昨日は、弟者の学校の企画で「芸術鑑賞会」という催しが盛岡市民文化ホールにて行われました。
私の時代にもあった年に一度のお楽しみ。各界のプロを呼んで通常ならそれなりのコストのかかるであろうエンターテイメントを、学習の名のもと無料で鑑賞することの出来る催し物なのですが、今年招聘された方は『ピアニスター』のHIROSHIさんでした。
私があえて説明するまでもないと思いますが、普通のピアニストと違って、右手と左手で別々の曲を『同時に』演奏するなど、どちらかというとエキセントリックな芸をお持ちの方なんですよね。特殊音楽家と言えばとうじ魔とうじ氏ですが、HIROSHIさんも結構、特殊だと思います。
そんな、平成生まれの少年少女たちのために催されたイベントに、昭和生まれの元少年(今月4日から30代突入)である私が潜入!……というか、保護者権限で堂々と正面から入り、たっぷり鑑賞させていただいたのでした。
美術的芸術的なセンスって、やっぱり実際に見て触れて感じないと磨かれないよね。とはいったものの、音楽のイベントはこれが初参加でした。最初っから随分と強力な変化球である、という気はしますが(笑)、ちゃんとクラシックの曲をオリジナル通りに弾いてくれたりもしたので、その点も大丈夫でしょう。
ただ、オリジナル通りにとはいっても、曲の中盤で目線を客席の方に向けながら弾く場面もありました。……これっていうのは、「寝たい人は寝ててもいいですよ、と言った手前、どれくらいの人が寝ているか見ておきたかった」と言う理由だったのですが、なんだか右手と左手が自動演奏の機械なんじゃないの、と思ってしまうほど鮮やかなものでした。
あとは、観客の諸君からリクエストを募り、(知ってる曲なら)それをつなげてメドレー演奏する場面も圧巻でした。「今日、この場でのみ演奏されるシークレット演目です」と言っていた手前、あんまり詳細に書かないようにしますが、平成生まれの少年少女から『いい日旅立ち』とか『傷だらけのローラ』とかといったタイトルが出てきたのはびっくりしました。昭和か!(笑)
でも、そんなヘンテコな(注・最大限の感動と尊敬を込めて言ってます)音楽ばかりではなく、オリジナル曲を演奏する時は、ちゃんとマジメにやってくれました。(アレンジをする時と違って)『気持ちを素直に曲にした』というだけあって、私もまた素直にそういうイメージで聞きました。よかったです。
最後に、HIROSHIさんが未来ある若者たちに語った言葉は、「夢をもて」ということ。
というのは、別な学校で同じようなイベントを行った際、演目終了後の生徒たちの取材で『夢はなんですか』と聞かれた時のこと。「聞かれっぱなしというのもしゃくなので」(笑)逆に生徒に同じ質問をぶつけたところ、「ありません」という回答が帰ってきて、驚いてしまったとか。
私の場合は夢……というとちょっとつかみ所がなさ過ぎるので「目標」という言葉で常に上を目指して生きているところですが、まだ何にでもなれる可能性を持った高校生諸君なのだから、でかい夢を見て、それを実現するために頑張ってほしいものであります。
まあ、私の場合、夢を見たものの夢の世界で満足してしまったために、夢から覚めた今、恐ろしいほどの低空飛行をするハメになっているのですが(ノ_-;)
私の時代にもあった年に一度のお楽しみ。各界のプロを呼んで通常ならそれなりのコストのかかるであろうエンターテイメントを、学習の名のもと無料で鑑賞することの出来る催し物なのですが、今年招聘された方は『ピアニスター』のHIROSHIさんでした。
私があえて説明するまでもないと思いますが、普通のピアニストと違って、右手と左手で別々の曲を『同時に』演奏するなど、どちらかというとエキセントリックな芸をお持ちの方なんですよね。特殊音楽家と言えばとうじ魔とうじ氏ですが、HIROSHIさんも結構、特殊だと思います。
そんな、平成生まれの少年少女たちのために催されたイベントに、昭和生まれの元少年(今月4日から30代突入)である私が潜入!……というか、保護者権限で堂々と正面から入り、たっぷり鑑賞させていただいたのでした。
美術的芸術的なセンスって、やっぱり実際に見て触れて感じないと磨かれないよね。とはいったものの、音楽のイベントはこれが初参加でした。最初っから随分と強力な変化球である、という気はしますが(笑)、ちゃんとクラシックの曲をオリジナル通りに弾いてくれたりもしたので、その点も大丈夫でしょう。
ただ、オリジナル通りにとはいっても、曲の中盤で目線を客席の方に向けながら弾く場面もありました。……これっていうのは、「寝たい人は寝ててもいいですよ、と言った手前、どれくらいの人が寝ているか見ておきたかった」と言う理由だったのですが、なんだか右手と左手が自動演奏の機械なんじゃないの、と思ってしまうほど鮮やかなものでした。
あとは、観客の諸君からリクエストを募り、(知ってる曲なら)それをつなげてメドレー演奏する場面も圧巻でした。「今日、この場でのみ演奏されるシークレット演目です」と言っていた手前、あんまり詳細に書かないようにしますが、平成生まれの少年少女から『いい日旅立ち』とか『傷だらけのローラ』とかといったタイトルが出てきたのはびっくりしました。昭和か!(笑)
でも、そんなヘンテコな(注・最大限の感動と尊敬を込めて言ってます)音楽ばかりではなく、オリジナル曲を演奏する時は、ちゃんとマジメにやってくれました。(アレンジをする時と違って)『気持ちを素直に曲にした』というだけあって、私もまた素直にそういうイメージで聞きました。よかったです。
最後に、HIROSHIさんが未来ある若者たちに語った言葉は、「夢をもて」ということ。
というのは、別な学校で同じようなイベントを行った際、演目終了後の生徒たちの取材で『夢はなんですか』と聞かれた時のこと。「聞かれっぱなしというのもしゃくなので」(笑)逆に生徒に同じ質問をぶつけたところ、「ありません」という回答が帰ってきて、驚いてしまったとか。
私の場合は夢……というとちょっとつかみ所がなさ過ぎるので「目標」という言葉で常に上を目指して生きているところですが、まだ何にでもなれる可能性を持った高校生諸君なのだから、でかい夢を見て、それを実現するために頑張ってほしいものであります。
まあ、私の場合、夢を見たものの夢の世界で満足してしまったために、夢から覚めた今、恐ろしいほどの低空飛行をするハメになっているのですが(ノ_-;)
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