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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 先日、久しぶりに『アクション刑事』というゲームをやりました。

 両手にオープンフィンガーグローブのようなセンサーを握り締め、実際に自分で殴り、手裏剣を投げ、銃を撃ち、ハンドル操作をする……ような動きをこなす、文字通りの体感ゲームです。

 ビデオゲームではありますが、何よりも求められるのはプレイヤー自身の体力であるという本作、体力にまるで自信のなかった時代の犬神は1ラウンド終盤で勝利をあきらめてしまうという、非常に情けないことをしてしまった過去がありまして。

 で、とにかく「最後まであきらめず、全力を尽くすこと」を最重要項目として掲げ、結果的にはそれまで見たことのない3面ボスまで到達することが出来たのでした(ライフ最大設定+1コイン2クレジットという極上仕様であったことも、大きな要因ですが)。


 で、ゲームの進行度合いに満足したのはもちろんですが、同時に思ったよりも自分のスタミナが持ったな、ということ。普通の人なら別になんてことないのでしょうが最終的な敗因が「攻撃のタイミングがわからなくて、戸惑っているうちにタイムオーバー」ということで、自分としてはフルラウンド戦い抜いたロッキーの如く「エイドリア~ン!」とフロア中に響き渡る声で叫びたいくらい嬉しかったです。

 そしてそして、自分が色々と趣味の範囲でやりまくったことは、無駄ではなかったのだということを実感。さらなる高みを目指すべく、最近お気に入りである御所湖畔の土手をひたすら走りまくったのでした。

 あまり走ることに自信のない犬神、何となく恥ずかしい気持ちがあるので、普段は人気のまったくないところを走るようにしているのですが、昨日は何人かの人とすれ違いました。

 その人たちも同じように、走ったり歩いたりしている人と思われますが、嬉しかったのはたまたますれ違っただけの私に「おはようございます」と声をかけてくれたこと。もちろん私も嬉しくなって、元気よく挨拶返し。すごく気持ちがよかったのです。


 本当は、当たり前のことなんですけどね。人とすれ違ったらご挨拶なんてね。

 今のご時世なら、このブログとかもそうですが、パソコンとか携帯電話を介して、文字のコミュニケーションが主ですけど、やっぱり同じ空間にいる人と、自分で声を出して交わすやり取りの方が安心しますよ。……まあ、お互いどこにいても意志の疎通ができるという意味で、ネット上のつながりもいいとは思うのですが、怖いのはネット上「だけ」のつながりを信じてしまうこと。そういう気持ちがあるのでツイッターとかオンラインゲームとか、ああいうのはちょっと手が出せずにいます。

 色々と盛り込みたくて、ひとつひとつの文章が随分と長くなってしまいましたが、とにかく知らない人と挨拶を交わせたことが、それくらい嬉しかったのです。そんな嬉しさもあって、帰り道はそれまで休み休み走っていた距離をいっぺんに走りきることが出来まして、それも嬉しくて。まあ走り終えた直後はハアハアでしたし、一夜あけた現在はバリバリ筋肉痛なのですが(笑)、それでもよかったな、と思います。

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