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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
めでたいといえばそれは「しめすへんに兄!」というわけですが、ジゴロ次五郎とかでよく出てくる「メデテー」というのは、またちょっと違った意味になるわけでして、日本語として上手に伝わらないのできちんと書きます。すみません。

さて、日本語の意味を知りたい時はやはり広辞苑。ですが私の家には広辞苑はないので、じゃあ国語辞典。だけど国語辞典もないので、goo国語辞典で調べてみました

なるほど。どうやら4番の意味合いで使われているようですね。

最近私はこの言葉が好きで、よく使っています。どういう使い方をするのかといえば、まあ、とりあえず忙しくて忙しくてしょうがない時とかに、自分を鼓舞するために使っています。また、なんだか手間ばかりかかってめんどくさくてやってられないようなことにまじめに取り組むときとかも言います。

「こんなめんどくさくて手間ばっかりかかってあんまり報われないどぶさらいみたいな仕事するなんて、まったくメデテー野郎だぜ」

手間を省いて無駄を削いで楽して賢く生きようとする私がそうやって冷やかします。けれど、私はそういうメデテー人物が大好きです。シラけた振りをしてちゃ、本当にそうなってしまうし。


やっぱり、誰かに認められたいと思うわけでして、そのためにとにかく今日は仕事ばっかりして、それなりに結果を残しました。とはいえ、あまり社内でも目立たないし話もしないし、結局誰からも褒められることもなく、苦にされることもなく、ひたすら地道に生きています。

そうやって得られる人望、名声、そんなところで値打ちは決まらない。それはそうだと思いますが、どちらかというとそれは自分自身に言い聞かせるようなところがあります。結局、人望がなければ無価値な人間と思われて、居場所さえなくなってしまうのですから。

……なんてね。結構、これで今の状況は気に入ってたりします。誰からも期待されることもなく、それでも苦にされることもなく、静かに笑っていられる。それはまさにイーハトーヴォの思想、宮沢賢治先生の思想、またはFLAT FEELINGの思想ですね。

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