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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 寺山修司の『幻想図書館』(河出文庫)で最初に紹介されたのが、髪に関するアレコレの面白エピソードを収録した、そのままズバリ『髪』という本でした。

 この章の締めくくりに、寺山氏は「あすは床屋に行こう」と言っているのですが、犬神は昨日、床屋に行ってきました。

 なので、今日はそれっぽい……髪に関する話をしたいと思います。

 といっても、10年前と比べて少しずつ上昇しつつある私の前線の話などをしても、面白くも何ともないので、別な話題で今日は書きます。さしあたって『女性の髪型』について。


 『幻想図書館』によれば、ルネッサンス時代の女性たちは独身時代は長い髪を垂らしているものの、結婚するとその髪を束ねてしまうのだそうです。もちろんそれにも理由があって、要するにもう人妻なのに長い髪を垂らして他の男をたぶらかしてはいけないため、なのだとか。

 無論21世紀の日本においては、女性がどんな髪型にしようと自由であり、短かろうと長かろうと綺麗な人は綺麗だし可愛い人は可愛いと誰もが思うところですが、まあそれでも長い髪を垂らした女性の方が好きだという私の趣味もあながちおかしなことではないのかな、と思いました。

 ただ、そういった黒髪が好きな人たちがあまり過激になりすぎて、『国民精神総動員委員会』という舌をかみそうな組織のもと、パーマや何やといったものを軒並み中止させるようなことになるのでしょうが。ああ、これは戦前の話です。ついでに言えば寺山氏はこの件について『国粋主義とは処女礼賛のことなのか、と思った』と断罪しており、思わず笑ってしまいました。


 この話、もう少し続きます。

 次は、髪型などについて、もう少し語りたいと思います。

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 はっきり言って読みづらいタイトルで恐縮なのですが、どういうことかというと、こういうことです。毎日jpからの引用です。

----------引用----------


 酷評看板:美少女キャラ衣替え 福岡

  福岡市中心部で「景観破壊」と酷評されてきた大手出会い系サイトの巨大看板(縦10メートル、横17メートル)が31日、この看板に掲示するアート作品の公募を呼びかける内容に衣替えされた。

 看板は昨年9月に設置された。大きな瞳の美少女キャラが「もういちど、恋をしよう」と呼びかける内容だった。市民団体「福岡・住環境を守る会」の「福岡まちこわし大賞」特別賞に選ばれるなど市民の批判を受け、驚いたサイト運営会社は今年2月「看板を若いアーティストらの作品発表の場に再生する」と市民団体側に提案。現在、掲示する作品を市民投票で選ぶ計画が進んでいる。

 新看板は、9月の作品募集開始を前に「みんなのアートコンペArt here!」と市民の参加を呼びかける内容。近くの会社員、舌間(したま)謙二さん(29)は「最初に看板が出た時はショッキングだったが、面白い試み。市民投票にはぜひ参加してみたい」と話していた。

8月1日 毎日新聞


----------引用ここまで----------



 一瞬、検索結果の中に紛れ込んできた某巨大掲示板では、賢いお方がよろしい言葉で政治批判をされておりましたが、私はもちろんそんな意見には耳を貸さず目も貸さず、自分の感想だけをここで述べたいと思います。

 まず、「福岡まちこわし大賞」というものがあるのに笑ってしまいました。「まちおこし」ならよく聞きますが、「まちこわし」。なかなか破壊的な響きです。

 毎日jpではすでに改装中の看板の写真しかなく、実際どういったものが栄えある? 受賞を果たしたのか、市民団体の公式ホームページを見てみました。

 

 ……こ、これは……キツイかも(苦笑)。

 いやね、老若男女あらゆる人が行き交う公共の場において、コレはあまりにも刺激的というか、週刊プレイボーイの裏表紙ならモチロンOKですが、美観景観ついでに教育上よろしくありません。糾弾されてしかるべき、撤去されてしかるべきでしょう。

 こう言うと、表現の自由がどうとか、こうとか、そういった反論もあろうと思いますが、そういうのを表現したいならそれにふさわしい場所ですればよろしい。何も往来でこんなソフトポルノな看板を掲げることはないだろう! と思うのです。

 その他の表彰対象については、まあ私は福岡の人間ではないのでよくわかりませんが、パチンコ屋に関する言葉は、なるほどと理解できます。一昔前のパチンコ屋と言えば、我が街でもそうでしたが、ラスベガスもかくやと言わんばかりの超絶電飾で、街の景観を徹底破壊していましたしね。

 それが多少おとなしくなったとはいえ、国道沿いにポツポツと建てられているパチンコ屋・パチスロ屋の看板を見るたびに、何となく眉をひそめてしまいます。もちろん、中には随分とマシなものもありますが。

 
 少々、個人的な趣味も入ってしまったので、あまり多くを語ることはしませんが、この「福岡まちこわし大賞」というのは、実に面白いと思いました。第3回の発表を楽しみにしたいと思います。

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 昨日から、我が岩手県は盛岡市で「さんさ踊り」が開幕しました。

 一応、全国の方がご覧になるブログですので説明しますと、これは岩手県の県庁所在地たる盛岡市の行政・警察・ありとあらゆる商業組織が一丸となり、街の中心街を笛と太鼓のBGMに合わせて踊りつつ練り歩くという、一年を通じても最大規模のお祭りなんですが。

 人によっては(私の親)、「ただ踊ってるのを眺めてたって面白くない」といわれるのですが……そう言われればそうだけど、としかと言えないのですが……まだ始まる前から街道の両脇にゴザなりブルーシートなりを敷いて缶ビールやお弁当など、花見かなんかのような感覚で構えている人たちがたくさんいる、やっぱり盛り上がる祭りなのです。

 何だかんだ言いながら、私もそれなりに毎年毎年その熱気に揉まれていて。

 仕事があってそうすることが出来ない年でもその歓声をオフィスで聞いて何となく参加している気分になるくらい好きなのです。……まあ、中には「仕事してんのにウルサイ!」と激怒する女の子もいるので、あまり好きとはいえないのですが。


 今年はまだ本格的に始まる前に会社を出たこと、『四畳半神話大系』を読んだことで久々に大学生の頃のような気持ちに戻っていたことなどもあり、

 「祭りが本格的に始まる前に、ストイックに古本屋にだけ寄って帰ろう」

 と思い、大学の頃に行きまくっていた盛岡随一の古書店『キリン書房』に久しぶりに足を運び、澁澤龍彦や寺山修司といった、これまた当時濫読していた本を購入。

 ……それでそのまま帰ればよかったのですが、何となく懐かしい気持ちも手伝い、もう少し街を歩いてみることに。

 そして、愕然としてしまいました。

 私が子どもの頃によく行っていた商店街の雰囲気が、がらりと変わっていたのでした。

 飲食店の入っていたビルの1階がセブンイレブンになってる。アーケード街の入り口にあったマクドナルドが空き店舗になってる。他の店舗も空っぽになってたり、妙に小奇麗にリニューアルされていたり、なんだか少々味気なくなってしまっていました。

