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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 11月3日の話題なのですが、我らが(?)菊地毅さんが『ユニオンプロレス』というところの興行に出ました。

 かねてよりプロレスがしたい、という気持ちを隠さずにいた菊地さん、ここぞとばかりに1興行で3試合に出場。その模様をまずは菊地さん自身のブログで見ました。


 ユニオンで3|プロレスラー菊地毅のブログファイヤーボーイ

 
 まあ、確かに本当は第1試合だけの予定を無理やり変えさせたというのは、菊地さん自身認識されていたようですが、この時点ではあくまでも菊地さんの熱い思いをスーザン・ナオミ代表が受け止めて、特別にその場でカードを変更したのだろう、と思っていました。

 ところが、鈴木健txtさんの試合リポートを読んで、ひっくり返りそうになりました。

 
菊地金太郎飴と、ユニオンという器(2010年11月3日の記事より)


 もうね、これを読むと、菊地さんがいかにユニオンという団体の進行を自分の思い通りにしていたのか、ビンビン伝わりますよ。バトルロイヤルに紛れ込むだけでなく、2対2タッグマッチを無理やり3対3タッグマッチにするなど、前代未聞でしょう(しかも自分の都合で)。

 数日前に菊地さんは自身のブログで、「いっそのことユニオンをジャックしてやろうか」なんて言っていましたが、これはもうジャック成功でしょう。最後のシメの挨拶にも混じって、次の興行の試合も組ませて。

 そのあまりに突飛で奇想天外な行動に、犬神はたびたび「ええー!?」と声をあげてしまうのですが、ブログを併せて読んでいると、すごく勇気付けられるんですよね。

 プロレスが大好きで、20年以上のキャリアがあって、それでもフリーランスで。フリーだから自分でドンドン仕事を引っ張ってこなきゃいけなくて。

 そのためにインディー団体から全日本プロレスまで、アチコチの団体に顔を出しては奇行乱行で話題を振り撒いているのですが、そのすべてが「プロレスが大好き」という情熱に基づいているわけで。

 そんな菊地さんを見ていると、自分もまだまだがんばる余地がある、と思ってしまうのです。

 だから、これからも犬神は菊地さんを全力で応援します! 今度の世界最強タッグリーグ戦でも、下馬評をひっくり返して菊地旋風、いやむしろ菊地台風を巻き起こして欲しいものです!

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