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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 時間が遅いので簡単な記事になってしまいますが、森見登美彦先生の『四畳半神話大系』を読んで、再びあの頃(2002~2003年)のような文学オタクになりつつある犬神です。

 そのころと言うのは英米文学科所属ということで当然ですが、毎日本を読んではレポートを書くと言う日々。読む能力も書く能力も激しく鍛え上げられたのでした。……読む方はともかく書く方はどうなのよ? というのは私の日々の記事を読めば、誰しもが当然疑問を抱くとは思いますが。……思いますが!(なぜか強気)


 さしあたって今日は残業を申し渡されたので、その腹いせの意味もこめて12年前にも一度読んだ坂口安吾の『白痴』を、さらに当時は読んだことのなかった『堕落論』を、そして大学に入ってからようやく読んだ『少女地獄』『瓶詰の地獄』を、ついでに時々読み返していた太宰治の『美男子と煙草』を……すべて青空文庫で読了。

 そのため業務中ではあったものの、「小説を読む合間に仕事をする」というような状況に(?)。

 で、それだけでは飽き足らず、amazonなどで面白そうな本を探してメモしたり、手持ちの文庫本の最後に載っているほかの本の広告などを読み、貪欲に読書の幅を広げるべく画策しているところです。


 若者の活字離れとかと言う話も聞きますが、私はこれでなかなか活字大好き人間。うまいご飯をおなかいっぱい食べるように、面白い物語はガツガツとむさぼりたいのです。

 そのきっかけを与えてくれた『四畳半神話大系』。いずれきちんと感想を書いて、自分のものとして定着させたいと思います。そのために従来は『黒豹』シリーズしか入れられなかった(笑)カテゴリも修正しました。

 これを読んで、誰かがその本を知るきっかけ、読むきっかけになれば、それはもちろんこの上なく嬉しいのですが……まあ、そうでなければ、それはそれでいいです。とりあえず私が読んだ記録、読んだ感想が、きちんと整理できると言う意味合いもあるのでね。

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