忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 ……と、「テレパしい」のドラえもん並に怒りが込み上げてくるニュースが、私の重要な情報源である毎日jpに載っていたのですが。

----------引用----------

朗読少女:萌え系美少女がiPhoneで名作を読み上げ 「読書をエンターテインメントに」

 オーディオブック配信サービスの「オトバンク」は13日、美少女キャラクターが芥川龍之介の「羅生門」などの名作を読み聞かせしてくれる iPhoneアプリ「朗読少女」を発表した。

 「朗読少女」は、アニメ「デュラララ!!」「君に届け」などに出演している声優のささきのぞみさんが演じる乙葉しおりが書棚から本を選び椅子に座って名作を朗読するアプリで、読んだところをチェックする付せん機能や現在の時刻を読み上げる時計機能などもある。さらにキャラクターの画面をタップすると、少女との会話が生まれ、返答次第で好感度が変化し、その後の反応が変わったり、ショップでアイテムを購入するなどして、作品のほかに少女の衣装や背景などを変更できるなどの演出も楽しめる。



 会見では、ささきさんが「羅生門」の朗読を披露。オトバンクの上田渉社長は「純粋に、女の子が本を読んでくれたらうれしいかな、という発想。読書を気軽なエンターテインメントにし、電子書籍のイメージを覆すアプリ」と自信を見せた。また、「読書の場合は『読もう』という気概が必要ですが、『朗読少女』は女の子とコミュニケーションをとって好感度を上げることで、読むことに“ご褒美感”を感じてもらえる。本の読者をもっと増やすきっかけになればうれしい」と話していた。

2010年7月14日 毎日新聞

----------引用終わり----------



 ほう水色ショートカットの女子ですか。綾波レイみたいですね。……いや、それはまあいいのですが。

 ……序盤では激怒していると書いたのですが、一方で、朗読でこそ味わえる物語と言うのも……あるのかもしれませんね。考えてみれば以前、メイ・リンこと桑島法子サンが宮澤賢治の物語を朗読するとなった時は何とかして行けないものか苦慮したこともありますし。

 ただ、それでも、これはなんか違うような気がします。引っかかります。

 『読もう』という気概が必要、なんて言いますが、そのくらいの気持ちがないなら物語に触れる資格がないんじゃないの? と思ってしまいます。

 無論、これはちょっと極端な話ですが……やっぱり本を手にとって、自分の眼で活字を追いかけるのが楽しいんじゃないのかな、と思います。まあ犬神は電子書籍にさえ反感を持つ保守派の人間ですからね。余計にそう思ってしまうのかもしれません。

 うん、いいですよ、じゃあ。せいぜい女の子に読み聞かせしてもらって、モエモエデレデレしてりゃいいですよ。ただ犬神は生涯読み聞かせしてもらうことはないと思います。ヘイト先輩なみにゼッタ~イ! ないと思います。なんか急速に絶対の度合いが弱くなったように感じられますが、とにかくないと思います!(キッパリ)

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック