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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今、実際にやる人ではなく見る人専門のための格闘技雑誌というと……『ゴング格闘技』くらいしかないわけですよね(『格闘技通信』は休刊になってしまったし)。

 今までは格闘技じたいにそれほど興味がなかったり、気になることがあっても『格闘技通信』の方を買ったりして、こっちは全然手に取ることもなかったのですが、いまや他の競合雑誌がないのだから仕方がない。つって、1月号を読んでいます。

 で、読んでみるとこれがすごく面白いのですね。

 ボリュームがあって、今は全体の半分も読んでいないのですが、特に目ウロコだったのが、格闘教授こと松原隆一郎さんのコラム。今回は『プロ的、アマ的』な考え方についてだったのですが……私のようなアンポンタンにもわかりやすいように、平易な言葉で書いてくれているので、フムフムと面白く読むことが出来ました。


 要するにプロの世界というのは、実力だけがあればいいんじゃないんですね。お金を取って興行を打つわけだから、実力+観客を魅了するパフォーマンスが求められるわけで、それが『プロ的』な考え方なのだそうです。

 そしてそのあたりを理解できず、最近自分のブログで書いてきたことを書籍化した某格闘家のことを『アマ的』と断罪しています。


 なるほど、よくわかりました。そう考えると私が憧れる『強さ』というのは多分にアマ的なものである、といえるでしょう。あまり派手さに走らず、ただ強い人が好き。それではいかにもアマ的です。

 無論、いまさらプロ格闘家になろうとは思いませんから、アマチュア大いに結構です。逆にいえば、そういうものが求められるのがプロの世界であるならば、私はそこまで好きにならなくてもいいやと思います。少なくとも今年の大晦日のチャンネル候補としてTBSは外れました。

 もっとも、これはあくまでプロ格闘技の素人ゆえ。これからさらに読み進め、見続ければ、変わってくるかもしれませんが、とりあえず今はそんな感じです。

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