 こういった変化をリアルタイムに感じることができず、なくなってからビックリするのは、本当に寂しいです。20年以上、就学前から知っていて、親しんでいたところだけにね。もうこの街の住人じゃないんだって言うことを痛感して。

 まあ、そんな寂しい思いもしつつ、もう一度キリン書房の辺りまで戻り、それから家路へとついたのでしたが。

 今年は新しい出店の食べ物がなかったのが、ちょっと残念でした。『トルネードポテト』(2008年)などのような、ヘンテコな食べ物がなくてね。

 その代わり焼き鳥とかホルモンとか、ビールが5杯くらい飲めそうなものばっかりが氾濫していて。ひとつでも口にしたらもう車で帰れなくなることは火を見るより明らかだったので、そこはストイックに、まっすぐ家に帰ってきました。

 まあね、浴衣とか作務衣みたいな浴衣(下がハーフパンツみたいなの)とか下がスカートみたいな浴衣(フリフリしてる感じ)とか、あとは水樹奈々のPVみたいなカッコイイカワイイ服を着た子とか、普通に学校ジャージの子とか、そうかと思えば黒の紋付でビシッと決めたオジサマがいたり、浴衣と言うか着流しにサングラスと言う、一歩間違えればその筋の人に見えなくもない格好をした人とか。

 そういった人たちとすれ違い、パレードに参加するための衣装を着た人たちの波を抜け、はたまたゲゲゲの鬼太郎と『怪物くん』のドラキュラが同じ場所で出番を待っているのを横目に眺めながら、黙々とスーツ姿で歩いてきました。我ながらなんともストイックなことだとは思いましたが、やはり夏は夏らしく、涼しい格好をしたい。そう思った蒸し暑い夏の日だったのでした。

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 まあ、何だかんだ言いながら、やっぱり私に『プロレスを教えてくれた人』なので、動静は気になります。ブログもほぼ毎日更新していらっしゃるので、それならとばかりにのぞいてしまいます。

 ええ、コジログです。

 プロレスラー・小島聡さんの日常や、リング上では見せない心情などを丁寧な言葉でつづるこのブログは、すごく面白いのですが……全日本退団を表明したあたりからかな。記事を読むたびに、なんとなく切ない気持ちを感じるようになって。

 で、私も黙ってられなくなるくらい決定的になったのが、今日の記事で。

 8月に入りました|小島聡 オフィシャルブログ 『コジログ』

 退団直前にもほのかに匂わせていた、フリーになる決心をした理由。それがケガのせいだけではない、ということ。

 記事の言葉を引用させていただくと、

 『自分と全日本プロレスと武藤さんとの関係』

 ということ……。


 確かに武藤さんの本『プロレスで生きる』を読んだ時に、「小島の明るいキャラクタを俺は買ってたんだけど、意外と暗かったんだよな」なんつって、あっさり言っちゃってて。

 まあ、これは武藤さんなりの言い回しなんだろうなと思っていたのですが……やっぱり、そう言った部分ですれ違いがあったのかしら。すれ違いって、なんだか芸能人の離婚みたいな言い方ですが。ともかく、そんな風に勘ぐってしまいます。

 もちろん、人間関係だから、多少うまく行かないこともあるとは思うのですが。

 それでも不安感がぬぐえないのは、やっぱり「人間・小島聡」がプロレスラーらしくないほどいい人、気遣いの人だから。

 現在フリーランスでバリバリ活躍しているミノ様こと稔さんや高山(善廣)さんみたいに、「自分でやりたいことをやるからフリーでやらせてもらうぜ!」つって飛び出したわけじゃなくて、やむにやまれず団体を飛び出して、生きていくために他団体に出て行く……っていう感じだからかな。

 今月参加することになった『G1クライマックス』にしても、「オメーラ全員、この腕でぶっ飛ばしてやるよバカヤロー!」みたいな勢いがないから、本当に大丈夫なの? といった心配ばかりが先行してしまいます。


 まあ、この心配が杞憂であってくれれば、もちろん、最高です。新日本なら今のべらんめえチャンピオンとか棚橋さんとか、力も華も小島さんよりありそうな人たちがたくさんいるから余計に心配なのですが、それをひっくり返してくれればいいなあ、と切に思います。

 あえて言います。プロレスラーなんだから、こんなことファンに心配させないでください! 復帰戦では誰彼構わずぶっ飛ばして、安心させてください!


 追記(9/28):杞憂も杞憂、大杞憂でしたね……こちらで、この時の言葉に関する謝罪をしています(笑)。

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 これは、『餓狼伝』の新刊が出ないために何度も何度も何度も読み返しているうちに思ったことです。

 この小説は、要するに空手家なりプロレスラーなりといった『強い』男たちが他の『強い』男たちと闘い、コミュニケーションを深めていくというあらすじの小説です。

 殴る蹴るなんてのは当たり前。腕をつかめば腕を折りに行き、足をつかめばアキレス腱を引き裂きに行くような世界ですが、グレート巽(アントニオ猪木がモデル)や松尾象山(大山倍達がモデル)といった最強クラスの世界では、目や耳に指を突っ込んだり男の釣鐘を蹴り潰したりと、そういった「えげつない」ことも平気でやります。

 『真剣勝負』という言葉を推し進めると、そういった世界になるようです。普通なら、相手の腕を折ってしまえばもう戦意喪失するのですが、この世界の人たちは片目片玉腕一本、勝利のためなら惜しくない……! というのが当たり前なのです。

 小説だから出来る世界でしょう。小説だから受け入れられる世界でしょう。私も読んでいるうちは、体温が2度くらい上がったような気がします(気持ち的に)。

 だからこそ、そこまでいけない自分は、現実世界ではそうすることもそうされることもない人生を歩みたい。そう思ったのです。逆説的ですが、人が人を殺すシーンを熱心に読み進めることで、人の命の重みを感じたような気がするのです。


 何でこんなことを思ったのか? というと……

 昨日のお昼のNHKで、2年前に繁華街でたくさんの人を殺し、傷つけた男の裁判のニュースを見たから。自分自身のことを冷静にみつめ、「3つの理由」から殺人を行った、という話をしたそうなんですね。

 話を聞けば、なるほど、きっとこの人はすごく頭がいいのでしょう。頭脳明晰なんでしょう。自分のことを客観的に見ることの出来るF田元総理みたいな人なんでしょう。私とは違うんです。

 でも、人を殺した。それもたくさん。

 どうして、そんなに淡々と人を殺せるの?

