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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
先日、仙台や東京で活躍するイラストレーター『亀井桃』さん(公式HP)の「FULLSWING展」を見てきました。会場は古着屋さんで、あまりそういう場所には行かないので少々緊張しましたが、とにかく亀井桃さんのイラストが大好きなので行ってきました。


 今回はこれまでに撮りためた写真を一挙公開。私が初めて見た絵から現在に至るまでの亀井桃さん大好き特集をやってみたいと思います。ほとんど私の言葉はありません。でも写真はいっぱいあります。

    *


 初めて亀井桃さんのイラストを見たのは昨年10月に青葉通地下道で開催された少数派のためのマーケットイベント『地下道-3150』です。私も大好きなウラロジ仙台さんの主催によるもので、これ以来、私も自分の生き方に大きく自信を持つことができました。それはSNSを休止している現在でも同じです。


 その後、去年の暮れにフォーラスの「TURN ANOTHER ROUND」で開催された個展も見に行きました。ここで初めて「ああ、亀井桃さんの絵って、こんな感じなんだなあ」ということを認識しました。



 実際のイラストはご覧の通り、非常にポップで可愛らしい絵柄です。ただ、それだけにとどまらず、何か目に見えづらい魅力があるんですよね。ただ可愛らしいだけならフワーッと感じて通り過ぎてしまいますし、強すぎる刺激もいずれ慣れて何も感じなくなってしまうでしょう。そうならず何度見てもそのたび気持ちがときめき心惹かれてしまうのは何か。残念ながら美術が2の私には語る言葉がないので、当時ギャラリーにあった紹介文を丸ごと引用させて頂きます。せーの、ドン!


亀井桃は、器用なバランス感覚に優れている作家です。それは幼少期から続く創作行為によって培われた資質なのかもしれません。ポップさとキュートさの中で展開する自在な毒気のさじ加減が、観るものを惹きつけてやまない要因となっています。そして、日常の一瞬一瞬のきらめきをとらえた人物や事物さえも、躍動感のある表情をたたえ、まるでこの不毛で陰鬱な時代を軽やかに、逞しく生きることを謳歌しているかのようです。


 ……そういうことです。LOVE&DESTROYがテーマなんです。今回のFULLSWING展でも同じ文字がペイントされたバットがありました。個人的には非常に素敵な逸品だと思いました。

 素晴らしい。

 一方で、今回のFULLSWING展を開催した古着屋の店員さんと少しお話しさせて頂いたのですが、最近は「大きな仕事」もドンドンするようになってきたとのことで、こんなポスターも描いていました。宮城県名取市にある日本三稲荷のひとつ竹駒神社の「夏詣」のポスターです。こちらです、はいドン!



 自慢じゃないですがこの絵柄を見て、「あれ? これって亀井桃さんの絵じゃない!?」と気づくことができました(一応ご本人のインスタグラムを見て同じデザインがあることを確認しました)。門眞妙さん、ペロンミさん、亀井桃さんあたりはもう、そのくらい大好きのレベルが上がりました。イエイ。

 なお、亀井桃さんはアンデパンダン展にも出展していました。その時の記事のなかではテキストでしか書いていませんでしたが、素敵なイラストでした。


 そして同日、去年に引き続き開催された青葉通地下道のイベント『地下道-3150』のポスターも描いていました。アンデパンダン展を見に行った後、その足で行ってみたのですが……せっかくなので、去年のものとあえて並べてみます。

 相変わらず可愛いです。なお今年のイベントは小さいお友達がたくさんいて、来年の3月までSNSを休止しようと思っていた私も強行復帰してしまいました(その後、治りきらなかった心が叔母の帰天に伴い悪化し再び休止)。

   *

 そして時は現在この記事を書いている11月29日に戻ります。



 竹駒神社のポスターを見た時、何とかこれを譲ってもらえないか社務所にかけあおうと思ったのですが(未遂)、今回こうして亀井桃さんのイラストを自分の部屋にお迎えすることができて、本当に嬉しく思っています。それを記念して、自分なりにまとめてみましたが……まあ、こんな私ですからね。上手に文章でまとめられないけど、大好きな気持ちはまとめられたかな。また何か、この気持ちを言葉にする機会があればそうしたいと思いますが、個展の主催者側の言葉がすべてではないでしょうか。LOVE & DESTROY !

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