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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 はっきり言って読みづらいタイトルで恐縮なのですが、どういうことかというと、こういうことです。毎日jpからの引用です。

----------引用----------


 酷評看板:美少女キャラ衣替え 福岡

  福岡市中心部で「景観破壊」と酷評されてきた大手出会い系サイトの巨大看板(縦10メートル、横17メートル)が31日、この看板に掲示するアート作品の公募を呼びかける内容に衣替えされた。

 看板は昨年9月に設置された。大きな瞳の美少女キャラが「もういちど、恋をしよう」と呼びかける内容だった。市民団体「福岡・住環境を守る会」の「福岡まちこわし大賞」特別賞に選ばれるなど市民の批判を受け、驚いたサイト運営会社は今年2月「看板を若いアーティストらの作品発表の場に再生する」と市民団体側に提案。現在、掲示する作品を市民投票で選ぶ計画が進んでいる。

 新看板は、9月の作品募集開始を前に「みんなのアートコンペArt here!」と市民の参加を呼びかける内容。近くの会社員、舌間(したま)謙二さん(29)は「最初に看板が出た時はショッキングだったが、面白い試み。市民投票にはぜひ参加してみたい」と話していた。

8月1日 毎日新聞


----------引用ここまで----------



 一瞬、検索結果の中に紛れ込んできた某巨大掲示板では、賢いお方がよろしい言葉で政治批判をされておりましたが、私はもちろんそんな意見には耳を貸さず目も貸さず、自分の感想だけをここで述べたいと思います。

 まず、「福岡まちこわし大賞」というものがあるのに笑ってしまいました。「まちおこし」ならよく聞きますが、「まちこわし」。なかなか破壊的な響きです。

 毎日jpではすでに改装中の看板の写真しかなく、実際どういったものが栄えある? 受賞を果たしたのか、市民団体の公式ホームページを見てみました。

 

 ……こ、これは……キツイかも(苦笑)。

 いやね、老若男女あらゆる人が行き交う公共の場において、コレはあまりにも刺激的というか、週刊プレイボーイの裏表紙ならモチロンOKですが、美観景観ついでに教育上よろしくありません。糾弾されてしかるべき、撤去されてしかるべきでしょう。

 こう言うと、表現の自由がどうとか、こうとか、そういった反論もあろうと思いますが、そういうのを表現したいならそれにふさわしい場所ですればよろしい。何も往来でこんなソフトポルノな看板を掲げることはないだろう! と思うのです。

 その他の表彰対象については、まあ私は福岡の人間ではないのでよくわかりませんが、パチンコ屋に関する言葉は、なるほどと理解できます。一昔前のパチンコ屋と言えば、我が街でもそうでしたが、ラスベガスもかくやと言わんばかりの超絶電飾で、街の景観を徹底破壊していましたしね。

 それが多少おとなしくなったとはいえ、国道沿いにポツポツと建てられているパチンコ屋・パチスロ屋の看板を見るたびに、何となく眉をひそめてしまいます。もちろん、中には随分とマシなものもありますが。

 
 少々、個人的な趣味も入ってしまったので、あまり多くを語ることはしませんが、この「福岡まちこわし大賞」というのは、実に面白いと思いました。第3回の発表を楽しみにしたいと思います。

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