 そうすれば相手が死ぬ。はっきり確信して、どうしてそんなことが出来るの?

 そういったことをする被告人に、ぞくりとする恐怖を覚えてしまったのです。


 ただ、自分はどうなんだ、といわれると。

 もちろん、同じことをしたいと思ったことはありません。それは既に述べた通りです。

 でも、それがゲームの世界とかで、同じことをやるのがクリアの目的だったら?

 たぶん、私はためらいなく、同じことをやるでしょう。

 じゃあ、自分はその被告人とどう違うの?

 
……な~んて、こんなこと一日で結論できませんよ。大体、今この記事を書いているのも午前6時台ですよ。あくまで今日のこの記事は、「そう思った」ことを出来るだけ書きたかった。それだけです。もし続きがあるとすれば、私自身がこの記事を何度も読んで、アレコレ考えてから。

 ただ、チラッと思ったことがひとつありました。

 『餓狼伝』で相手の腕なり眼なり釣鐘なりをぶっ潰してでも勝とうとする人たちは例外なく『素手』だったんですよね。

 でも、先に書いた事件の被告人も車やナイフを使っていたし、AngelBeats!でも銃や刃物を振り回していたし。

 刺すだけなら殺せる。撃つだけなら殺せる。

 もしかすると、道具を使うとか使わないとか――そのあたりに鍵があるんじゃないのかな。と、『めざましテレビ』を見ながら薄ぼんやりと考えています。あ、perfumeの新曲プロモだ。今度の曲はなんだかいいなぁ。

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 2年ほど前、あるプロレスラーが多摩川に入りました。

 ……これだけ書くと入水自殺みたいに聞こえますが、もちろんそんなことではありません。要するにこういうことです。

 後藤洋央紀が水中特訓でメッセージ|多重ロマンチックさん

 今年で20周年を向かえる新日本プロレスのビッグイベント『G1クライマックス』に向けての公開練習シリーズで、私が結構応援している後藤選手がそういう特訓をして、実際にこの年に初出場初優勝というすさまじい結果を残しているのですね(ちなみにこの年、他の選手は『目隠しレスリング特訓』『街のチンピラと実戦練習(自己申告)』『エアロビ』といった方法で練習していたそうです)。

 水の抵抗で身動きが取りづらいからこそ、いざリングの上に立った時によりスピーディに、よりパワフルに技を繰り出すことが出来る!……という、100倍の重力の中でトレーニングをした某宇宙人さんみたいな理論に基づいた特訓だったわけですが。

 プロレス的なインパクトはともかく、それって本当に効果あるの?……そう思って『水中トレーニング』という言葉で検索したところ……


 水中トレーニングの目的


 ありますよ。あるんですよ。ありまくっちゃうんですよ。

 まあ元々、関節に負担をかけないリハビリに適しているというのは、よくわかっていました。

 犬神の場合さしあたってリハビリが必要な状況ではないので、今よりもさらに高みを目指す積極的なトレーニングに使えないものか? と思って、その理屈が欲しくて、このサイトを読んでいたのですが……改めて、自分がやっていることは正しいということを、確認しました。

 筋力アップになるのかどうかはさておき、少なくとも水の中で激しく身体を動かした時というのは、走った時よりもさらに身体が疲れて、眠くなってしまいました。体感的には、自分が持っているパワーを無駄なく使いきったような感じでしょうか。

 思いっきり身体を動かして、疲れて眠り込んで。ついでに早寝早起きを心がけて。

 これを繰り返していれば、きっと少しずつ、パワーアップしていくだろう。……少なくとも今のように、軽度の夏ばて気味な状況は、改善されるでしょう。


 どうしてこんなことを書いたのかといえば、実際にこないだ、某所で水に親しんできたからです。正直パワーアップしようがしまいが、じっとしているだけで汗ばんでくる小橋(建太)さん並の汗かきである犬神にとっては非常に気持ちよかったです。

 そうやって水に親しみながらG1のことを考えていたら、先に述べた後藤選手の多摩川水中特訓のことを思い出した、という次第です。

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 時々、ダムを見に行くことがあります。

 別に民主党のダム政策に関して云々……というわけではなく(笑)、単純にその巨大建造物を見てみたい。そんな気持ちで。

 昨日行ってきたのは「御所ダム」。

 今をさかのぼること約400年、当時の殿様・南部信直公が山師・鎌津田甚六に命じて作らせた灌漑施設「鹿妻穴堰」に由来……すると思っていたんですが、現場で見てきた知識と今インターネットで調べた知識をあわせると、全然違いますね。たまたま近くにあるって言うだけで、御所ダムは戦後の治水政策によって建造されたダムみたいです。

 およそ500戸の家を水に沈めて出来上がった御所ダムは、日本有数の観光ダムとしてwikipediaでも紹介されているのですが、ダム施設それ自体を見に行くやつは社会科見学の小学生を除けばきっと私くらいでしょうね。でもいいんです。「ダムは男の建造物」ですから。

 

 で、実際に目の当たりにすると、とにかくその巨大さに感動。とてつもない量のコンクリートで塗り固められた巨大な壁が、私が3000万回くらい生まれ変わっても使い切れなさそうな量の水をガッチリ受け止めて支えている姿は……ただのコンクリートの塊に過ぎないのに、それだけで感じ入ってしまいます。

 さらに、時々開けられる水門の分厚く巨大なこと。そしてそこからズドドド! と放流される水の量の多さと激しさ。

 ……まあ、延々とこんな話をされても退屈で仕方がないと思うのでこのあたりでやめますが(笑)、懲りずにまたいつか、ムダ話のようなダム話をしたいと思います。


 で、そのダムを見るために普段なら車で通過するところを、じっくりと歩いてみたのですが、そうすると車で走っている時にはあっさり見落としていた古い建物や廃墟、施設などが目に付くのですね。

 鹿妻神社、というのは近くに駐車場もあるし、誰でもが目にする場所だと思うのですが、そこから少し歩いたところにはもうひとつ鳥居があります。ここには「○○神社」という札はなく、ただ「奉納」とだけあって、そこに祀られているのは謎の石。恐らく、というか絶対に重要な意味合いのある場所だとは思うのですが、現在調査中ということにしておきましょう。

 そのあとも周辺に何かないか、何かないかと思ってフラフラ探索。コンクリートの枠組みしか残っていない廃墟を見ては(勝手に)感傷に浸り、先に述べた鹿妻穴堰の水道トンネルの入り口の前にたたずんではそれを探索する空想をしたり、果てはず~っと昔に使われていたであろう水位計にロープが引っかかっているのを見て、殺人事件の遺体発見現場だ! とかって空想したり。

 コレと言うのは、多分、「ひぐらしのなく頃に」のことを考えていたからなんでしょうね。しかも、まだ第1話も見てなくて、公式ホームページで「昭和53年に村で殺人事件があった」ってくらいの情報しかないから。まあ、気分的にはむしろ金田一耕助のノリなのですが。

