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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
新年、あけましておめでとうございます。

昨年中は散々な感じでしたが、今年はいつもいい年になればいいな、と元日には思うのですが、さてどうでしょうか。

今日は、そういうこともあって、とにかく正月らしいことをしまくろうと思って、結果、割と成功したような気がします。


まず、未明。日が変わったころ、私は山道を愛車にて爆走していました。自宅からざっと15分くらい山の中に入ったところにあった岩手山神社にて初詣をするためでした。

1000年近くの歴史を誇る古刹ながら、辺りは暗闇、人家もなければ訪れている人もあんまりいないようなひっそりとしたところでした。私が行った時氏子の人はひとりだけで、「あ、どうぞ。適当におみくじとかお札とか持っていってくださーい」という想像を超えたフリーダムな扱い。わお。

ともあれここで100円を投入し、お願いをしました。


通常、私が住まう岩手県で最強の神社というのは盛岡八幡宮なのですが、どうもそれじゃあ、いまいちありきたりだから、どこか別なところに行きたいと思っていたところ、東和町というところに熊野神社(熊野大社から分霊してもらったところ)があるということで、そこに急遽向かうことに。

高速で1時間。ぐるぐると曲がりくねった山道を登りきったところにあったその熊野神社は、いかにも歴史の重みを感じさせるようなところでした。建物もそうなのですが、むしろ本題はそこに祀られている兜跋毘沙門天の木像でありまして、これはかつては国宝とまで言われたくらいすごいものだそうです。

実に、神仏のパワーをもらってきた感がありました。

また去年はアルバイトの巫女に苦々しい思いを感じていたのですが、考えてみれば病院で看護師さんがそれらしい白衣を着ているように、ファミレスでウェイトレスがそれらしい制服を着ているように、飛行機の中で客室乗務員がそれらしい格好をしているように、ここは神社なんだから小袖に袴が制服みたいなもんであり、まあ自然なのかなと思いました。


ともあれ、一生懸命に正月らしさを味わおうと思った今日の試み、割と成功を収めた、といっていいんじゃないでしょうか。そういうわけで、今年もひとつよろしくお願いいたします。

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