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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 いざこの記事を書こうとした時、「あれ、昨日って何してたっけ」としばし固まってしまった犬神です。大丈夫なのか自分(笑)。

 言い換えれば昨日も一日の大半を移動に費やし、あっという間に朝がきて昼が来て夜が来てしまったといったような、そんな日だったのです。

 それでも、ひとつ「よかったな」と思ったことがあったので、今日はそのことを書きます。


 かつてNHKで『テレパシー少女 蘭』というアニメを放送していたことがありました(現在は絶賛再放送中 月曜7:25~)。これっていうのは、ある日突然人の心が読めるようになってしまった中学1年生の女の子・磯崎蘭が同じような能力者・名波翠やボーイフレンドの留衣とともに様々な事件と出会いこれを解決していくアニメです。

 ナニナニ少女というタイトルだけ聞くと、よくあるモエモエしたアニメのたぐいかと思われる向きもあるかもしれません。ところがこのアニメ、原作はあの「あさのあつこ」さんです。私は読んだことはありませんが、少年少女向けの小説を多数刊行されている方ですよね。なので確かにふたりとも可愛いのは間違いありませんが、そういう『狙った』可愛さではないのです。

 そして物語自体も、結構シビアな感じで進みます。……何せ自分で望んだわけではないのに、そう言った能力を身につけてしまったふたりの女の子ですからね。色々と悩んだりすることもあるのです(特に翠の方)。さらに物語の中で出会う人々も、大なり小なり心の中に抱え込んでいるものがあります。

 あとは、大人の感覚では気づけない、あるいは理屈で塗り固めてしまうような事態もたくさんありますが、そこを中1の女の子ならではの機転とか発想で切り抜けることころがたくさんありまして。……多分どこかの電子掲示板を根城にしているような口の悪い向きであれば、それにさえ汚い言葉を浴びせ掛けるのでしょうが、私にとってはすごく面白かったのです。まあ私は『きらりんレボリューション』とか『めちゃモテ委員長』からもそういった衝撃を受けるクチなのですが。

 原作が原作だけに、やはりこの物語は彼女らの成長物語なのです。NHKで放送するくらいですから、深夜アニメのように不当にモエモエした代物ではないのです。少年少女が安心して見られる(見せられる)物語なのです。

 
 
 さて、そんな私にとっての心のアニメ『テレパシー少女 蘭』なのですが、このたび2年越しの悲願、DVD全巻セットを購入することが出来ました。この2年間、どこに行っても見つからなかったのに、昨日よく行く中古雑貨店に行ったら1~7巻までばら売り形式ではあるものの、揃っていたのです。

 ……ただ、この店では『美少女アニメコーナー』に置いていたんですよね。他の棚には『けいおん!』『らきすた』『生徒会の一存』『AngelBeats!』……そんなものと一緒にするなぁ! と激怒したものの、背に腹は変えられぬ、ココであったが100年目、ひとつ大目に見てやるかということにして、一気に全巻購入してしまったのでした(1枚1300円ナリ)。

 決して、安い買い物ではありませんが、新春と言うこともありますし(?)、何よりも私にとってはそれだけの価値のあるアニメですしね。まあよしとしましょう。

 かくしてこれで『ARIA』に続き、心のアニメのDVDを買い揃えることが出来ました(『ARIA』はまだ第一シーズンの分だけですが)。蘭の苗字が私の上司と同じであることを除けば、これは今から見るのがとても楽しみです。そうそう、何で『ARIA』もこっちのモエモエアニメコーナーに置いてるんでしょう。アレはもみ子とかアリシアさんとかが可愛い/綺麗なだけで、中身は一般アニメだろうが!!!(激怒)

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