 そして私の場合、むしろ志村けんが全員集合で演じていた探偵さん並に情けないので、金田一先生によく似た別人『金田道ポン助』を名乗ることにしました。この名前ちょっと気に入ったので、何かの機会にまた使おうと思います(笑)。

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 さて全国的に梅雨も明け、いよいよ夏本番! というところ。

 こうなってくると問題になるのはやはり『熱中症』……実際に死者も出ていることですし、気合いでどうにかなるものではありませんからね。普通の人よりも相当多くの汗をかく犬神は特に気をつけています。

 ただ、液体なら何でもいいのかと言うと、そういうわけでもないのですね。

 

 こちらのサイトに詳しい、というかわかりやすいのですが、たとえば果糖以外の糖質がたくさん入っている清涼飲料水などは、それを何とかしようとするインスリンの過剰分泌によって、いわゆるペットボトル症候群に陥ってしまうのですね。

 ポカリスエットでもアクエリアスでも、いわゆるスポーツドリンクと言われているものは、成分表を見ると砂糖とか果糖ブドウ糖液糖とか、そんなものが入ったものばかりです。

 またお茶やコーヒーも利尿作用を促進させるためか、水分補給にはならないと言います。これはこちらのサイト内の、私が応援するプロレスラー・高山さんの話の中で知りました。


 これらを総合して考えた結果、犬神はmiuまたは比較的ミネラル分が多く含まれている水(ヘイト先輩ご愛飲・こだわりのvolvicなど)を飲み、あるいはエネルゲンなどを飲んでいます。エネルゲンはブドウ糖ではなく『果糖』ですからね。

 さらにこの季節は500mlペットボトル1本では足りず、運動前あるいは運動中に一本空け、着ているシャツなどがビシャビシャになるくらい汗をかいた後にもう1本飲む……もちろんこれ以外にも水を飲める時にはたくさん飲んでいます。まあ、ここ数日は別に運動しなくても、普通に生活しているだけでそうなってしまうのですが……。

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 私はこのセリフをモノマネ芸人の『ホリ』と言う人がやっているのしか見たことがないのですが、連日の猛暑に精神的にはともかく身体的には結構ダメージが来ていたみたいで、あんまり夜ご飯とかが食べられなくて。

 いつもであれば、こういう時は「気合いが足りん!」とばかりにヒートアップ、マキシマムドライブで振り切るぜっ! てなもんなんですが、そればかりじゃイカンのかなと思いました。

 ドンドン前に進んでいくのは当然ですが、週に一度くらい、できれば三度か四度くらい、ちょっと立ち止まって腰をおろして寝っ転がって、感情をなだらかにしなければ、ちょっと身が持たないような気がして。

 今日はとりあえず、休みなので、そうしようと思います。


 それとは別な話題なのですが。

 去る7月19日に新日本プロレスで私が応援する真壁さんが、見事に中邑選手を退けて王座防衛に成功しましたね。

 私はかなりの割合で真壁派なのですが、負けてもなお揺らがない中邑イズムというか、独立独歩の姿勢は「さすが……」と思いました。負けてもなお存在感、強さをアピールできるのが、プロレスラーなのです。ま、決して好きにはなれませんが。

 で、その後の記者会見が、また面白くて。

  「小島は終わってる!」「中邑はプロとして二流!」長州戦まで要求!? “王者”真壁がまたまた暴言連発!!

 これ、たぶん2年くらい前なら「ナニコラ、タココラ」つって、小島さん全力支持に回っていたと思うのですが(なぜ「リキちゃんマン」口調なのかは不明)、正直やはり「旬」は過ぎてしまったのでは……? と思ってしまうのが実情。ものすごく、寂しい話なのですが、そう思ってしまいます。

 まあ、これもある意味、正常な流れと言うか、どうしようもない流れだとは思うのですが。……プロレスに限らず、スポーツの世界なら、下の世代が突き上げてきたら上の世代が押し出されるもんですからね。

 
 もちろん、そんな私の浅はかなヨミを豪腕ラリアットでぶっ飛ばしてくれれば、それに越したことはないのですが。

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 昨日は、1週間以上もの長期休暇から帰ってきた人からオミヤゲをもらいました。

 その人がいない間、若干業務の負担が増え、まあ含むものがないわけでもなかったのですが、もらったものを見てひそかに驚愕してしまいました。そこに書かれていたのは、日本語でも英語でもなく、えーと……なんと言うか知りませんが、アラビア語? だったのですね。

 ご本人がそう言っていたわけではないのですが、箱をくまなく見てみると「made in Egypt 」というキーワードを発見。な、なんとこの長期休暇でエジプトまで行ってきたみたいなんですね。ス、スゲェッス!

 
 


 で、これがその実物なのですが……話によれば「ナツメヤシのクッキー」だとか。ナツメヤシ? そんなもの食べたことありませんぜ。というか、それって食べ物なの? もうね、本当そんなレベルですよ。

 だからこそ、これから先50年以上続く私の人生の中で二度と味わうことがないかもしれないこの食品を口にすることが、今から楽しみでなりません。

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 昨日の記事で、「理に頼らず」なんて言いましたが、まあ最低限の言葉は必要ですよね。「あっちに行こう」「そうしよう」とか、その程度のレベルはね。


 学生の頃は、その場に踏みとどまって、世の中の流れとは関係ない世界にいようと思えば割と容易にいることも出来た気がしますが、社会人になったら、そうは行きません。やらなきゃいけないことを丁寧に、しかも適度なペースでバンバンやっていかないと乗り遅れてしまいますからね。

 そうなると、あまりひとつひとつのことにもこだわらなくなって。

 「ま、いいか」

 良くも悪くも妥協の幅が広がって。

 昔の私は今の私を軽蔑するかもしれませんが、その代わり身動きが取りやすくなりました。めんどくさいことは適度にスルーして(笑)、前に進めるようになりました。

 逆に昔の私に言ってやりたい気もします。

 「考えすぎずに、楽に行こうぜ。そうすれば結構、見えないものも見えてくるよ」


 まあ、昔も今も、気持ちの安定を求めてソワソワと落ち着きなく考えたり動いたりしている、という部分では変わらないのですが。


 何でこんなことを書いているのかといえば、この曲を聴いていて思い出したので。

 

 あの頃、私はカローラのCMでこの曲を聴いたのですが、それと同時に印象的だったのはビートたけしさんの語り。

 「カローラが変わったんだよ。あんたはどうだい」

 バラエティ番組で見るような早口ではなく、ゆっくりと、そして淡々とこちらに語りかけてくるあのCMは、10年以上経った今でもよく覚えています。嫌いだとか言う人もたくさんいるみたいですが、私は今でも大好きなんです。

