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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今日は母方の実家の物置を整理しました。そうしたところ古いものがやたらたくさん出てきて、なんとも興味深かったり、そうでもなかったり。

 思ったのはやはり名前があるもの、顔があるものというのは、なんとなく捨てづらいわけで、それがゆえにかくも山積していると言う事態が生ずるわけですよね。

 人に対して私は、そういったものは捨てるように勧めます(実際に勧めることがなくても、とりあえずそうした方がいいとは考えます)。捨てることを拒む人と言うのは、んー、たいてい「思い出」とかいう言葉を用いるのでしょうが、それっていうのは結構有害なものだと思います。真に思い出があるのであれば、必ずしも形あるものを残さなくてもいいと思うからです。


 ……ただ、その一方で私はいまだに形あるものを捜し求めています。それというのは2年前から行方不明になっている、私が8年かけて集めた某ギャルゲのグッズの数々です(高校恋愛シミュレーションの先駆けのアレです)。それが2年前からず~っと行方不明になり、何度も物置をひっくり返しても出てこず非常にユーウツな気分です。

 もっとも、そのグッズがなくても好きな気持ちに変わりはないように思いますが、どうしてその「モノ」に固執するのかと言うと、やはり「思い出」……というにはちょっとセンチメンタルではなさすぎる感があります。ここはやはり「生きた証」というか、金と時間をかけて集めつづけたものが、どこかに行ってしまったというのはつらいものがあります。

 たとえばこれが悪の秘密組織の手によって粉々に爆破されてしまったとか、ロシアのマフィアに持ち去られてしまったとか、……実際そんなことがあろうはずはもちろんありませんが(あったらやだ)、二度と手に入らないとはっきり知ることができれば、あきらめもつきます。

ですが、「あるかもしれないし、ないかもしれない」というこの状況では、あきらめようにもあきらめられません。乾電池の入ったものもありますし、一刻も早く見つけ出したいのですが(それがゆえにこうも気に病んでいる)、どこをどう探しても見つからず、なんともはや。まあ、そんなこんなで、今日は日記・手記らしく取り留めのないことを書き記した次第ですがどうでしょう。

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