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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 一年と少し前に買ったケンウッドのヘッドホンステレオの調子が悪く、再び無音状態に陥っていた犬神です。

 こないだ景品のMP3プレーヤを、中古雑貨店で100円にて(デジカメと一緒に)買ってきたのですが、これがどうもちゃんと動いてくれない。仕方がないのでホームセンターで、再びカセットプレーヤを買ってきました。

 頭出し機能やら重低音やら、そんな機能は一切ありません。それどころか巻戻し機能とか反対面再生機能とかもないので、片面を聞き終えたらいちいちカセット自体をひっくり返さなければなりません。ついでに言えばスイッチが日本語表記と言うのもなんかかっこ悪い。

 それでいて価格は1480円。保証書つきの新品とはいえ、これはちょっと割高感です。

 実際に聞いてみると、音質は当然ながら、大分落ちます。

 『木村カエラの声が半オクターブ高く聞こえる』『やくしまるえつこの声が再現しきれず、半分くらい消える』『平野綾の声も半オクターブ高く聞こえる』

 まあ、高く聞こえると言うのは私の幻聴だと思いますが、いずれにしても、もっと上等なプレーヤなら……と思わなくもありません。


 それでも、このプレーヤを『買ってよかった』と思ったのは、カチッとスイッチを押し込んだ時。電子式の『ピッ』と入るものじゃなくて、ちゃんとスイッチを『押し込む』そのちょっとした作業が、なんとも心地よかったのです。

 何でもデジタルに捉えなきゃいけないような時代ですが、この古めかしい、安っぽい、カチャカチャした機械を操作すること。そういうことが出来る現実があるんだ、ということ。


 この話、もしかすると明日も続きます。

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