 今年は爆発するばかりでなく、Summerを聴きながら、色々考える夏にしてみるのも、面白いかもしれません。

 ……あれ? 最初は考えないで行動しようって言ってたのに……おかしいなあ。

 ま、いいか(笑)。

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 nkyさんのブログを見ました。

 福本伸行という人のマンガで『天 天和通りの快男児』という作品があるのですが、このマンガではよく「人は迷っていると理に頼る」という言葉が出てきます。まあこれは福本氏なりの麻雀哲学といってもいいのですが、麻雀やっていない時でも他の福本マンガと同じように、この言葉を思い出してしまいます。

 要するに、犬神は犬神なりに、理に頼らず自分の気持ちを引き起こして、ドンドン前に進んでいこう。そう思ったということです。


 ……ちょうど、関東に続いて東北地方も梅雨明け宣言。私の大好きな季節がやってきます。

 今年は弟者、さらにその弟者の友達ともども山を越して海に行くことになっています。今からその友達と話をするために様々なアニメの情報をかき集め、『けいおん』『涼宮ハルヒ』『化物語』『おまもりひまり』……まあ、そんな感じで、程よく私の精神もこなれています(笑)。

 その一方で、どうも寝覚めが悪かったり、常時おなかが重かったりする日々が続くので、久々に『米酢の』水割りを飲みました。普通キャベジンじゃないの? というツッコミもあろうと思いますが、やっぱり常飲している時は全体的な体調がよかったような気がしますから、それでいいんです。


 『病は気から』という言葉もありますが、一方で『健全な精神は健全な肉体に宿る』という言葉もあります。もちろんユウェナリスは『宿れかし』……口語訳すると「宿ればいいのになあ」……と言って嘆いていたのですが、この際どっちでもよろしい。やっぱり身体が元気じゃないと、気持ちもついてきませんよ。

 そんなわけで皆様も、熱中症にはお気をつけください。

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 先日『でこくーる』先生のブログで、「自宅警備員」という言葉を初めて見ました。

 先日このブログでも紹介した『DVDトースター』というものの紹介マンガで、突然現れた押しかけメイドに紹介されるカピバラが、なにやらその『自宅警備員』という職業だそうで。

 それまでそういった言葉を聞いたことがなかった犬神、言葉の意味を額面通りに受け取り、そういった職業があるのだろうと思ったのですが、別な方のサイトでは「ニートとか自宅警備員とか……」と同列に扱われており、もしかすると私が思っていたような真面目な職業ではないのかな、という気になりまして。

 で、改めてキーワードを検索してみたのですが……

 ……まあ、大体わかりました。門矢士ふうに言えば「だいたいわかった」です。


 そんな今日の音楽はこれ。

 

……こんなものを貼り付けたからって、涼宮ハルヒが好きだっていうことはないんですよ、アン(長州力ふうに)。だって10年前ならいざ知らず、今の私は「普通の人間」になってしまったから。現役高校生の頃だったらハルヒにちょっとは目をかけてもらえるような立ち位置だったと思いますが、今はね……。

 ただ、この曲が全日本プロレスの永平寺こと中之上靖文君の入場テーマだということを知ったので、それならということでね、聞いてみたんです。

 中之上君は、今年の1月にデビューしたばかりの最若手なのですが、その前の練習生期間がとても長く、1年以上も下積みを続けてきた苦労人なのですね。新日本プロレスで言えば吉橋伸雄みたいな青年です。

 ただ、練習生時代から小島聡さんのブログとかで顔出し出演もあり、デビュー前からwikipediaに項目が出るなど、ある意味すごく期待とかを集めている? みたいなのですね。

 同世代のライバルとか、後輩とか、そういった存在が誰もいないので基本的に先輩レスラーたちに揉まれて揉まれてギタギタにされるような立ち位置ではありますが、老舗中の老舗である全日本プロレスの選手としてデビューしたんだし、God knowsといえば全日の中之上だね、と言われるくらいがんばって欲しいと思います。これは本当に、心からそう思います。

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 すすめられてmixiというやつを始めてみた犬神です。

 以前、名前だけ登録していたこともあったのですが、一度退会しまして。そのあと、またすすめられて再登録して。

 で、今度はせっかく登録したんだから、ということで、もう少し積極的に更新していこうかなと思って、こっちで記事を書いてあっちで記事を書いてさらにビデオゲーム専門の場所でも記事を書いて……と、自分でドンドンやらなきゃいけないことを増やしている有様です(笑)。

 まあ、もう5年も続けてきたこのブログをおろそかにする、ましてや終了させるつもりは一切ありません。やっぱり自分にとってはこの場所が、一番大事な場所ですから、こっちではちゃんとした長めの文章の、カッチリした内容にしていきたいと思います。

 そしてmixiの方はといえば、まあ短い言葉でシンプルに。ふと思ったことをパッパッと書いて、その代わり携帯とかも使って? 頻繁に更新していきたいと思います。目指すのはミノ様こと稔さんのブログ『稔はじめました。』みたいな雰囲気ですね。


 それから、近頃世間に流行るもの。そう、押し込み強盗に高利貸し。いやそれは必殺仕事人だ。そうじゃなくて、「つぶやき」ってやつ。

 まあ、これはmixi内にしか響かないものであり、全世界に響き渡るtwitterというやつとはまた違うみたいなんですが、これも少しやってみることにしました。

 何せ、「twitterって何? 誰がやってンのあんなもの?」とかと言っていた兄者がいつのまにか活用していたもので(!)、それなら、つってね。

 これはまあ、あまり面白いことは言えません。DDTプロレスリングの高木大社長とか新日本プロレスリングのガオ氏みたいなことが言えればいいのですが、まあそれは無理な話ですからね。この際、言いっぱなし上等、ガンガン使っていきたいと思います。


 というわけで、新たな世界に進出した犬神ではありますが、このネット上のコミュニケーションには、なかなか懐疑的な部分がありまして。懐疑的というか、保守的な感じなのかな。

 こうやって記事を書いて、それに対するコメントがついて、それがご縁でお互いの知識を交換するようなことがあれば、それはもちろんいいと思いますが(コメントしづらい記事ばかり書くので? あんまりそういうことはありませんが、ゼロではないですしね)、ただいきなり友達(として登録している人)の数を増やしても、それってどうなんだろう……という気がするのです。それが実は、一度退会した理由です。

 そのあたりのことに結論が出るまでは、とりあえず、続けてみようと思います。

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 ……あまりこういった話を、この場でしたくはないのですが……

 ……今月は、妙に軍資金が不足する日々が続いておりまして、毎月プールするべきお金にも手をつけている次第の犬神です(苦笑)。

 まあ、これというのは色々と趣味の方面に使っているお金も少なくないので、自業自得であるとは思いますが、それでも随分と倹約倹約でやってきてるはず。それなのに、どうしてこんなに残高が少ないんだ、と。


