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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
先日買ったカセットプレーヤーの電池が切れかけてきた犬神です。

 以前使っていたケンウッドのものは、たぶん機械的なナニガシかがあって、電池が切れる直前まで回転数を維持してくれます(そして電池が切れかけると、とたんに再生できなくなってしまう)。

 それに対して、今使っているプレーヤーはそんな高級な機能はなく、電池の力が弱まれば弱まったなりにスロー再生してしまいます。

 そうなればさっさと新しい電池に交換してしまえばいいのでしょうが、まだ少しでも残っている電池を捨ててしまうのって、なんかもったいない。そう思って意地でずっと使っていたのですが……

 ……これが意外と面白いのですね。


 あまりよくないヘッドの性能と、弱々しい電池の組み合わせで、いつもの音楽が違って聞こえます。なんだか劇団ひとりが昔やっていた『春樹先輩』のモノマネみたいですが、実際そう聞こえてしまいます。

 たとえば全日本プロレス・中之上靖文選手の入場テーマである平野綾のGod knowsという曲がありますが、これなんかも私のプレーヤで再生すると、曲の速度も声質も、まるで徳永英明がカバーしているように聞こえるのです。ある意味壊れかけのRADIOです(笑)。

 女性ヴォーカルの歌がこれほどまでになってしまうのだから、男性ヴォーカルの歌なんて、どうなるのかというと……そうですね、たとえばGacktの『journey through the decade』という歌があるのですが、これなんかは世良公則みたいな声になってしまいます。


 以前弟者の友人に頼まれて集め続けた『ボーカロイド』? に新たな音楽の可能性を感じ、かなり音楽の好みが広がったこともあるのでしょう。まあ、今は完全に電池が切れてしまったし、あえてこういう特殊な音楽を聞くつもりもないのですが、これはたとえばデジタル音楽プレーヤではわからない世界ですよね。絶対にね。

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