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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 戦闘機と言うのは、常に最新で最高で最強でなければなりません。戦うための飛行機なのだから、それは当然のことです。

 いま、我が国の最強飛行機と言うと……F-15というものですが、かつてはF-4というものであり、さらにその前にはF-104という飛行機が主役でした。

 正直なところ、大戦期のそれは別として、古い戦闘機にさほど興味がなかった私ではありますが、最近にわかにこの両者について、興味を惹かれています。なぜかといえば、極めてミーハーと言うか、そんな感じの理由ではあるのですが……今日はそういう話。


 まずF-104について。

 これは当時『最後の有人戦闘機』(※)なんていう言葉で紹介されたもので、確かにとびっきり先鋭的なデザインをしています。実際には、それゆえに扱いが非常に難しかったというのもありますが、それでも世界中に配備された名機です。……たぶん。

 我が国の航空自衛隊に配備されていた頃、三島由紀夫氏が体験搭乗した時の話が、『太陽と鉄』に収録された『エピロオグ――F104』なのですが、これを読むと、やはり高度何万フィートという世界を超音速ですっ飛ぶためには、大変な訓練が必要なのだと言うことを今さらのように認識しました。私はジェット戦闘機どころか国内線さえ1度しか乗ったことがありませんが、やっぱり自分は……と思いました。


 かと思いきや、少し時代が下った『ファントム無頼』というマンガの中では、しょっちゅう一般人が戦闘機に乗ってるんですよね。あれ?(笑)

 まあ、これはマンガだからいいのでしょう。そして読んでいる私も大好きなので、それでいいのです。生きていく中で道を踏み外しそうになったら、神田さん(または栗原さん)の後ろに乗って、空を飛べばいいんです。

 『エリア88』と違って、基本的にあまり人が死なないのがいいですね。……もちろん、超高速で空を飛び回る乗り物に乗っている以上、ちょっとしたミスが危険を招くのは言うまでもありませんが、それでもね。


 マンガについても、『太陽と鉄』についても、また改めて書きたいなとは思いますが、とりあえず今日はそんな感じ。今の今まで実戦に参加したことのない戦闘機ばかり持っている国に生まれ、生きていることを、私は本当にいいなあと思っています。神田さんの言葉を借りると「抜かずの剣こそ平和の誇り」ってやつですよ。



 (※) 『究極の有人戦闘機』の誤訳。その上で言いますが、こっちの方がなんかロマンを掻き立てられるので、非常にお気に入りのフレーズなのです

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