 ……まあ今年はテレビを買ったり、車検があったり、なんだりかんだりと、通常ではない大きな出費の連続的な日々があったから、きっとそれも原因なんだろうな。

 それに、貯金はなくても今日を生きることは出来る。あと明日もあさっても、たぶん、しあさっても大丈夫。元気があれば何でもできると、昔ある人が言っていましたしね。

 というわけで、こういった話題はケリとします。


 昨日は矢巾町の南昌山へ行って来ました。

 別に山ごもりというわけでは、もちろん、ありません(当たり前だ)。ただこの山中に、南昌山神社と言う建物がありまして。ここは宮澤賢治がこの南昌山に上る時に必ずお参りして無事を祈ったと言うゆかりの場所でして。

 まあ建物も鳥居もリニューアルして昭和、あるいは平成レベルの新しい建物ですが、今の参道と昔の参道は違っていたみたいで、今私たちが普通に行くとなると神社の横からいきなり突き刺さるような形になります。

 そして鳥居の正面、本来の参道はどういったところだったのだろう……と思い、ほとんど獣道に近い旧参道を歩き出したのでした。ここからは藤岡弘、探検隊もしくはネイチャージモンの世界となります。

 まあ、私は体力的にも精神的にも藤岡隊長らには遠く及ばないので、安全度の高いルートをゆっくり歩く程度なのですが。

 それでも、たぶん(限りなく『まったく』に近い)ほとんど人が訪れないであろう綺麗な景色、綺麗なプレイスを見つけることが出来たのは、ちょっと嬉しかったです。

 色々と山歩きが好きなのは、やっぱり、こういう場所を時々見つけられるからなんですよね。


 ……ただ、昨日は雨が降った後だったので、土砂崩れとかになったら未来永劫オレの遺体は見つからないんだろうな、とかって心配していましたが……。

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 ……近頃は……

 つい数日前まで30度そこそこの気温だったと思えば、このところは25度前後で、なおかつ空模様も雨が降るような降らないような……。

 まあ気温の変調とか何とかで、今ひとつ調子が上がらない犬神です。

 寝起きがあんまりスッキリしなかったり、身体が今ひとつ動かなかったり。もっと直裁に言えば、若干熱っぽかったり。

 加えて昨日は、やたらと業務の方も忙しくて。

 ……まあ、体調不良を理由にポカやってしまうわけにはいかないですし、あまりにも多忙だとかえって犬神の方も「こ~の~野郎!」と高田総統(懐かしっ!)ばりに気合が入り、ジョン・ランボーのように奮戦してしまう性格であって、昨日も実際にそのようにしたので、よかったのですが。

 それにしても、あんまり気持ちはよくありませんわな。眠いとか、重いとか、そういうネガティブな感情があると。


 そういった気持ちを少しでもリフレッシュさせたくて、今まで自分ではまじめに聞いたことがなかった、見知らぬアニメの音楽を試聴(弟者の友人に頼まれて探したりダウンロードしたりしたもの)。

 

……これ、本当に人間が歌ってるの? と真面目に思ってしまいました。いやほら、なんか、最近はボーカロイドとか言うのが流行ってるみたいですから。もうね、アニメな音楽は全然わからないです……。

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 土日は『カクトウログ』さんを初めとするプロレス/格闘技系の情報を仕入れていなかったので、昨日になるまで気づかなかったのですが……

 新日本プロレスのシングル最強リーグ戦『G1クライマックス』の出場選手が出揃ったようですね。

 その中に我らが小島聡さんの名前もあり。……というか、わざわざ会場まで行って、久々のいっちゃうぞバカヤロー! も飛び出したみたいで。今回はブーイングもちょっとあったみたいですが、やっぱり外敵として参戦するんだから、多少そういった声があってもいいでしょう。

 あと、G1に「間に合ったのか」というのが、犬神の正直な感想でした。全日本のラストマッチの頃はもう肘が限界みたいな様子で、このままフェードアウトしたらどうしよう……なんて思っていたのですが、杞憂に終わってよかったです。

 もちろん、ここからフリー選手として生き残りをかけた戦いが続いていくわけですが、それでも犬神は期待しております。


 一方で「盟友」天山さんの方は、G1には間に合わなかったみたいで……こちらは本当に心配です。まあ前みたいに、強行出場してケガが再発して長期休養、なんてことになるよりはずっといいのでね。

 それに、プロレス以外の場面でもちらほらと活躍しているみたいですしね。この際身体をちゃんと治して、また活躍して欲しいものです。どういう立ち位置になるのか今の時点ではまったく予想できませんが。

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 今日は朝、いつもより1時間も遅く起床してしまい(それでも5時半⇒6時半というレベルですが)、ブログを書く時間がなかったので、今書くことにしました。

 ただ、この時間はもう相当眠いので、あんまり内容のないような記事になってしまいます……スミマセン。

 それでも、いずれ書きたいと思っていたことなのでね。


 来る7月19日に再びIWGPチャンピオンシップをかけて激突する真壁刀義x中邑真輔……その真壁さんの方なのですが、とにかくインタビューとかマイクアピールとかで要所要所に混ぜ込んでくる決め台詞が好きなんですよね。

 ちょっと前なら「これが現実だ」「ウンコチンチン」「ファック!」など、後ろのふたつは日常生活ではちょっと使いづらい言葉だったのですが、最近よく目にするのは、一通りべらんめえ口調でアピールした後の締めの言葉。

 「それだけだ!」

 ……この言葉は、5年前の昨日この世を去った橋本さんの名言(?)「時は来た! それだけだ」から取ったんでしょうか。それともナチュラルに使ってるのかな。いずれにせよIWGP戦の対戦相手さえ思わず使ってしまうくらいバシッ! と決まる一言です。

 
 次に犬神がちょっと気に入っている? のが、

 「どうコレ?」

 という問いかけ。これは何となく、いつもよりも饒舌に語った後に上機嫌で問い掛けるイメージがあります。ちょっと冗談めかしたことを言って、最後に「どうコレ?」。

 いきなり対戦カードを変更して「どーですか!」と自身満々に叫んだアントニオ猪木さんのように見えなくもありませんが、インタビューでいちいちそれを記者が真に受けてる節はないし、特にそのことを真壁さん自身もどうとも言わないし? まあ、「この話はここまでだよ」ってな合図ていどのものなのかもしれませんね。


 そして去年の夏あたりからよく混ぜ込んでくるのが、

 「○○じゃないんだよ。どうしてだかわかるか?」

 という問いかけですが、コレに対しては答えなくちゃなりません。ファンなら特に、声を大にして返答しなくちゃなりません。

 「スーパースターだから」

 あ? 聞こえねぇな!

 「スーパースターだから!!!」

 おう、わかってりゃいいんだよ(ニヤリ)。


 最近は「自称」じゃなくて「自他ともに認める」スーパースターの貫禄が出てきた真壁さんを犬神は心の支えにしています! だからこそ来週のタイトルマッチでは、お互い万全のコンディションで激勝してナカムラ選手とそのファンにゴチャゴチャ言わせないようにしてほしいものです。……そういうのがカッコイイのかもしれませんが、犬神はやはり、わかりやすく強い今のチャンピオンの方が好きなんです。

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 ……まあ、今はやりの『ツンデレ』? な女子の吹き替えでご覧になっていただいても結構です。バカはバカでも『空手バカ』なのですが。

 昨日「モエモエした情報を集めて精神の修行をします!」と言い、youtubeを開いたのですが、なぜか目に飛び込んできたのはコレでした。



 いくらおにぎりブログさんで読んだレビューがものすごく面白くて、つい魔がさしてこのキーワードを検索してしまったのです。

 そしてリンクをたどってこうなり、



 あげくの果てには……



 もうね、アニメ大好きアニメがないと生きていけないとおっしゃる諸先輩方には、大変申し訳ないという気持ちでいっぱいです。いや、そこまでのものではありませんが、こういった刺激ばかりだから、やっぱりアニメと言うのは……ちょっと照れてしまいます。ある意味、純粋と言うべきか。

 あるいは、まだ私の中に邪念があるからなのかもしれません。まだまだクンフーが足りませんね(?)。

 それにしても、最後の動画で芦原先生の手裏剣投げの演舞が(数秒ですが)見られたのは嬉しかったですね。

 著書によれば弟子の二宮城光選手(現円心会館)を少しでも回復させるために演出を凝らしていたとのことですが……手元で軽く手裏剣を放って遊ばせたりして、さすがの余裕を感じます。

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 ……。

 ハッ!

 ちょっとボーッとしていた犬神です。いや、どんな記事を書こうかと思っていたのですが、これといって思いつかず。

 どうしたんだろうと振り返ってみると……なんか、毎日、がんばってたんですよね。
何となく不安な気持ちでソワソワすることが多かったから。


 「悩みながらたどり着いた結論は、やはりトレーニングしかなかった」

 というのは、かのアントニオ猪木の言葉です。

 「テメェらの力で勝ち取ってみろコノヤロー!」「出る前から負けること考えるバカがいるかよ!(バシン)」「どーですか!」「行けばわかるさ、ありがとぉー!」「お前はそれでいいや」「ンムフフフ」

 ……など、新日本プロレス内で発した好きな言葉もたくさんありますが、この「悩みながら……」というのはアントニオ猪木として、そして猪木寛至さんとして、そのどちらの感情も入っているような気がして、すごく好きなんです。

 かといって、会社の休憩室で床に水たまりができるまでスクワットをしたとか、そういったことは残念ながらありませんが、遅番で誰もいない時に軽く腕立て伏せをしてみたり、積極的に身体を動かしてみたのですね。

 基本的に、椅子に座ってのPC操作と電話対応が主な業務なので、これは結構いい気分転換になりました。回数はもちろん大したことありませんが、ちょっとでも動けば気合も入りますしね。


 ただ、最初はそれでよかったのですが、それでも気持ちが暗い方に傾くことが多くて、そのたびに回数を増やして。

 本当は毎日、同じトレーニングをしない方がいいのかもしれませんが、昭和の空手家はみんな毎日腕立て伏せをやっていたというし……とかと思い、今週は毎日ある程度以上の回数をこなして来ました。

 そんな感じで。

 あんまり考えることをせず、身体で突っ走ってきたから、今こんな風になっちゃったのかなと思っています。


 まあ、今日は久々に休みですから、いい機会です。

 弟者の友人に教えてもらった『化物語』とかいうアニメのこととか、そういったモエモエした情報を集めて、精神面でのトレーニング? をしようかなと思います。

 あいにくの雨模様ですしね。

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 ウス!

 近所で仮面ライダーのロケをやっていてそこにエキストラとして参加

 した夢を見た 

 犬神です


 ……と、思わず棚橋○至さんのブログ風に書き出してしまいましたが、それにしても昨日もあんまり寝付けず。

 真夜中にいきなり眼がバッチリさえてしまった時は、どうしようかとあせってしまいました。

 まあ、こういう時に「眠らなきゃ、眠らなきゃ」の気持ちでがんばると余計に寝付けないのは経験上わかっているので、特技のひとつである、

 「何も意識せず、頭の中に浮かぶイメージをそのまま受け流す」

 ……うまく言えませんがそういうことをして、何とか眠りました。

 
 「意識を切る」「スイッチを切る」

 自分ではそんな言葉を当てはめているのですが、なかなかの効果です。

 考えても仕方がないこととか、そういうのを色々と考えては気持ちが落ち込んでしまうことの多い犬神にとっては、特にね。

 
 ただ、そうはいっても

 12時過ぎ就寝⇒5時台前半起床

 寝不足ギャァァァァ!


 ……スミマセン、本当、好きなんです棚橋さんのブログが(笑)。

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 私の住まう滝沢村は、山に近い場所だけに熊の出没情報がよくニュースで報道されます。

 ニュースというか、村内放送で流れるんですよね。「○○地区にて、熊が目撃されました。皆さん気をつけてくださいね」ってな趣旨の放送が何日かに一回、流れるんです。何だかU字工事のネタに出てきそうです。「いくら栃木でも熊は出ないっぺよ!」と栃木弁で反論されるかもしれませんが(笑)。

 それにしても、最近はこんなニュースまで流れました。


 クマ出没で6日閉園 盛岡市動物公園

 盛岡市新庄の市動物公園(田中光洋園長)で5日、クマ1頭が目撃され、同公園は6日、安全確認のため臨時閉園する。野生のクマとみられ、近くの山から食べ物を探して迷い込んだ可能性があるという。

 市公園みどり課によると、閉園後の5日午後6時ごろ、職員が同園南側の飼育管理事務所付近でクマを目撃した。客はいなかった。

 同課の今野孝一課長は「約10年前にクマのふんが園内で確認されたことはあるが、目撃は初めて」と驚いていた。

 クマが園内にとどまっている恐れがあるため6日は臨時閉園とし、市は園内の安全確認を行う。市には、3日にも同園裏口付近でクマを目撃したとの情報が寄せられていた。
(7月6日 岩手日報Webニュース)



 ちなみにこの熊ちゃんは本日、動物園で仕掛けた罠にかかっているところを発見。午後1時過ぎには山に帰されたと言うことでした。よかったよかった。

 まあ、こっちから山に分け入って熊さんに出会った、なんてのであれば、ある意味では人間が熊のテリトリーに侵入したのだから、こちら側が全面的に譲歩して逃げるしかないのですが(いや、そもそも出会わないようにするのが一番ですが)、その逆パターンだとちょっと怖いです。向こうもさぞかしビックリすることでしょう。

 できれば、来て欲しくないというのが正直なところなのですが……まあ、熊にしても、わざわざ危険を冒して? 人間の世界に下りてこなければいけない事情もあるのでしょう。

 おかげさまで野生のタヌキはともかく、野生の熊と遭遇したことはない犬神ですが、やはりそれぞれの世界で共存したい。つくづくそう思う夏の日の夜なのでした。

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 ……今朝、目が覚めた時、すごいヘンな姿勢だった犬神です。

 気が付くと仰向けの状態で両手を上げ、さらに片膝を立てていました。

 当然ながら全身にものすごい力が入っていて(特に両方の前腕)、あんまり眠った感じがせず……。

 確かにそのとき、夢の中で逃亡者と化していた犬神は全力疾走していたのですが、それが実際に身体の方に直結しているとは思いませんでした。

 こうなると、その前の身体の動きはどうなっていたのか。一度ビデオカメラで撮ってみてみたいものです。


 まあ、それはさておき。

 起きている時は当然ガチガチに気合が入っているのですが、夜になって体を休めるべき時にもこんなに力が入っているのはよくないよな、と思うのです。

 平直行さんの言葉を借りれば、『力を抜くこと』が、上手に出来ない。

 最近はマンガの読み方も忘れて、せいぜい『こち亀』とか、そういったものしか読んでいません。

 多少なりとも可愛い女の子が出てくるとなると、もうそれだけで拒絶してしまうのです。「こんなものにモエモエしている暇はないんだ」つって(別にそういった、モエモエしたものでなくてもそう思ってしまう……アレルギーみたいなもんです)。

 で、「今ある目の前の戦い(主に仕事)が片付いたら思い切り読もう」と思って、積み重ねているのですが、その気持ちの切り替えが上手にできなくて、現在にいたるのですね。


 ……まあ、きっと、何とかなるでしょう。

 こうやって書けば気持ちも整理されて、前に進める。5年前に心療内科の先生に教えてもらったことだから、間違いないでしょう。

 だから、今だけは……ね。

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 ず~っと前のことになりますが、「どうして極真会館の門弟たちは、師である大山館長のもとから離れていったのだろう」という疑問を呈したことがありました。

 2008年9月11日 「我が道を行く人たち」

 で、その後芦原先生の「いのちの言葉」とか何とかを読んで思ったのは、やはり組織が大きくなればいろいろな思惑を持った人たちが集まり、様々な軋轢、摩擦、めんどくさいことが生じるのだろうな、ということでした。

 昨日買ってきた、『実録!極真大乱』を読んでいて、さらにそう思いました。

 

 空手家・大山倍達を尊敬するだけの犬神にとって、大山総裁が亡くなった後の権力闘争なんて興味がない、そんなものに興味を持つ野次馬根性はあってはならない。そう思って、ずっと敬遠していたのですが……まあ古本屋で手ごろな値段で売っていたので、とりあえず知識として読むことにしました。

 
 まだ第2章の半分くらいしか読んでいないのですが、これを読んでいて思ったのは「やはり、大きな組織を動かしていくのは大変だ」ということでした。

 考えてみれば全国に支部があるということは、それぞれの支部長がいるわけで、そうなれば『いのちの言葉』にもあったように、純粋に空手を指導したいと思うだけではない人もたくさんいるのでしょう。実際に、大山総裁も清濁併せ呑む器量の持ち主であったようですしね。

 幻滅はしません。それもまた人間力の強さ、大きさだと理解できるからです。相変わらず「やはりマス大山はスゲエ」なのです。

 ただ、今の犬神にとっては、芦原空手の精神がより身近です。芦原英幸先生の言葉によって、毎日を何とかやりすごしているというのが事実です。


 とにかくこれは、最後まで読まなければ。ものすごい勢いでグイグイ読み進めているところです。


   *

 もっとも犬神が極真空手と言うものを詳しく知った頃(10年くらい前かな)、すでに館長は松井氏でした。アレッ? 意外と若い人が館長なんだな、と不思議に思いましたが……「やはり武道団体だけに、実力主義で決まったんだろうな」と納得しつつ……。

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 ついでに、過去にテレビ中継で見たプロレスの記事が見つかったので、全文を引用したいと思います。

 
----------2001年5月5日の日記より引用----------


 今日は7時からプロレスを見た。長州力選手と小川直也選手の遺恨マッチだとかなんだとか言うけれど試合内容は消化不良でンァ~! な感じだった。そもそもタッグマッチっていうのが間違ってるよな。長州選手も小川選手もろくに戦いらしい戦いをしないままタッグパートナー同士で勝手に決着したという始末‥‥小川選手のファンとしてズッコケてしまった。まあ、プロレスなんてこんなもんか。どうせまた、

「これであと3回か4回くらい、あるいはもう少し、遺恨マッチで引っ張れますよ社長」

「ウシャシャシャ、よくやってくれた。まったくよく稼いでくれるぜ、ウシャシャシャ」

 と裏方の人たちは笑いあっているのだろう。もちろん、今更プロレスが本当の格闘技だとは思っていない。けれども、どうせハッタリをかますのならば、もっとそれらしくやってもらいたいものだ。

 前座の武藤敬司選手率いるBATTと蝶野‥‥選手率いるT-2000の闘争とか、更にその前の、獣神サンダーライガーとかのメキシカン・プロレスの方が面白かったんだからさあ。特にBATTとT-2000の戦いは、何やらプログレッシヴ・ロックのごとく壮大で大笑いさせてもらいながらも熱い戦いに呑まれていた。やっぱ、こうじゃなくちゃね。

 
----------引用終わり----------


 BATTとかT-2000とか、一応、見てたのね。それにしても……う~ん……とりあえずケンカキック10連発で勘弁してやるか。何がハッタリだコラ、エー!? 

 と、過去の自分に猛省を強いつつも、仕方がない部分もあるのかなと思うのです。無論それは武藤さんと蝶野さん(あとはチーム戦だから太陽ケアとかドン・フライとか天山さんとか小島さんもいたんだよなあ、多分)の試合がつまらないと言うことではなく! 決してそうではなく!

 格闘技全盛の時代に、あらゆることに反発していた犬神だから。何事につけ反発したり、ケチをつけたりしていたから、プロレスの悪いところばかりが目について。

 それでも、「熱い戦いに飲み込まれていた」とかいうから、感じるところはあったのでしょう。

 それにしてもこれって、どういうシチュエーションで戦ったんだっけ。『子殺し』を読めば書いてるかな。

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