいのに、もう片方は暗いのです。晴天と雨天の中間のように、昼から夜になろうとする、ちょうど中間だったのかもしれません。

 自然とか、神秘とか、そういうことを色々と感じられた日でした。それから、カメラの電池はすべての旅程が終わった後、買ってきました(結局、携帯電話のカメラが一番活躍した)。

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