忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 ず~っと前のことになりますが、「どうして極真会館の門弟たちは、師である大山館長のもとから離れていったのだろう」という疑問を呈したことがありました。

 2008年9月11日 「我が道を行く人たち」

 で、その後芦原先生の「いのちの言葉」とか何とかを読んで思ったのは、やはり組織が大きくなればいろいろな思惑を持った人たちが集まり、様々な軋轢、摩擦、めんどくさいことが生じるのだろうな、ということでした。

 昨日買ってきた、『実録!極真大乱』を読んでいて、さらにそう思いました。

 

 空手家・大山倍達を尊敬するだけの犬神にとって、大山総裁が亡くなった後の権力闘争なんて興味がない、そんなものに興味を持つ野次馬根性はあってはならない。そう思って、ずっと敬遠していたのですが……まあ古本屋で手ごろな値段で売っていたので、とりあえず知識として読むことにしました。

 
 まだ第2章の半分くらいしか読んでいないのですが、これを読んでいて思ったのは「やはり、大きな組織を動かしていくのは大変だ」ということでした。

 考えてみれば全国に支部があるということは、それぞれの支部長がいるわけで、そうなれば『いのちの言葉』にもあったように、純粋に空手を指導したいと思うだけではない人もたくさんいるのでしょう。実際に、大山総裁も清濁併せ呑む器量の持ち主であったようですしね。

 幻滅はしません。それもまた人間力の強さ、大きさだと理解できるからです。相変わらず「やはりマス大山はスゲエ」なのです。

 ただ、今の犬神にとっては、芦原空手の精神がより身近です。芦原英幸先生の言葉によって、毎日を何とかやりすごしているというのが事実です。


 とにかくこれは、最後まで読まなければ。ものすごい勢いでグイグイ読み進めているところです。


   *

 もっとも犬神が極真空手と言うものを詳しく知った頃(10年くらい前かな)、すでに館長は松井氏でした。アレッ? 意外と若い人が館長なんだな、と不思議に思いましたが……「やはり武道団体だけに、実力主義で決まったんだろうな」と納得しつつ……。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック