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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。


 天道総司こと水嶋ヒロこと齋藤智裕の『KAGEROU』の発売日は昨日でしたね。私も発売前からずっと気にはなっていましたし、読みたいという気持ちもあるのですが、あいにく今読んでいるのは『ゴング格闘技』。さらにそのあとにも読まなきゃいけない本があり、絶対的な時間が足りないというのが現実。

 それにしても、どういった内容であれ、昔のように活字メディアを好むようになったなという印象があります。誰に? 自分に(笑)。一時は新聞のテレビ欄ぐらいしか、活字を追う機会がなかったのですが、最近は自分の家で取っている岩手日報とか毎日jpとか、ニュースも好んで見るし他の本も読みます。あ、でも女子高生がマネジメントを勉強する本は読みませんよ。アレはNGです。

 まあ、今年181万部だか売れまくったその本に限らず、ビジネス書と呼ばれるたぐいの本は嫌いです。読めばもっとお金が稼げるようになったりするのでしょうが、何せ基本属性が文学野郎ですからね。そういう意味合いでの『成功』って、あんまり興味ないんです。

 マンガ『九十九眠るしずめ』の主人公・倉橋しずめは生粋の理系女子のようで、「ボクには文学って理解できないなあ」って意味合いのことを言っていたのを見た時は少なからずショックを受けてしまいましたが、やはり自分は高校の頃にルイス・キャロルの詩集を買って以来、文学野郎になってしまったのです。


 まあ、そんな私の事情はさておき『KAGEROU』は読んでみたいです。

 水嶋ヒロだから? 天の道を行き総てを司る人の本だから? ポプラ社の文学大賞を取った本だから?

 ……まあ、それもあるでしょうね。というか、そうじゃなかったら読まなかったでしょうね。

 でも、「大賞取った本だから面白いに決まってる!」というわけではなくて、「どれほどのものか、試してみようじゃないか」という気持ちですね。どちらかというとね。

 そんなこんなで、まだ手に取ってもいないのにこんな記事を書いてしまいました。今ある活字メディアの本を読み終えたら、是非、手に取りたいと思います。

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